松本市も太平洋側に近い内陸気候です。よく信州はどこも雪深いと誤解されますが、里でも雪深いのは白馬村から長野市あたりを結んだ北部四分の一くらいのエリアだけです。その他は、標高が高いから気温は北海道なみですが、積雪はほとんどありません。県北西部に北アルプスの壁があるので冬型の気圧配置のときは壁の風下の松本、安曇野へは雪雲が少し漏れてくる程度なのです。
イグルスキーは青森や北海道も長く住んだので、日本海側の豪雪暮らしも経験しました。一軒家に好んで住み、積雪時は張り切って雪かきをしました。車の通るところはどうでもいいのですが、歩行者が歩くところを家の前は整備します。両側がお年寄りならその家の前も。
雪かき道具は角スコ一択です
イグルーと同じくブロックをスコップでさくさく切って積み場所に運んで積んでいきます。がばがば適当にやってこぼすより早急に進みます。イグルーじゃないからノコまでは使いません。サイコロブロックの周囲をスコップでさくさく切って、下からすくい上げます。雪質がよければ運んだ先で石垣ならぬ雪垣、イグルーもできます。今回は初日はふわふわ、二日目はグズグズで良くないブロックなので崩れました。
プラスティック製の雪かきは、ふわふわで軽い降り立ての雪を運ぶには良いかもしれないですが、少し経つと雪が硬くなって掬えなくなり重くなって持ち上がらない。角スコは硬い雪にも突っ込めるし、ブロックも大きすぎないから扱いやすい。1980年代までは、山でも角スコで雪洞掘りました。
町を歩けば老人宅や空き家の前だけ雪をかいてなくて歩行者を阻みますから、お隣の老婆宅の前もかいた。昨日は休日で、2キロ先の実家の前もかいた。松本あたりはそう連続して降らないからまだラクだ。放っておけば日向なら三日もすれば融けるからよい。青森は降っている最中からかいてないと手が付けられなくなるので毎日雪かきしたなあ。アパート住まいの人は車の雪をどけるだけだけどね。
今週末から4月まで連続イグルー教室だ。山の上も少しは雪が増えただろうか。今年の積雪期は講習に徹することになった。
左・下界の角スコ、右・昔の山の角スコ
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