年間を通した林業実技講習会で、今週はチェンソーを持って操作したり、バラしておがくず掃除したり、刃の構造を教わって、ヤスリでの目立ての方法を教わる。
伐倒の仕組みを学び、ヤルと危ない禁じ手の理由と傾向を学び、立木という重量物の移動でどのような危険を予測して段取りするかの人類の叡智を学ぶ。ぐったりするほど授業を受けている。
とても楽しい。娘は連日やはり浪人予備校の授業に通って学んできたことを語り、やはり楽しいとのこと。
今週の講習は学びたくて来る講座のメンバーに加え、事業所が危険業務の雇用義務として講習を課されてくる被雇用者たちと合同だ。以前職場で防火管理者になったとき行った、消防署の防火管理責任者講習会での雰囲気を思い出す。毎日チェンソー使わない人だって知っておくべきことはある。
こういう講習のとき、教室の最前列真ん中に座るのを常としている。いつも空いているし、講師の声もよく聞こえるし、図もよく見えるし、良いことばかりだ。要望があればこちらの声も楽に届く。面白い話にうなづいたりすれば相手もやる気を出すのがわかる。娘も同じらしい。マインドが同じでうれしい。開店前のラーメン屋の行列の一番前に割り込んだら怒られるが、授業の席や記者会見の一番前はいつも空いている。遅れていっても開けておいてもらえる。ありがたい。
チェンソー刃の説明をよくノコギリと一緒と説明しますが、建築工具の造作溝切りの三面仕上げカッター / け引きカッター / 胴縁カッターでの"横切り+底さらい"動作(←ノミの使い方と一緒)をチェンソー刃独特の形でおこなっていると説明した方がわかり易いのではと考えています。
最近、オイルタンク内のフィルターが遊動式(燃料フィルターと一緒の仕組み)の他に固定式があると知り手持ちを確認したら1台が固定式でした。
固定式はオイル供給が滞らない持ち方をしないといけないので注意が必要です。
倒木時にガイドバーを挟まれて引っ張らる事の無いようにお互いに気を付けましょう。
基本を教わったのでお話についていけますよ。
ノコギリとノミの説明、良い解説動画でわかりました。逆L字の刃の垂直部分と水平部分の機能の話ですね。もともと両刃鋸の歯もその二種があり、木材の繊維の向きに合わせて使い分けるのですが、今は手動のノコを使って板を切る人がすくないのかな。でも私は両刃鋸の小刀と鑿(ノミ)の例えがわかりました。カッターの例えは使った事があればわかるのでしょうね。
タンク内の吸い込みがプカプカ泳いでいるのも初めてしりました。工夫されていますね。
試合中も正面前列真ん中マインドだったのでしょう。数少ない席なのに、ライバルが少なくてつまらなかったのではないでしょうか。
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