先日、交差点で横断者が右折車に跳ねられて倒れているところに通りかかりました。バイクだったのですぐ降りて、手当てしました。若い男は意識はあるが腰が痛いといいます。他の人が救急車を呼んでいましたが、道路の端で、事故車の陰だし、安全だから動かさない方がよいと倒れたままにしていました。肩を下に横向きで倒れていたので、枕が無いと首が疲れます。私があぐらをかいてふくらはぎを枕にしてもらいました。救急車がくるまでの数分間、彼の頭に手を乗せ体温を伝えました。意識があり、話が出来たので少し話をしたりして。
負傷者の周りにいてなすべき一番のことは手を当て、体温を伝えることではないかと思います。医師でも普通の人でも、昔から人が人にできる簡単で最大限の治療ではないかと思います。子供が怪我をして泣いているとき、災害地で泣きだした人がいたとき、滑落負傷者が生きていたとき、大事なのは体温を伝えることだ、と思いました。
yoneyamaさん、
「手当て」とはよい言葉ですよね。
掌から伝わるぬくもりが、苦しむ人の気持ちを多少なりとでも和らげてくれるのかもしれません。
負傷した方も、yoneyamaさんの気持ちとエネルギーのおすそ分けで心強かったのではないでしょうか?
りかろんさん
怪しい言い方をすれば手のひらパワーですが、物理的に患部を治すことはできません。あくまで弱った人の精神に働きかけて、自分で治してもらうということでしょうかね。
現場ではみな電話を掛けてます。救急車呼ぶのは大事ですがけが人にたいしどうしてよいか分からない人も多いのもあるかもしれません。
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