八ヶ岳縦走（小淵沢-観音平-赤岳-硫黄岳-天狗岳-蓼科山）

2017年07月07日(金) 〜 2017年07月08日(土)

• GPS: 18:54
• 距離: 46.7km
• 登り: 4,681m
• 下り: 4,253m

コースタイム

1日目

• 山行: 9:58
• 休憩: 1:45
• 合計: 11:43

5:43 スタート地点
6:11 6:11 火の見跡
6:17 6:17 観音平口ゲート
6:52 6:53 富士見平
6:54 6:54 延命水
7:00 7:01 観音平
7:25 7:26 雲海
7:44 7:44 押手川
8:24 8:31 編笠山
8:50 9:03 青年小屋
9:18 9:19 のろし場
9:28 9:30 西ギボシ
9:36 9:38 東ギボシ
9:42 9:43 権現小屋
9:46 10:03 権現岳
10:07 10:08 縦走路分岐
10:16 10:17 旭岳
10:30 10:31 ツルネ
10:42 10:43 キレット小屋
11:39 11:42 真教寺尾根分岐
11:44 11:44 竜頭峰
11:48 11:51 赤岳
12:01 12:25 赤岳頂上山荘
12:43 12:43 赤岳天望荘
12:45 12:45 地蔵の頭
12:56 12:56 二十三夜峰
13:01 13:03 日ノ岳
13:08 13:10 石尊峰
13:14 13:15 横岳（三叉峰）
13:20 13:21 無名峰
13:32 13:33 台座ノ頭
13:40 13:41 硫黄岳山荘
13:54 13:54 硫黄岳
14:21 14:21 ヒュッテ夏沢
14:21 14:21 山びこ荘
14:23 14:25 夏沢峠
14:45 14:46 根石山荘
15:02 15:04 根石岳
15:07 15:08 白砂新道入口
15:19 15:23 東天狗岳
15:31 15:31 天狗岳
15:41 15:42 東天狗岳
15:46 15:47 天狗の鼻
16:12 16:13 中山峠
16:27 16:28 中山
17:03 17:05 高見石小屋
17:21 17:22 白駒荘
17:23 17:23 白駒の池
17:26 青苔荘

2日目

• 山行: 6:31
• 休憩: 0:40
• 合計: 7:11

5:50 青苔荘
5:57 5:57 白駒の池 駐車場
6:06 6:07 茶水の池
6:14 6:15 大石峠
6:26 6:26 中小場
6:49 6:50 縞枯茶臼鞍部
6:59 6:59 縞枯山 展望台
7:14 7:15 縞枯山
7:28 7:28 雨池峠
7:36 7:36 雨池山
8:14 8:16 三ッ岳
8:29 8:29 三ツ岳分岐
8:35 8:45 北横岳ヒュッテ
8:52 8:54 北横岳（南峰）
8:55 8:56 北横岳
9:30 9:33 亀甲池
9:41 9:41 天祥寺原
9:49 9:50 天祥寺原・将軍平分岐
10:39 10:40 蓼科山荘
10:59 10:59 蓼科山頂ヒュッテ
11:01 11:15 蓼科山
11:49 11:50 幸徳平
11:57 11:57 標高2110m標識
12:24 12:25 女ノ神茶屋・蓼科山登山口
12:54 12:54 親湯
13:01 ゴール地点

天候

晴れ/曇り/霧/晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

行き：高速バス　大阪茨木IC（10:22）-小淵沢IC（5:43）
帰り：路線バス　プール平（15:01）-JR茅野駅（15:37）
　　　電車　　　普通　茅野（16:08）-塩尻（16:35）
　　　　　　　　ワイドビューしなの　塩尻（17:03）-名古屋（19:05）
　　　　　　　　新幹線のぞみ　名古屋(19:13）-新大阪（20:03）

コース状況／危険箇所等

南八ヶ岳は全体的に岩稜帯。権現岳-赤岳は鎖や梯子も多数あり。
落石のリスクもあるためヘルメットは装備した方が良いでしょう。
北八ヶ岳はピーク付近を除きほぼガレ場かつ苔の群生地でもあるためしっとりした森のトレイルです。今回は常に小雨がちらつく天気ということもありかなりスリッピーでした。
私も十分注意してはいたものの3度ほど足首をグネッてヒヤッとしました。（テーピングに助けられました）
焦って下山するようなことがあれば大けがをする可能性もあるので余裕を持った計画が重要だと思います。

その他周辺情報

山小屋や、エスケープルートもたくさんあります。道案内もしっかりしているためよほどの間違いをしない限り安全に登れるともいます。

写真

7/7 5:42

小淵沢IC到着！
降りてすぐ右手のコンビニで朝食、水を調達可能。

7/7 6:17

観音平までの林道。ランがきもちいぃ。

7/7 6:52

富士見平から南アルプスが一望。

7/7 8:25

網笠山頂上。権現岳、赤岳待ってろよ！

7/7 8:34

網笠山から青年小屋&権現岳。

7/7 8:43

青年小屋到着。やばいガスってきた。
赤岳までは雨が降る前に着いときたいな。

7/7 9:44

権現岳山頂。せまっ！定員1名。

7/7 10:10

権現岳から赤岳の間のロング梯子。
高度感ありまくり。

7/7 11:24

赤岳山頂ガスってきたけど焦るなかれ。
焦って登れるほど赤岳は甘くない。

7/7 11:48

やったー。山頂到着。

7/7 13:23

えっ！これ降りるの。

7/7 14:05

硫黄岳到着。
奇跡的に爆裂火口だけ霧がはれた。

7/7 14:42

根石岳まであと少し。天気回復か？

7/7 15:32

西天狗岳到着。またガスが・・・。
東天狗岳は全く見えず。
赤い天狗が現れた？？

7/7 18:17

1日目のゴール。白駒池到着。
予定よりも少し遅れたけど無事が何より。

7/7 18:20

疲れてるからツェルトでもグッスリでしょう。

7/7 18:21

7/8 5:17

白駒池周辺。森が苔が心に滲みる。

7/8 5:47

2日目の朝。
快晴！白駒池が美しすぎる。

7/8 6:08

苔の森を抜けて北八ヶ岳縦走じゃ。

7/8 6:25

茶臼山から南八ヶ岳。
昨日は東天狗から見えなかった西天狗もくっきり。

7/8 8:02

三ツ岳（Ⅱ峰）。かなり嶮しい。
気をぬくと危ないぞ。

7/8 8:52

北横岳より南八ヶ岳一望。
昨日からあれを全部歩いてきたんだな。
そら足も重いわ！

7/8 8:53

やっと見えたぞ蓼科山。
ゴールを視界に捉えて足もふっかーっつ！

7/8 9:30

亀甲池到着。
しずかです。

7/8 9:35

蓼科山へのロード。
諏訪富士に相応しい美しい円錐形。

7/8 11:01

蓼科山山頂。
ガス・ガス・ガレ・ガレ。

7/8 12:51

蓼科温泉まで走って下山。
大滝からの風が爽やか。

7/8 13:03

最終ゴール。蓼科温泉プール平の共同浴場。
温泉で疲れた体が癒されます。

撮影機器：

iPhone 6 Apple

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 防寒着(nano puff/pata) 雨具(triumph jacket/TNF) 日よけ帽子 着替え 靴( trail taron275GTX/inov8) ザック(FP25/TNF） 行動食 非常食 調理用食材 飲料 ハイドレーション ガスカートリッジ コンロ(amicus/soto) コッヘル(titanium500/evernew) 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ(icon/BD) GPS(iphone+field access) ファーストエイドキット 常備薬 保険証 携帯 時計(ambit3 sport/suunt) サングラス タオル ツェルト(ツェルト1/finetrack) ストック(TL-120ADJ/helinox) ナイフ カメラ テントマット(ULコンフォート150/montbell) シェラフ(escape Bivvy/sol)

感想

k_teramoto

1週間前より断続的な降雨だったため路面状況に不安があったのですが全体的には思ったよりはしっかりしていました。
当日の降雨についても降ったり止んだりと不安定ではあったのですが、幸いにも一番危険な南八ヶ岳、権現岳から赤岳の岩稜帯までは天気も粘ってくれたので安全に通過することができました。
計画に際してコースタイムはこれまでの山行の記録を参考にしたのですが、予想以上に走ることはできませんでした。特に北八ヶ岳の中山や北横岳あたりは少しは走れると思っていました。
今回の旅では計画段階から装備、実際の登攀技術に至るまで貴重な経験を積むことができました。
これから北アルプス、南アルプスにチャレンジするにあたり思った以上にいい勉強ができました。