蝶〜常念〜大天井〜槍、まだ踏まぬ道をつなぐ旅、ソロテンで行く夢の4日間
- GPS
- 76:30
- 距離
- 50.8km
- 登り
- 3,367m
- 下り
- 3,355m
コースタイム
上高地 6:20
明神 7:00
徳沢 7:40
横尾 8:35〜50
蝶・常念分岐 12:10〜12:30
蝶が岳ヒュッテ 13:00
19日(日)
蝶ヶ岳ヒュッテ 5:25
蝶槍 6:05
常念岳山頂 9:20〜9:30
常念小屋 10:20〜10:30
大天荘 13:55
20日(月)
大天荘 5:40
大天井ヒュッテ 6:10〜6:20
赤岩山 7:30
西岳 8:25〜8:30
西岳ヒュッテ 8:40〜8:55
水俣乗越 9:50
ヒュッテ大槍 11:50〜12〜05
槍ヶ岳山荘 12:55〜13:05
殺生 13:30
天狗原分岐 14:35
水俣分岐 15:13
ババ平 15:33
21日(火)
ババ平 6:15
槍沢ロッジ 6:35
横尾 7:50〜7:55
徳沢 8:45〜9:00
明神 9:55〜10:00
上高地バスT 10:50
天候 | 一日目 晴れのちガス、遠く雷 二日目 ガスのち晴れ、午後ガス 三日目 快晴 四日目 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ゲート式で24時間ごとに500円 万札、五千円札は使えませんので出るとき要注意 バス停はゲートを出たすぐのところ 上高地まで片道1200円 往復だと2000円です。 乗合タクシーもたくさん待っていますが、バスは20分おきに発車しますし往復するならバスのほうがお得です。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
上高地〜横尾 梓川沿いのフラットな道。 長くて疲れますが、程よく小屋が現れますので休憩できます。 横尾〜蝶 横尾山荘を槍ヶ岳方面に進むとすぐに分岐があります。 丸太の階段や梯子が続く急登ですが、時折左側に槍方面が望めホッとします。 樹林帯ですが、うっそうとした感じはあまりなく、気持ちよく歩けました。 登る人は少なく、下りに利用される方が多いようです。 森林限界を過ぎるとすぐ尾根で、蝶・常念分岐の道標があります。 分岐から蝶ケ岳ヒュッテ 緩やかな広い稜線の道です。 テント場は小屋のすぐ先。避雷針あり。 水1リットル150円。 頂上はテント場より少し登ったところです。展望良好。 蝶〜常念岳 蝶槍までは広く緩やかな尾根上 そのあとは樹林帯を下ったり登ったり・・・ 最後にガッツリ常念の登りになります。 結構体力使います。 常念小屋まではガレ場の下り。浮石注意。 常念小屋〜大天井 小屋からしばらく低樹林帯の登り。 登り終えると、横通岳を巻く展望の良い道。 東天井手前まではいったん下って、また登り返しになります。 東天井から大天井まではゆるゆる登りのある割合フラットなコースです。 大天井のテント場は見晴らしがよくペグもよく入り、設営用の石も豊富にあります。 水は1リットル200円でした。 大天井から西岳 大天井ヒュッテまでは大天井岳を巻くガレの下り道。 ヒュッテからしばらくは樹林帯のトラバース道。 草がついているので、危険感がありませんが、意外と左側切れていますので注意のこと。 ビックリ平で大展望が開けます。 赤岩岳に近づくと常念岳方面の展望が開け、その向こうには富士山が望めます。 お花も多く癒される道でした。 ヒュッテ西岳手前に、西岳山頂への分岐がありますので、ザックをデポして先に西岳に登りましょう。これから行く東鎌尾根の全貌が見えてきます。 西岳〜槍ヶ岳 ヒュッテを出ると、すぐに鎖付のトラバース。そのあと梯子でガンガン下っていきます。 ストックは邪魔になるので、ヒュッテでたたんでザックにつけておきましょう。 一度軽く登り返して下ると、水俣乗越です。 悪天候の場合などは、ここでエスケープしましょう。 水俣乗越から先は100mごとにペンキで残りの距離が表示されますので、励みになります。梯子のアップダウンが多いハードな道ですが、さほどの危険感は無い道でした。 ヒュッテ大槍まであと10分という看板を見つけてホッとしますが・・・ この10分がハードな登りで、とても遠く感じました(笑) ヒュッテ大槍からは、もうすぐそこに槍ヶ岳が見えます。 あと少し、険しい岩といくつかの梯子がありますので、気を抜かずに進みましょう。 槍直下は落石注意。 槍ヶ岳〜ババ平 急激なくだりが続きますので膝故障に注意。 軽快に下れば、コースタイムはかなり縮められます。 ババ平テント場は水、トイレあり。 このコースで初めて、水が使いたい放題です。 地面は固くペグはなかなか入りませんでした。 だけど、風が吹くことはまず無い場所なので、手抜き張りをしても大丈夫かと・・・ 石はたくさんありました。 ババ平〜横尾 緩やかな下りの道です。 朝は登ってくる人のほうが多いのですれ違いでかなり時間食いますね・・・。 横尾〜上高地 お財布さえあれば何とかなる観光ロードです。 美味しいものいっぱいですよ〜〜〜 |
予約できる山小屋 |
蝶ヶ岳ヒュッテ
|
写真
感想
北アルプスの主要縦走路。
登山歴も結構長くなった私はほとんどの道を歩いている。
だけど、途切れている部分がある!!
ここ、以前から気になっていた。
常念岳〜大天井間
常念から横通までは常念にテントを張ったときサブザックでお散歩に出かけている。
また、大天井から東天井までも大天井テントの時お散歩に行っている。
東天井から横通までのわずかな区間が未踏破なのだ。
さらに、大天井ヒュッテから槍までの喜作・東鎌尾根も未踏破。
気になる、気になる、つなげたい!!
そうだ、つなげに行こう。
これが今回の山行の目的。
幸い、4日間も夏休みをもらった。
ゆっくり行っても行けるじゃない。
さあ、行くぞ!!
すべてのルートを結ぶのだ!!
ついでに、どうせ一人だ。
自由気ままにテントで行こう。
よ〜〜し、決まった、レッツゴー
出発前の金曜日。長野は豪雨と雷だった。
これは土曜もまずいかもしれない。同じ気圧配置の予報だもの。
土曜日の行程の予定は、上高地から常念。
尾根歩きヤバいかもしれないな。
でも、とりあえず出かけよう。
だめなら横尾泊でもいいじゃない。
深夜に沢渡について車中泊した。
雨は降らなかった。
朝起きると、霧だったがその上には青空が広がっているようだ。
よーし、スタート。
横尾に着いても晴れていた。
蝶へ登り始める。
槍見台から見た槍には雲がついていた。
先へ進む。
ゴロゴロゴロ・・・雷の音だ・・・
ヤバいなあ・・・・
そうしているうちに蝶・常念の分岐に着いた。
12時・・・16時には常念のテント場に着けるはず・・・
しかし、槍方向、不穏な雲がまとわりついている。
雷の音も近づいているような・・・
悩んだ・・・蝶だけにチョー悩んだ・・・。
だけど、冷静に考えてみよう。
山は逃げない。
さらに、今回日程に若干の余裕がある。
こんなところで命をかける必要はないだろう。
荷物を担いで、足を蝶のテン場に向けた。
うんうん、今日は蝶でも悪くはないじゃん。
そう思った私をあざ笑うかのように、蝶に向かうにしたがって天気は回復傾向を見せた。
でも、もう引き返すわけにはいかない。
蝶にテントを張る。
テントの入口は風下に向けるのがセオリー。
でも、かまうもんか、私のセオリーは景色のいいほうにテントの入口を向けること。
そのために買った、横開きのVL11である。
安曇野を見下ろす眺めのいい方向に入口を向けてテントを張った。
うんうん、なかなかベストポジションである。
そして蝶山頂に登る。
蝶には雨は降っていない。
でも、槍には不穏な雲がまとわりついていた。
稲光も見え、そのうち何本かの稲妻が東鎌尾根に落ちるのが見えた。
この時は知らなかったが、この日東鎌尾根で一人落雷のため亡くなったとのこと。
私が見た稲妻のうちの一つだったのかもしれない。
ご冥福をお祈りします。
でもこんな日に東鎌歩かなくてもよかったのに・・・・
その後、常念にも不穏な雲が張り付いたが、幸い蝶は雨に降られることは無かった。
朝、起きると、ガスの中だった。
でも明るい感じのガスで、うっすらと太陽も見えた。
常念、そして大天井に向かおう。
強風の中テントをたたんで、歩き始める。
昨日の分岐を過ぎるころ、槍穂方面にブロッケンが出現した。
間もなく、ブロッケンの上の霧がサ〜〜と晴れ槍穂が姿を現した。
ブロッケンとともに歩く槍穂の見える稜線。
すごい、すごすぎるよこの風景。
昨日の雷は、私にこの風景を見せるための神様のプレセントだったのか・・・
そう思わせるような、ものすごい風景だった。
ザックを背負ったブロッケンがずっと私の横をついてくるんだよ。
アリか??こんな風景。
やがて、ブロッケンを映し出していたガスが消失し、見事な快晴の稜線となった。
道は樹林帯に入っていくが、何とも気持ちのいい気分でいっぱいだった。
3ピークほど登り返しを繰り返し、常念の登りに取りついた。
きつい登りだった。
だけど、ついに常念のピークを踏んだ。
ガスが来始めたはいたが、感動の風景だった。
そして、下る。
ガレガレの下り道。
これも結構きつかった。
中ほどまで下ったところ、突然下から「○○さん?」と名前を呼ばれた。
思わず「誰?」と問い返したが、こんなところで本名呼んでくる人なんて大体決まってる。
この前北岳でも出会ったMさんだった。
彼女もソロテントであちこち回る豪傑である。
彼女のブログ、よかったらご覧ください。
http://alpstentlife.at.webry.info/
やる気の女は強いわよ(笑)
常念小屋にたどり着くころ、残念ながらガスが来た。
さて、まだここから大天井まで行かねばならない。
出来れば、西岳まで行きたいところだが、いけるかなあ??
少し休んでスタートした。
ここから先、やっと今回の目的「まだ踏まぬルート」に入り込むことになる。
ワクワクドキドキで歩き始めた。
しばらくは低樹林帯の登りだが、すぐに横通しのまき道に出た。
サクサク進んで、ついに未踏のルートに突入。
なんだか、幸せだったな〜〜〜
そうして、ついに大天井に着いた。
2時前。西岳まで・・・微妙・・・
だけど、雨が降ってきそう。
ここでやめよう。
テントを張って、くつろぎ体制になったところで本格的な雨になった。
よかった。西岳を目指していたらカッパ山行になるところだった。
少し寒いので、温かいラーメンを作って食べ終えるころ、雨が上がったので山頂を踏みに行く。山頂で日が落ちて、下りは暗くなってしまった。
なんか私、大天井に来るとこのパターン繰り返している。
前来た時は、東天井であまりの景色に見とれてしまい、戻る途中でしっかり日が暮れて・・・
でも、あの時見た、槍の穂先から真っ直ぐに立ち上がる天の川の輝きをいまだに忘れることは出来ない。ビバ大天井。
ぐっすり眠りこみ、朝、テントを開けると、そこには快晴の風景が広がっていた。
東鎌に向かう。
初めての道。
槍が見える。なんだかうれしい。
あそこまで行くんだ。モチベーションがガンガン上がる。
決して楽な道ではない。
でも、この幸福感、伝えられるだろうか。
途中
「私は10年前に脳梗塞になって、リハビリがてらゆっくり山を登っているんですよ」という方と行き会った。
「なんでこんなしんどい思いまでして、こんなところに来るんでしょうね?」という彼の問いかけに「それに見合うものがあるからじゃない?」と答えて先に進んだ。
彼や、レコのhagureさんや北岳の塩沢さんのような人に出会うと本当に勇気をもらう。
山って素晴らしいね。
本当に素敵な風景だった。
始終目指す槍が見える。
遠く富士山も見えた。
こんな日にここを歩ける・・・なんて幸福なんだろう。
西岳ヒュッテを過ぎて、東鎌。
階段や梯子でアップダウンを繰り返す道だったが、思ったほどの危険はなかった。
重い荷物も気にならないほどの幸福感。
そして槍に到着する。
その頃とうとう、ガスが来てしまった。
槍の穂先はガスの中。
穂先には何度も登っている。
あさっては早出の11時間勤務。
明日楽をするために、穂先は割愛してババ平まで降りることに決め、下り始めた。
本当は槍のテント場で朝を迎えたかった。
でも、これ以上の贅沢は望むまい。
最高の山行だった。
4日間の夢をありがとう。
何のトラブルもなく歩かせてくれてありがとう。
素晴らしい風景を見せてくれてありがとう。
神様なんて信じていない私だけど、
何か大きな力を感じずにいられない4日間だった。
山って本当に素晴らしい。
こんな風景にまた出会いたい。
ねえ、山よ、
また、来てもいいかな??
こんにちわ、tekutekugoさんのレコを見せていただくと、いつも元気をいただきます
何度も歩いているコース、何度も踏んでるピーク・・
槍、未踏。常念は曇りの私には、うらやましい限りです
今日8時半頃、hagureさんから メールが来て、「いまだよ。羊蹄山山頂だよ」って
北海道 頑張っていますね
初めましてこんにちは。
二日目に常念岳と蝶槍の間ですれ違っているようですね。
たぶん常念岳の下りきった樹林帯の手前あたりで、私が下るのを少し待って頂いた方でしょうか。私は緑のサンバイザー(帽子?)を被って濃紺のTシャツ+アームウォーマーの格好でした。
この日は星空も綺麗で、午前中も天気が良く景色が素晴らしかったですね。 もっとも蝶ヶ岳に着いた頃には雲が出てしまいましたが・・・。
翌日以降も好天が続いたようでウラヤマシイ限りです。
またどこかでお会い出来ることを楽しみにしています。
担々麺の具もおいしい
コース説明がわかりやすくて、とても助かります。
まだ槍に登ったことがないのですが、行くなら東鎌か西鎌。いいなぁと思ってます。
山歩いていて、槍が見えると、チョーうれしいです
レコ見ながら自分の夏休みも思い出して、わくわくしました!
また次の山がtekutekugoさんを待ってますよ
tekutekugoさんこんばんは
ソロでテントで3泊ですか
さすがでございます
未だに小屋泊もしたことないので、今年中にまずは1泊山行をしてみようと思ってはいるのですがなかなかその一歩が踏み出せないです
tekutekugoさんが次に行く山が楽しみです
私は天気が良ければ明日は近場ですが笠取山に行ってこようと思ってます
あっさりと槍をパスしてしまうところがteku姐さんって感じでしょうか?
プロモンテではなくダンロップ、いいですね。
でも今年からVSになってVLは無くなってしまったんです。
か〜るく、サクサクと周回、レコは安心して読むことができました、お疲れさまでした!
ぴかちゃん、いいともありがとう
そんじゃ今週末も頑張って歩いてこようかな〜〜
hagureさん、ホント頑張ってますね。
お土産話楽しみだな〜〜
早く帰ってこないかな〜〜〜
書き込みありがとう
そうそう、下ってくる人を待つというのを口実に
何度も休憩モードに入ってました。
あの辺、きつかったな〜〜〜
そこを走り抜けるなんて
すごすぎですよ〜〜
丹沢?縦走?
頑張ってくださいね〜〜〜
私もスイカ持って行こうかな
快速娘がどこへ行ったのか・・・
すごーく楽しみ。
いいお天気で良かったよね
美味しいごはん模索中です。
今回はちらしずしが一番おいしかった
今週末はダンナプランニング。
まだ、どこ行くか決まってないみたい・・・
Chilicaさんみたいな、強脚の持ち主を秩父奥多摩でくすぶらせておくのはもったいないと思うの
そんなとこは冬に取っておいて
アルプスデビューしようよ。
燕山荘とか、北穂小屋とか、とってもお勧めですよ。
点を狙う旅じゃなく、線をつなぐ旅だから、ピークは別にいいの・・・
なんちゃって、実はもうきつかったんだよね〜〜
だけど、晴れてたら意地でも登ったと思いますよ。
VL無くなったんですか
VSって快速娘が使ってるやつでしょう?
私、オレンジ星人だから赤はイヤなの。
みかん色のテント所望。
こんにちは。コースも天気 も最高でしたね〜
パワフルな登山とメルヘンロードを見せて頂き有り難うございます。
私も槍に行きたいと思いながらコースを検討していましたが、燕岳〜大天井〜槍が良いと聞きますが、このコースもスゴイですね。車で行くと登るルートと帰るルートを悩みますが、大変参考になりました。
槍から西穂には抜けなかったですね〜 (冗談)
私の場合は3日で行けるベストルートを模索しています。
それと「つめかえ君」とは素晴らしい
あれ入るもんですね。パクらせて頂きます。
槍へのルートで一番好きかもしれません。
大キレ経由もいいですが、なんか東鎌尾根はほっこり(?)しますよね。え?しないですか?
ウチのテントもダンロップです
最近はステラリッジに浮気してましたが、今回軽量化のために久々に使ってみました。
プロモンテなんて可愛い名前になっちゃいましたね〜。
そしてウチの妻も、西岳のハーゲンダッツはお気に入りです。表銀座〜東鎌尾根は、好きすぎて(あと、車回収代をケチって←こちらが本音)ピストンもしました
西穂はムリでも、ホントは初日のロスがなければ大キレットは行くつもりだったの。
でも、もし強行してたら、ガスの中の東鎌歩くことになってた。
結果オーライ
今回は東鎌が目的だったから、東鎌が晴れててうれしい
つめかえ君は、ある種違法商品だからお店では買えない。
ネットで買えるから調べてみてね。
とても便利ですよ。
山で食べるアイスはなんであんなに美味しいんだろう
疲れて食欲無くなってもアイスなら入るもんね。
ハーゲンダッツ、普段の生活の中ではぜいたく品でなかなか買わないけど、山でなら飛びついちゃう。
500円は安いと思う
そうね、東鎌ほっこり(えっ?)
槍沢ルートは頑張って歩く感じ。
飛騨沢からはお花畑ロード
西鎌はまあるいメルヘン街道。
キレット越えはチャレンジコース。
それぞれ素敵だね〜〜〜
あらら、私も北鎌以外は全部いってるじゃない
車で周回は困るのよね〜〜
今回苦労してきました。
レコあげたら見てくださいね〜〜
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する