ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 220495
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

3,000m快晴の稜線歩き〜大キレットへ

2012年08月26日(日) 〜 2012年08月28日(火)
情報量の目安: S
都道府県 長野県 岐阜県
 - 拍手
GPS
53:00
距離
39.7km
登り
2,474m
下り
2,471m

コースタイム

8/26 5:00明神→6:20横尾→7:55槍沢ロッジ→8:40ババ平→13:30槍ヶ岳山荘
8/27 5:15槍ヶ岳山荘→7:45〜8:30南岳小屋→12:00〜13:15北穂高小屋→15:30涸沢小屋
8/28 5:45涸沢小屋→7:00本谷橋→8:00横尾→10:30上高地
天候 3日間とも快晴!
過去天気図(気象庁) 2012年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
新宿(スーパーあずさ)→松本→新島々→上高地BT
上高地BT→新島々→松本(スーパーあずさ)→新宿
予約できる山小屋
横尾山荘
2012年08月30日 17:02撮影 by  DSC-W350, SONY
1
8/30 17:02
2012年08月29日 17:56撮影 by  DSC-W350, SONY
8/29 17:56
横尾到着
2012年08月29日 17:56撮影 by  DSC-W350, SONY
8/29 17:56
横尾到着
横尾谷はまだ薄暗く
2012年08月29日 17:56撮影 by  DSC-W350, SONY
8/29 17:56
横尾谷はまだ薄暗く
2012年08月30日 17:02撮影 by  DSC-W350, SONY
2
8/30 17:02
こちら一の俣
2012年08月29日 18:48撮影 by  DSC-W350, SONY
8/29 18:48
こちら一の俣
2012年08月30日 17:02撮影 by  DSC-W350, SONY
8/30 17:02
二の俣
2012年08月30日 17:02撮影 by  DSC-W350, SONY
8/30 17:02
二の俣
岩魚ウォッチングしながら
槍沢を登る。
2012年08月29日 18:48撮影 by  DSC-W350, SONY
8/29 18:48
岩魚ウォッチングしながら
槍沢を登る。
槍沢ロッジで朝食。
2012年08月29日 18:49撮影 by  DSC-W350, SONY
1
8/29 18:49
槍沢ロッジで朝食。
まだ先は長い!
一旦穂先を拝んでおこう。
2012年08月30日 16:56撮影 by  DSC-W350, SONY
1
8/30 16:56
まだ先は長い!
一旦穂先を拝んでおこう。
暑い!暑い!
けど、秋の気配が・・・
2012年08月30日 16:56撮影 by  DSC-W350, SONY
2
8/30 16:56
暑い!暑い!
けど、秋の気配が・・・
ここにも・・・
2012年08月30日 16:55撮影 by  DSC-W350, SONY
1
8/30 16:55
ここにも・・・
8:45ババ平到着
幾つかのパーティが北鎌尾根に入っているようです。
2012年08月30日 16:55撮影 by  DSC-W350, SONY
1
8/30 16:55
8:45ババ平到着
幾つかのパーティが北鎌尾根に入っているようです。
涼を感じながら。
昨年より雪は多いのかな
2012年08月30日 16:55撮影 by  DSC-W350, SONY
8/30 16:55
涼を感じながら。
昨年より雪は多いのかな
槍沢をただひたすら登る。
大曲りをすぎても槍はまだまだ見えてこない。
2012年08月30日 16:54撮影 by  DSC-W350, SONY
2
8/30 16:54
槍沢をただひたすら登る。
大曲りをすぎても槍はまだまだ見えてこない。
天狗原分岐
2012年08月30日 16:53撮影 by  DSC-W350, SONY
8/30 16:53
天狗原分岐
ようやく穂先が
見えてきた!
2012年08月30日 16:53撮影 by  DSC-W350, SONY
8/30 16:53
ようやく穂先が
見えてきた!
そして、うれしい水場!!
ここで小休止
2012年08月30日 16:53撮影 by  DSC-W350, SONY
3
8/30 16:53
そして、うれしい水場!!
ここで小休止
近づいているようで
なかなか近づかない
2012年08月30日 16:52撮影 by  DSC-W350, SONY
1
8/30 16:52
近づいているようで
なかなか近づかない
13:30槍の肩に到着。
2012年08月30日 16:51撮影 by  DSC-W350, SONY
8/30 16:51
13:30槍の肩に到着。
穂先は団体さん達で混み合っているようなので・・
先ずは感謝のひとり乾杯!
2012年08月30日 16:51撮影 by  DSC-W350, SONY
3
8/30 16:51
穂先は団体さん達で混み合っているようなので・・
先ずは感謝のひとり乾杯!
軽い昼寝のあと・・・
16:00穂先が空いたようなので
2012年08月30日 16:51撮影 by  DSC-W350, SONY
8/30 16:51
軽い昼寝のあと・・・
16:00穂先が空いたようなので
山頂に向かいます。
2012年08月30日 16:51撮影 by  DSC-W350, SONY
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8/30 16:51
山頂に向かいます。
一万尺の小槍!
2012年08月30日 16:50撮影 by  DSC-W350, SONY
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8/30 16:50
一万尺の小槍!
ほとんどが下りの人たちです。
2012年08月30日 16:50撮影 by  DSC-W350, SONY
8/30 16:50
ほとんどが下りの人たちです。
固定されてなさそうな三角点。
標高点扱いの3,190m
2012年08月30日 16:50撮影 by  DSC-W350, SONY
2
8/30 16:50
固定されてなさそうな三角点。
標高点扱いの3,190m
1座目は日本第5位
槍ヶ岳3,190m
2012年08月30日 16:49撮影 by  DSC-W350, SONY
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8/30 16:49
1座目は日本第5位
槍ヶ岳3,190m
2012年08月30日 16:49撮影 by  DSC-W350, SONY
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8/30 16:49
2012年08月30日 16:48撮影 by  DSC-W350, SONY
8/30 16:48
空中散歩だ!
山荘の石垣から-
2012年08月30日 16:48撮影 by  DSC-W350, SONY
3
8/30 16:48
空中散歩だ!
山荘の石垣から-
翌朝。
遠く浅間山の脇から御来光
快晴!
2012年08月30日 16:47撮影 by  DSC-W350, SONY
1
8/30 16:47
翌朝。
遠く浅間山の脇から御来光
快晴!
赤く染まる大喰岳
2012年08月30日 16:46撮影 by  DSC-W350, SONY
1
8/30 16:46
赤く染まる大喰岳
笠ケ岳の右、遠くの水平線には槍ヶ岳の影
2012年08月30日 16:45撮影 by  DSC-W350, SONY
2
8/30 16:45
笠ケ岳の右、遠くの水平線には槍ヶ岳の影
テント場脇を飛騨乗越へ下る
2012年08月30日 16:45撮影 by  DSC-W350, SONY
1
8/30 16:45
テント場脇を飛騨乗越へ下る
ここは日本一標高の高い “峠” 飛騨乗越
2012年08月30日 16:44撮影 by  DSC-W350, SONY
8/30 16:44
ここは日本一標高の高い “峠” 飛騨乗越
槍の影は笠ケ岳の山体にかかる
2012年08月30日 16:44撮影 by  DSC-W350, SONY
2
8/30 16:44
槍の影は笠ケ岳の山体にかかる
2座目は日本第10位の
大喰岳3,101m
2012年08月30日 16:44撮影 by  DSC-W350, SONY
8/30 16:44
2座目は日本第10位の
大喰岳3,101m
遠く富士山と南アルプス
2012年08月30日 16:44撮影 by  DSC-W350, SONY
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8/30 16:44
遠く富士山と南アルプス
中岳を望む
2012年08月30日 16:43撮影 by  DSC-W350, SONY
8/30 16:43
中岳を望む
3座目は日本第12位の
中岳3,084m
2012年08月30日 16:41撮影 by  DSC-W350, SONY
3
8/30 16:41
3座目は日本第12位の
中岳3,084m
2012年08月30日 16:41撮影 by  DSC-W350, SONY
8/30 16:41
2012年08月30日 16:40撮影 by  DSC-W350, SONY
8/30 16:40
振り返って中岳と槍!
気持ちのいい3,000mの
稜線歩き
2012年08月30日 16:40撮影 by  DSC-W350, SONY
2
8/30 16:40
振り返って中岳と槍!
気持ちのいい3,000mの
稜線歩き
天狗原分岐
2012年08月30日 16:40撮影 by  DSC-W350, SONY
8/30 16:40
天狗原分岐
また振り返って槍
2012年08月30日 16:40撮影 by  DSC-W350, SONY
2
8/30 16:40
また振り返って槍
そして南岳
4座目は日本第17位の
3,032m
2012年08月30日 16:39撮影 by  DSC-W350, SONY
2
8/30 16:39
そして南岳
4座目は日本第17位の
3,032m
2012年08月30日 16:39撮影 by  DSC-W350, SONY
8/30 16:39
南岳小屋いいところだなあ
アルファ米で朝食。
2012年08月30日 16:39撮影 by  DSC-W350, SONY
2
8/30 16:39
南岳小屋いいところだなあ
アルファ米で朝食。
天候と体調を考慮して
気持ちを引き締めて
いざ大キレットへ
2012年08月30日 16:39撮影 by  DSC-W350, SONY
8/30 16:39
天候と体調を考慮して
気持ちを引き締めて
いざ大キレットへ
獅子鼻展望台へ
2012年08月30日 16:39撮影 by  DSC-W350, SONY
8/30 16:39
獅子鼻展望台へ
獅子鼻展望台から
2012年08月30日 16:39撮影 by  DSC-W350, SONY
4
8/30 16:39
獅子鼻展望台から
獅子鼻展望台
遠く富士山を望む
2012年08月30日 16:38撮影 by  DSC-W350, SONY
5
8/30 16:38
獅子鼻展望台
遠く富士山を望む
いよいよ憧れの大キレットに踏み入ります。
2012年08月30日 16:37撮影 by  DSC-W350, SONY
2
8/30 16:37
いよいよ憧れの大キレットに踏み入ります。
下ります
2012年08月30日 16:37撮影 by  DSC-W350, SONY
1
8/30 16:37
下ります
さらに下ります
2012年08月30日 16:36撮影 by  DSC-W350, SONY
1
8/30 16:36
さらに下ります
2012年08月30日 16:36撮影 by  DSC-W350, SONY
8/30 16:36
2012年08月30日 16:36撮影 by  DSC-W350, SONY
1
8/30 16:36
2012年08月30日 16:36撮影 by  DSC-W350, SONY
8/30 16:36
2012年08月30日 16:33撮影 by  DSC-W350, SONY
1
8/30 16:33
長谷川ピークへ
2012年08月30日 16:33撮影 by  DSC-W350, SONY
8/30 16:33
長谷川ピークへ
2012年08月30日 16:33撮影 by  DSC-W350, SONY
1
8/30 16:33
2012年08月30日 16:32撮影 by  DSC-W350, SONY
8/30 16:32
長谷川ピーク
2012年08月30日 16:32撮影 by  DSC-W350, SONY
1
8/30 16:32
長谷川ピーク
2012年08月30日 16:32撮影 by  DSC-W350, SONY
8/30 16:32
2012年08月30日 16:32撮影 by  DSC-W350, SONY
6
8/30 16:32
2012年08月30日 16:32撮影 by  DSC-W350, SONY
2
8/30 16:32
2012年08月30日 16:32撮影 by  DSC-W350, SONY
8/30 16:32
2012年08月30日 16:31撮影 by  DSC-W350, SONY
1
8/30 16:31
県境を跨いで
こちらは飛騨側
2012年08月30日 16:31撮影 by  DSC-W350, SONY
2
8/30 16:31
県境を跨いで
こちらは飛騨側
2012年08月30日 16:31撮影 by  DSC-W350, SONY
1
8/30 16:31
A沢のコルで小休止
ここを登り返すのか
上から「ラ〜ク!ラ〜ク!」の声が
2012年08月30日 16:31撮影 by  DSC-W350, SONY
1
8/30 16:31
A沢のコルで小休止
ここを登り返すのか
上から「ラ〜ク!ラ〜ク!」の声が
2012年08月30日 16:31撮影 by  DSC-W350, SONY
8/30 16:31
振り返って長谷川ピーク
2012年08月30日 16:30撮影 by  DSC-W350, SONY
1
8/30 16:30
振り返って長谷川ピーク
越えてきたHピークを望む
2012年08月30日 16:30撮影 by  DSC-W350, SONY
4
8/30 16:30
越えてきたHピークを望む
そして飛騨泣き
落石を避けたいので
前後の間隔調整したら
2012年08月30日 16:29撮影 by  DSC-W350, SONY
3
8/30 16:29
そして飛騨泣き
落石を避けたいので
前後の間隔調整したら
誰もいません
2012年08月30日 16:29撮影 by  DSC-W350, SONY
2
8/30 16:29
誰もいません
2012年08月30日 16:29撮影 by  DSC-W350, SONY
8/30 16:29
この先の登りで
多少渋滞のようなので
間隔を調整します。
2012年08月30日 16:29撮影 by  DSC-W350, SONY
2
8/30 16:29
この先の登りで
多少渋滞のようなので
間隔を調整します。
ステップに足を乗せて撮ってみた
高度感が伝わるかな?
2012年08月30日 16:28撮影 by  DSC-W350, SONY
1
8/30 16:28
ステップに足を乗せて撮ってみた
高度感が伝わるかな?
頂点付近に見える
北穂高小屋
2012年08月30日 16:28撮影 by  DSC-W350, SONY
1
8/30 16:28
頂点付近に見える
北穂高小屋
2012年08月30日 16:28撮影 by  DSC-W350, SONY
8/30 16:28
ここからが一番キツイ!
2012年08月30日 16:27撮影 by  DSC-W350, SONY
8/30 16:27
ここからが一番キツイ!
北穂高小屋テラス
2012年08月30日 16:27撮影 by  DSC-W350, SONY
2
8/30 16:27
北穂高小屋テラス
北穂高小屋テラスでお昼。
食後のコーヒー
2012年08月30日 16:27撮影 by  DSC-W350, SONY
2
8/30 16:27
北穂高小屋テラスでお昼。
食後のコーヒー
2012年08月30日 16:26撮影 by  DSC-W350, SONY
1
8/30 16:26
5つ目のピークは
北穂高岳3,106m
2012年08月30日 16:26撮影 by  DSC-W350, SONY
1
8/30 16:26
5つ目のピークは
北穂高岳3,106m
涸沢に下ります。
北穂高〜涸沢岳〜奥穂高は
次回にとっておきます。
2012年08月30日 16:25撮影 by  DSC-W350, SONY
8/30 16:25
涸沢に下ります。
北穂高〜涸沢岳〜奥穂高は
次回にとっておきます。
凛々しい姿は前穂高岳
2012年08月30日 16:25撮影 by  DSC-W350, SONY
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8/30 16:25
凛々しい姿は前穂高岳
2012年08月30日 16:24撮影 by  DSC-W350, SONY
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8/30 16:24
次回は北穂の登りを・・・
2012年08月30日 16:24撮影 by  DSC-W350, SONY
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8/30 16:24
次回は北穂の登りを・・・
涸沢小屋に到着
2012年08月30日 16:24撮影 by  DSC-W350, SONY
8/30 16:24
涸沢小屋に到着
先ずはビール!
あっシャッター押す前に
飲んじゃった!
2012年08月30日 16:24撮影 by  DSC-W350, SONY
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8/30 16:24
先ずはビール!
あっシャッター押す前に
飲んじゃった!
翌朝です。
2012年08月30日 16:23撮影 by  DSC-W350, SONY
8/30 16:23
翌朝です。
バイバイ北穂
2012年08月30日 16:21撮影 by  DSC-W350, SONY
8/30 16:21
バイバイ北穂
2012年08月30日 16:19撮影 by  DSC-W350, SONY
8/30 16:19
2012年08月30日 16:19撮影 by  DSC-W350, SONY
8/30 16:19
2012年08月30日 16:18撮影 by  DSC-W350, SONY
8/30 16:18
ここはもう空気感が違い
街の喧騒のよう
2012年08月30日 16:17撮影 by  DSC-W350, SONY
8/30 16:17
ここはもう空気感が違い
街の喧騒のよう
播隆上人にご挨拶してから
中央線特急に乗って帰ります。
2012年08月30日 16:17撮影 by  DSC-W350, SONY
1
8/30 16:17
播隆上人にご挨拶してから
中央線特急に乗って帰ります。
撮影機器:

感想

今回は禁煙してから約ひと月目の山行。

台風14号と15号が沖縄の南を移動中であるが、太平洋高気圧の停滞で
北上できず本州は晴天続きと判断。

上高地は毎度通り過ぎるだけだったので、
一度まったりしてみようと、前日25日夕刻上高地入り、
数日前に予約した明神池近くの山のひだや泊。


8月26日(日)
明け方気持ちが高ぶって目が覚め、宿の窓を開けて外を眺めてビックリ!
見事な星空。星の数が多過ぎて星座が分からないほど・・・・・感動。

とにかく本日晴天なり!

暫く窓を開け満天の星を眺めながらコーヒーを飲む。
空が白々としはじめ、昨夜用意して頂いたお弁当をザックに詰めたり、
出発の準備。

早出すると宿には昨夜伝えておいたので予定より早いが、気が落ち着かないので、
宿を発った。明神館前のベンチで荷を降ろし体のウオームアップ。

5:00明神館前を出発、まだ薄暗い道を行く、前後には誰もいない・・・

森の中からガサガサと何やら獣の気配。

足元には動物の新しい糞・・・・鹿やウサギのものではないことは確か。

ヘッドランプを点灯し鼻歌やら意味不明な掛け声やらと、人間の気配を
森に対して全面アピールして歩く。

徳沢まで誰ともすれ違うことなく早朝の梓川沿いのあの小道を存分?に満喫!

6:20横尾に到着。昨日明神館に泊まると言ってた方たちを発見。
いったい何時に明神を出発したのだろう?

ほとんどの人たちは横尾大橋を渡っていくようです。

横尾では特に休まずに即出発します。
自販機前の灰皿、美味しそうに煙草を吸う人を横目に・・・・・

ここからは山道っぽくなってきます。
ここまで道は草に残る夜露程度で、いつものぬかるみも今日はドライ状態。
やっぱり太平洋高気圧の停滞でここ数日晴天が続いたのだろう。

槍沢をひたすら歩く。澄んだ流れに岩魚も容易に見つかります。

7:55槍沢ロッジ到着。ここで朝ごはん。

さっき梓川沿いの蛇籠の続く道で追い抜いた団体ツアーの人たちが到着。

中高年の方々でにぎやかになってきたのはいいが、ご飯を食べてるわたしの横で
汗拭きタオルをパンパンするし、埃ったズボンのお尻を掃うは・・・・・
他にスペースがあるのに何も食事中の人の直近でこんな・・・常識疑います。

イライラするので即刻出発しましょう。

ロッジ前の単眼鏡を覗いて槍の穂先に挨拶、イライラ嫌な事は忘れます。

ババ平の数張のテントは北鎌尾根登攀中の人たちのようです。
この辺りからは日光を遮る木々もなく暑さがどんどん増します。

しばらく登ると雪渓が現れ、束の間の涼を味わいます。
昨年この辺りに雪はなかったと思う、やはり今年は雪が多いのかな。

大曲で小休止。

今年はキツイなあ。
その訳は、今回小屋泊まりだけど自炊のための食料はもちろん、
禁煙してひと月で肥えてしまったこと・・・認めたくない事実が・・・
しかし、B型人間は黙ってひたすらマイペースで登ります。

やがて、やっと穂先が見えてきた!そして待望の槍沢の水場です。
ここで槍沢ロッジ以来、腰を降ろした休憩とする。

ここで会話した下山途中の方は北鎌尾根帰りでこれから
ババ平のベースまで20分で下るそうです。

ここ穂先が見えてからが結構キツくて長い。
いつも殺生あたりで心が折れそうになるけど黙ってひたすら登ります。

13時30分 槍の肩に到着。
槍の穂先は渋滞、混雑のようなので、先ずはビールビール!!

山荘チェックイン後、お昼はチキンラーメンと五目御飯とまたビール。
しばらく穂先は団体さん達で混雑してますので、お昼寝タイム。

16時過ぎ、空いたようなので山頂に向かう、
山頂から穂高方面の景色はやっぱり興奮。

人もいないので山頂で思いに耽ってみる。
播隆上人を偲び、明日の安全を祈って下山します。

そして再びビールの飲んで(煙草吸いたい)
夕食は軽く済ませて、明日の大キレットに備えて20時就寝。


8月27日(月)
4時30分起床。
ジェットボイルで先ずは一杯のコーヒーを。
東の空には明けの明星 金星が輝く本日も晴天なり!

4時50分荷をまとめて山荘前で御来光を待つ。

5時過ぎ日の出をカメラに収めて早速、飛騨乗越方面へ南下する。
朝日に紅く輝く大喰岳がとても印象的。下界は雲海の下。
大喰岳・中岳・南岳と3,000mの稜線はなんとも言い難い絶景歩き!

南岳小屋で尾西のチキンライスで朝食。

いい天気だ!
念のためミネラルウォーターを買って、気持ちと靴紐を引き締め、
大キレットへ突入。

下る下る!鎖と梯子。写真見る景色だ。楽しい。
気が付けば長谷川ピーク。気が付けばA沢のコル。

しかし落石多発地帯の飛騨泣きでは、先行者から落石の声が飛び交っている。
ヘルメット持参していないので前後の間隔を充分開けるよう調整。

前後に人がいない方が気楽なB型ですが、ここで仮に間違って滑落したら
誰にも気付かれないのか・・・・

あと200mの表示から一気に北穂高小屋まで登る。キツイ!
生ビールが待っている!

小屋到着早々生ビールを一気に!(写真撮ってない)
落ち着いてから、昼食は餅とワカメをたっぷり入れたラーメン。

コーヒーを飲んでから山頂経由で涸沢に下ります。
北穂高〜涸沢岳〜白出のコル〜奥穂高は次回に取っておきます。

涸沢小屋泊。

8月28日(火)
4時30分起床。朝食はそうめんと豆ごはん。

5時30分出発。涸沢の水を汲んで帰ります。バイバイ穂高。バイバイ涸沢。

3日間とも晴天に恵まれ楽しい山行でした。
大キレットはもっと実感しながら踏破したかったなあと感じました。
次回は体をシェイプして臨みます。

また行きたくなってきた〜ぁ!

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