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Yamareco

記録ID: 335746
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

北鎌尾根〜高天原温泉、北ア最奥周遊

2013年08月10日(土) 〜 2013年08月18日(日)
情報量の目安: S
都道府県 富山県 長野県 岐阜県
 - 拍手
yogins その他1人
GPS
197:55
距離
125km
登り
10,493m
下り
10,848m

コースタイム

2013.08.10
05:50 中房温泉
08:45 燕山荘
11:11 大天井ヒュッテ
11:35 貧乏沢入口
13:29 北鎌沢出合
16:16 北鎌沢コル

2013.08.11
04:29 北鎌沢コル
06:56 独標
10:10 槍ヶ岳
10:30 槍ヶ岳山荘
14:01 双六小屋

2013.08.12
04:34 双六小屋
06:36 三俣山荘
07:40 鷲羽岳
08:27 ワリモ北分岐
09:20 水晶岳
10:05 ワリモ北分岐
10:43 祖父岳
11:27 雲ノ平山荘
11:35 雲ノ平キャンプ場

2013:08:13
04:33 雲ノ平キャンプ場
06:07 高天原山荘
06:15 高天原温泉
06:53 高天原山荘
09:10 雲ノ平キャンプ場
09:54 雲ノ平山荘
11:09 薬師沢小屋
13:22 太郎平小屋
13:38 薬師峠

2013.08.14
03:53 薬師峠
05:30 北ノ俣岳
07:46 黒部五郎岳
09:00 黒部五郎小舎
11:00 三俣蓮華岳
12:14 双六小屋

2013.08.15
04:48 双六小屋
07:16 三俣山荘
09:07 岩苔乗越
11:08 高天原山荘

2013.08.16
05:00 高天原山荘
07:42 雲ノ平山荘
09:07 祖父岳
10:02 ワリモ北分岐
10:22 ワリモ岳
10:49 鷲羽岳
11:59 三俣山荘
13:54 黒部五郎小舎

2013.08.17
03:50 黒部五郎小舎
05:54 黒部五郎岳
07:55 黒部五郎小舎
10:20 三俣蓮華岳
11:35 双六岳
12:22 双六小屋

2013.08.18
07:30 双六小屋
08:54 鏡平山荘
10:30 わさび平小屋
11:45 新穂高温泉ロープウエー駅
天候 2013.08.10 晴れ時々曇り
2013.08.11 快晴
2013.08.12 快晴
2013.08.13 快晴
2013.08.14 快晴
2013.08.15 快晴
2013.08.16 晴れ
2013.08.17 晴れ後曇り
2013.08.18 曇り後晴れ
過去天気図(気象庁) 2013年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス
2013.08.09
22:30 竹橋発中房温泉行き 毎日アルペン号
コース状況/
危険箇所等
中房温泉〜燕山荘:夏道。第1〜3ベンチ、富士見ベンチ、合戦小屋と休憩ポイントが絶妙。

燕山荘〜大天井ヒュッテ:夏道。危険個所は特になし。一部蜂に追われる。数日前に北鎌で行方不明者が出たとの情報をヒュッテのスタッフに頂く。

貧乏沢入口:大天井ヒュッテから30分ほど、喜作新道の途中のコル部分に入口の看板が置いてある。

貧乏沢入口〜北鎌沢コル:酷いガレと沢沿いの降り。トレースはあり。
沢沿いは途中で通過できなくなるため、沢沿いのトレースに入る。基本的に左側にトレースあり。沢上が通過できなくなったら左側に取り付いてトレースを探すべし。天上沢に着いたら南に向けて20分ほど遡上すると北鎌沢に到着する。

北鎌沢出合〜北鎌沢コル:出合から15分ほどで左右俣分岐。右の枯沢を進むと間もなく水が出ている。そこの水量がジョロジョロ流れていればさらに上部でも採水可能なはず。約2200m地点でも少量の流れを確認。約2300m地点でもわずかな水量が確認できたが、頼らない方が無難。
もちろん時期や天候によって変わると思うため、どこで採水するかは各自の判断による。

北鎌沢コル〜槍ヶ岳:要ヘルメット。落石・滑落・スリップ注意。自分の判断を信じて進めばいいと思われる。基本的にザイルは必要ないため、行き詰ったら戻ること(戻れれば)が大事。

□北鎌尾根ビバーク可能地点
北鎌沢コル、P8手前(北鎌沢コルから30分程の尾根の上)、天狗の腰掛上、天狗の腰掛を降った個所、独標手前コル、P11付近、北鎌平、etc

双六岳〜鷲羽岳〜水晶岳〜雲ノ平〜黒部五郎岳〜三俣蓮華岳:全て夏道。危険個所は特になし。ただし、水晶岳〜高天原温泉間の温泉沢は砂礫の急坂で悪路らしい。

テント場:双六小屋、雲ノ平、薬師峠、黒部五郎小舎(全て\500)

水場:北鎌沢、双六小屋、三俣山荘、岩苔乗越、高天原山荘、薬師峠、黒部五郎小舎、黒部五郎カール、わさび平小屋 etc 
フィルターあればそこらへんの沢水もOK?

トイレ:各小屋。双六、雲ノ平、黒部五郎小舎は要ペーパー

始まりの地。中房温泉。
2013年08月10日 05:51撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/10 5:51
始まりの地。中房温泉。
雑誌で見たような燕岳に感動。正月しか来たことないんで。
2013年08月10日 08:56撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/10 8:56
雑誌で見たような燕岳に感動。正月しか来たことないんで。
これから取り付く北鎌尾根を望む。ワクワクするねー。
2013年08月10日 10:55撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/10 10:55
これから取り付く北鎌尾根を望む。ワクワクするねー。
貧乏沢の降り。結構なガレ沢。左の樹林にトレースあり。
2013年08月10日 11:58撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/10 11:58
貧乏沢の降り。結構なガレ沢。左の樹林にトレースあり。
ようやく天上沢に到着。しばらく遡上する。
2013年08月10日 13:09撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/10 13:09
ようやく天上沢に到着。しばらく遡上する。
北鎌沢出合。しばらく悩んで進むことにした。
2013年08月10日 13:29撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/10 13:29
北鎌沢出合。しばらく悩んで進むことにした。
3時間近くかかった北鎌沢。コルは誰もおらず、いつものテントを設営。
2013年08月10日 16:39撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
8/10 16:39
3時間近くかかった北鎌沢。コルは誰もおらず、いつものテントを設営。
今回のザックは『VAUDE/ROCK35+10』バゲット3本外付け…
2013年08月11日 04:29撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/11 4:29
今回のザックは『VAUDE/ROCK35+10』バゲット3本外付け…
夜が明ける。天気は最高だ!
2013年08月11日 05:10撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 5:10
夜が明ける。天気は最高だ!
独標を望む。行くぞー!
2013年08月11日 05:19撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 5:19
独標を望む。行くぞー!
独標頂上にてガスに巻かれる槍ヶ岳。すげーかっこいい。
2013年08月11日 06:55撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 6:55
独標頂上にてガスに巻かれる槍ヶ岳。すげーかっこいい。
去年と同じ場所で『もう何も怖くない』のポーズ。去年は見えなかった槍の穂先。
2013年08月11日 06:56撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 6:56
去年と同じ場所で『もう何も怖くない』のポーズ。去年は見えなかった槍の穂先。
うーん。やはりかっこいいな☆
2013年08月11日 06:59撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 6:59
うーん。やはりかっこいいな☆
捜索のヘリが飛び回っていた。
2013年08月11日 07:21撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 7:21
捜索のヘリが飛び回っていた。
進んできたルートを振り返る。
2013年08月11日 07:42撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 7:42
進んできたルートを振り返る。
P13?のガレた登り。右側を登る人もいるけど、直登が楽かな?
2013年08月11日 08:01撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/11 8:01
P13?のガレた登り。右側を登る人もいるけど、直登が楽かな?
晴れてると気分いいね。
2013年08月11日 08:21撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/11 8:21
晴れてると気分いいね。
穂先もだいぶ近くなってきた。
2013年08月11日 08:52撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 8:52
穂先もだいぶ近くなってきた。
最後の登りの前にカーボショッツで補給。
2013年08月11日 09:41撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 9:41
最後の登りの前にカーボショッツで補給。
ガフーガフー言いながら登り詰める。
2013年08月11日 09:44撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/11 9:44
ガフーガフー言いながら登り詰める。
カニ爪あたりかな?前穂北尾根が見えて来た。行きたい!
2013年08月11日 09:55撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 9:55
カニ爪あたりかな?前穂北尾根が見えて来た。行きたい!
あの光の向こうにラピュ…じゃなかった、頂きがあるんだ!
2013年08月11日 10:08撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
8/11 10:08
あの光の向こうにラピュ…じゃなかった、頂きがあるんだ!
槍ヶ岳山頂。コルより5時間半。悪くないね。
2013年08月11日 10:10撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 10:10
槍ヶ岳山頂。コルより5時間半。悪くないね。
歩いた北鎌を見下ろす。感慨深い。
2013年08月11日 10:11撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 10:11
歩いた北鎌を見下ろす。感慨深い。
西鎌尾根をわしわし降る。
2013年08月11日 11:14撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/11 11:14
西鎌尾根をわしわし降る。
翌朝。日の出がまぶしい。
2013年08月12日 05:07撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/12 5:07
翌朝。日の出がまぶしい。
今年はコバイケイソウの当たり年らしい。
2013年08月12日 05:36撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/12 5:36
今年はコバイケイソウの当たり年らしい。
三俣への巻き道を振り返る。
2013年08月12日 05:40撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
8/12 5:40
三俣への巻き道を振り返る。
鷲羽岳方面。まだまだ先は長い。
2013年08月12日 06:28撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/12 6:28
鷲羽岳方面。まだまだ先は長い。
ほどなくして鷲羽岳山頂。北鎌が良く見える。
2013年08月12日 07:40撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/12 7:40
ほどなくして鷲羽岳山頂。北鎌が良く見える。
ワリモ岳、水晶岳への稜線。
2013年08月12日 07:54撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/12 7:54
ワリモ岳、水晶岳への稜線。
水晶岳山頂付近の岩。これが名前の由来か。
2013年08月12日 09:15撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/12 9:15
水晶岳山頂付近の岩。これが名前の由来か。
赤牛岳方面。向こうには立山か?
2013年08月12日 09:19撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/12 9:19
赤牛岳方面。向こうには立山か?
水晶岳山頂でサクッと撮影。
2013年08月12日 09:20撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/12 9:20
水晶岳山頂でサクッと撮影。
雲ノ平へ降りて来た。
2013年08月12日 13:12撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/12 13:12
雲ノ平へ降りて来た。
昼前でまだテント場は余裕がある。
2013年08月12日 13:19撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/12 13:19
昼前でまだテント場は余裕がある。
夜明け。少し焼けている。綺麗なもんだ。
2013年08月13日 04:58撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/13 4:58
夜明け。少し焼けている。綺麗なもんだ。
朝焼けの薬師岳。
2013年08月13日 05:19撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/13 5:19
朝焼けの薬師岳。
水晶岳を見上げる。
2013年08月13日 05:29撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/13 5:29
水晶岳を見上げる。
高天原温泉。露天風呂。貸し切り状態だった。
2013年08月13日 06:20撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/13 6:20
高天原温泉。露天風呂。貸し切り状態だった。
雲ノ平で雷鳥の親子とエンカウント☆
2013年08月13日 08:54撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/13 8:54
雲ノ平で雷鳥の親子とエンカウント☆
雲ノ平山荘。
2013年08月13日 09:54撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/13 9:54
雲ノ平山荘。
一気に薬師沢小屋まで降る。
2013年08月13日 11:09撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/13 11:09
一気に薬師沢小屋まで降る。
薬師峠のテント場。生活臭ぷんぷんな状況。
2013年08月13日 14:07撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/13 14:07
薬師峠のテント場。生活臭ぷんぷんな状況。
北ノ俣岳への稜線。気持ち良い朝。
2013年08月14日 05:15撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/14 5:15
北ノ俣岳への稜線。気持ち良い朝。
野口五郎岳はまだまだ遠い。
2013年08月14日 06:15撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/14 6:15
野口五郎岳はまだまだ遠い。
野口五郎岳山頂。
2013年08月14日 07:46撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/14 7:46
野口五郎岳山頂。
穂高の稜線があんなにはっきり。
2013年08月14日 07:48撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/14 7:48
穂高の稜線があんなにはっきり。
カールは噂通りの絶景。水も美味い。
2013年08月14日 08:15撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
8/14 8:15
カールは噂通りの絶景。水も美味い。
黒部五郎小舎でカレーライスを頼む。aarnザックのおじさんと再会。
2013年08月14日 09:13撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/14 9:13
黒部五郎小舎でカレーライスを頼む。aarnザックのおじさんと再会。
東側から北鎌尾根。
2013年08月14日 11:39撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/14 11:39
東側から北鎌尾根。
双六小屋で連れと無事合流。担ぎあげてくれたメスナー2人用にバトンタッチ。
2013年08月14日 14:17撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/14 14:17
双六小屋で連れと無事合流。担ぎあげてくれたメスナー2人用にバトンタッチ。
朝飯はピタパン。美味し。
2013年08月15日 03:28撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
8/15 3:28
朝飯はピタパン。美味し。
夜明けの光。全身に浴びる。
2013年08月15日 05:12撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/15 5:12
夜明けの光。全身に浴びる。
チングルマの果穂。
2013年08月15日 07:41撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/15 7:41
チングルマの果穂。
岩苔乗越より黒部五郎岳。
2013年08月15日 08:20撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/15 8:20
岩苔乗越より黒部五郎岳。
クルマユリもこの通り。
2013年08月15日 09:24撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
8/15 9:24
クルマユリもこの通り。
再びの高天原山荘。
2013年08月15日 11:08撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/15 11:08
再びの高天原山荘。
雲ノ平山荘と黒部五郎岳。絵になるねー。
2013年08月16日 07:37撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
8/16 7:37
雲ノ平山荘と黒部五郎岳。絵になるねー。
鷲羽岳に向かって進む。
2013年08月16日 10:25撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/16 10:25
鷲羽岳に向かって進む。
17日の夜明け。雲で朝焼けは拝めず。
2013年08月17日 05:40撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/17 5:40
17日の夜明け。雲で朝焼けは拝めず。
黒部五郎岳にて『もう何も怖くない』のポーズ。
2013年08月17日 05:58撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/17 5:58
黒部五郎岳にて『もう何も怖くない』のポーズ。
カールにて振り返ると不思議な雲形。俺もSLBぶっ放したい。
2013年08月17日 06:43撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/17 6:43
カールにて振り返ると不思議な雲形。俺もSLBぶっ放したい。
豆電球みたい。
2013年08月17日 07:30撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/17 7:30
豆電球みたい。
黒部五郎小舎に戻ると下段のテントは自分らのだけ…
2013年08月17日 07:55撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/17 7:55
黒部五郎小舎に戻ると下段のテントは自分らのだけ…
三俣蓮華岳を経由して。
2013年08月17日 10:20撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/17 10:20
三俣蓮華岳を経由して。
双六岳を経由して小屋に降る。
2013年08月17日 11:36撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/17 11:36
双六岳を経由して小屋に降る。
双六岳山頂にて『もう何も怖くない』のポーズ。
2013年08月17日 11:38撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
8/17 11:38
双六岳山頂にて『もう何も怖くない』のポーズ。
17日の双六小屋はさすがに劇混みではなかった。2Lビールが\2,500で売られてた^^;
2013年08月17日 12:25撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/17 12:25
17日の双六小屋はさすがに劇混みではなかった。2Lビールが\2,500で売られてた^^;
新穂高温泉に下山。いらっしゃい、ビール!肉!!肴!!!
2013年08月18日 11:43撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/18 11:43
新穂高温泉に下山。いらっしゃい、ビール!肉!!肴!!!
撮影機器:

感想

今年は夏休みが9日間取れることになり、前半は連れと高天原、後半は友達と北鎌をやろうという計画を立てていた。が、友達は諸々大人の事情で参加できなくなり、また1人で行くことにした。結局5日間1人でフラフラし、後半は双六小屋で連れと合流して高天原温泉へ行ってきた。

食事面での課題(4日目にペミカンが糸を引いた…)や後半の脚の不調(筋疲労?)などトラブルもあったが、楽しめる山行となった。

2013.08.10
05:30 バスが中房温泉に到着。水の補給や朝飯を済ませ、05:50分に出発。登山客もかなりの人数で混みそうだ。急ぐに越したことはない。

08:45 順調に高度を上げて燕山荘に到着。3時間切れたのはちょっと嬉しいな。冷えたコーラを購入し、半分飲んで残りをいろはすに詰め替える。
今日は可能なら北鎌沢コルまで行きたいんで、燕岳はパス。登山道脇のコマクサがきれいに咲いていた。

11:11 大天井ヒュッテにてスタッフのお兄さんに貧乏沢に関する変わった情報がないか聞くと、数日前に北鎌で行方不明者が出て県警が入っているかもとのこと。気が引き締まる。
コーラがなかったんでCCレモンで補給し、貧乏沢を目指す。

東側に巻きながら歩くこと30分。コル部分に貧乏沢入口の看板が落ちていた。
『行くか…』と自分に言い聞かせて踏み込む。

はじめはトレースもばっちりだが中部のガレ沢は状態が酷く、降れそうにない。よく観察して左側の樹林にトレースを発見。トレース上の枝が切断されているため、よほどのことがない限り迷うことはないと思われる。

13:29 天上沢に合流後、沢に沿って遡上し、20分ほどで北鎌沢出合に到着。幕営者はなし。貧乏沢でも誰にも会わなかったし、あんま人が入ってない?
ここで幕営するか北鎌沢コルまで詰めるか、補給しながらしばらく悩む。正直疲れているんで行きたくはないが、明日の朝一でこの登りは堪えるだろう。
コルまで2時間半で行けるはずだし、登ることにした。

右俣に入って10分ほどで最初の水が確認できた。水量はまずまずだ。この分だとさらに上部でも採水可能な地点があるはずだが、いかんせん分からないため3.5L汲む。
9日分の食料と水3.5Lでザックの重量は19kg程度。遅々として捗らない。
やがて2回目の水が確認できた。飲めるだけ飲んでさらに進む。
ルートは頭に入っているため道迷いの心配はないが、疲労でなかなかペースが維持できない。少し進むたびに休憩が必要になる。
ダケカンバの島の脇を通るあたりでカーボショッツに手を出し、気合を入れる。

16:16 だいぶ時間が押したが無事北鎌沢のコルに到着。ここにも誰もいなかった。さっさとテントを設営して一休みした。疲労困憊はそれだけで遭難一歩手前だと思ってるんで、ちょっと反省した。

2013.08.11
04:29 テントを撤収して出発。少し進むと北鎌沢出合にライトが光っているのが見えた。
P8急登あたりで3人組の先行パーティーに追い付く。どうやら昨日左俣に入ってヘリから拡声器で注意された先行者がいたとか。そのまま先に進む。
05:10 夜明けを眺める。今日も天気が良さそうだ。一時の安らぎの後、気合を入れ直して進む。
05:23 天狗の腰掛で単独の先行者を視認。独標手前の急降りで別ルートとなり、追い越す。
今回独標トラバースの手前で千丈沢側に降るトレースを追ってしまい、巻きながら稜線に戻ろうとしたが酷いガレの直登で断念。先ほどの地点まで戻って稜線沿いのトレースに入り、無事トラバースルート入口に辿りついた。降りルートに付いてきた単独者はまだ下で頑張っていたので、コルまで戻ったほうがいいと声をかける。
06:55 独標到着。『もう何も怖くない』のポーズを決め、先に進む。ぱっと見た感じ先行者はいないように思える。この頃から北鎌尾根を民間のヘリが飛び回り始めた。行方不明者の捜索だろう。
その後は特に問題なく通過できた。天気もいいし、気分もいい。P14、P15もすぐに稜線に上がるルートを取り、ほとんど巻かずに北鎌平に到着。カーボショッツで補給し、最後の登りに気合を入れる。

10:10 槍ヶ岳山頂。記念撮影を取っている登山客の後ろからにゅっと出た。拍手は無かったが、びっくりはされたようだ。
14:00 その後山荘でペプシを飲み、西鎌尾根を降って双六小屋に到着。とあるブロガーと奇跡的に鉢会い、話に花を咲かせた。

2013.08.12
04:34 双六小屋出発。水晶岳経由で高天原に降ろうとしたが温泉沢が酷いらしいんで、鷲羽岳経由でワリモ北分岐で荷物をデポし、水晶岳をピストンしてから11:30に雲ノ平キャンプ場にて幕営した。祖父岳からキャンプ場への最短ルートは植生回復のため使えず、巻き道ルートを歩く。キャンプ場は14:00にはほぼ一杯になっていた。

2013.08.13
04:33 高天原温泉に一風呂入ろうと出発。誰もいない露天風呂を満喫し、雲ノ平に戻ってテントを撤収して09:40に薬師峠へ向けて出発した。奥日本庭園あたりでUL装備のパーティーがいたがなかなか道を譲ってくれず困った。中途半端に速いからプライドでもあるのかね。
13:38 薬師峠到着。ビールを飲みながらぼーっとした。大学山岳部がスイカを担ぎ上げたようで美味そうだった。

2013.08.14
03:53 薬師峠を出発。本日は14:00頃双六小屋で連れと合流する予定のため、相当巻いた。途中で我慢できず黒部五郎小舎でカレーを頼む。具盛りだくさんで美味かった。
12:15 飛ばしたおかげで結構早く双六小屋に到着し、担ぎ上げてくれた久々の美味い夕飯にあり付けた。

2013.08.15
北ア最奥2週目突入。この日は高天原三層に最短ルートで向かい、昼過ぎに到着。ゆっくりと温泉を楽しんだ。
布団は1人一枚だったが、遅く到着した人は食堂で寝ていた。夕食も2回転程で、それほど混んでもなく快適だ。

2013.08.16
03:00時頃に満天の星空のもと温泉を堪能し、流れ星も見れた。内心はクマに襲われないか怖かったけど…
この日は雲ノ平、鷲羽岳経由で黒部五郎小舎に幕営した。

2013.08.17
日の出前に黒部五郎カールに到着し、朝焼けの巨岩群を堪能しようとしたがあまり焼けなかった。残念。とりあえず黒部五郎岳をピストン後、黒部五郎小舎に戻り、三俣蓮華、双六岳経由で双六小屋にて幕営。

2013.08.18
連れが朝日を見に樅沢岳に行ったようだが、自分は疲れでダウン。
新穂高温泉に降って今回の山行が無事終了した。

正直自分にとっては4泊くらいがちょうどいいのかも、とか軟弱なことを思う山行であった。

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コメント

天気はほぼパーフェクトじゃん☆
おつかれさんです。

縦走初日の大荷物で北鎌突っ込むとは・・・合流までは軽量化で、多分小屋でごはんなのかな〜と思ってました(笑
前半の岩尾根と後半のゆったり縦走がいい組み合わせです。

水俣乗越からも、貧乏沢からもいくと次は湯俣から??
2013/8/22 1:53
wackless
軽量化も良いけど、担げる状態をキープしたかったんでね。あえて重い状態で行ってみた。
このザックは約13kgまでって事が良くわかったよ(^_^;)

湯俣もいいけど、今度は一緒に行こう☆
トップは譲るよ。
2013/8/22 18:34
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無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [4日]
高天原と雲ノ平
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