後立山〜栂海新道 そして日本海だ！

2021年08月02日(月) 〜 2021年08月07日(土)

• GPS: 123:53
• 距離: 71.1km
• 登り: 6,356m
• 下り: 7,756m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:26
• 休憩: 0:16
• 合計: 4:42

距離 10.0km 登り 1,504m 下り 552m

6:54 扇沢駅
7:04 柏原新道登山口
7:53 ケルン（柏原新道）
7:58 8:01 駅見岬
8:39 8:40 水平岬
9:00 9:01 富士見坂
9:37 9:38 種池山荘
10:17 10:18 爺ヶ岳南峰
10:31 10:40 爺ヶ岳中峰
10:58 爺ヶ岳北峰
11:20 冷乗越
11:36 冷池山荘

2日目

• 山行: 6:42
• 休憩: 0:31
• 合計: 7:13

距離 8.6km 登り 1,162m 下り 1,092m

5:11 冷池山荘
5:17 冷池山荘テント場
5:50 布引山
6:25 6:31 鹿島槍ヶ岳
7:01 7:11 鹿島槍ヶ岳北峰
7:55 8:02 八峰キレット
8:16 8:18 八峰キレット小屋
9:54 9:55 北尾根ノ頭
11:36 11:41 五竜岳
12:24 五竜山荘

3日目

• 山行: 7:45
• 休憩: 0:44
• 合計: 8:29

距離 12.7km 登り 1,565m 下り 1,330m

5:08 五竜山荘
5:11 遠見尾根分岐
5:45 5:46 大黒岳
6:40 牛首
6:47 唐松岳頂上山荘
7:00 7:07 唐松岳
7:37 7:43 不帰嶮（不帰二峰南峰）
7:52 8:02 不帰嶮（不帰二峰北峰）
8:34 8:35 不帰嶮（不帰一峰）
8:54 8:55 不帰キレット
9:39 9:46 天狗ノ大下り
10:53 11:02 天狗山荘
11:29 鑓温泉分岐
11:54 11:55 鑓ヶ岳
13:28 13:29 丸山
13:37 白馬岳頂上宿舎

4日目

• 山行: 5:38
• 休憩: 0:11
• 合計: 5:49

距離 12.2km 登り 661m 下り 1,255m

5:52 白馬岳頂上宿舎
6:11 白馬山荘
6:25 白馬岳
6:51 三国境
7:20 鉱山道分岐
7:57 7:59 雪倉岳避難小屋
8:30 8:33 雪倉岳
10:00 10:01 小桜ヶ原
10:18 10:22 水平道分岐
11:35 11:36 水谷のコル
11:41 朝日小屋

5日目

• 山行: 5:54
• 休憩: 0:38
• 合計: 6:32

距離 13.2km 登り 710m 下り 1,290m

4:08 朝日小屋
4:14 4:18 水谷のコル
4:57 5:05 朝日岳
5:27 5:28 吹上のコル
5:43 5:44 照葉ノ池
6:20 アヤメ平
7:34 黒岩平
7:51 7:52 黒岩山
8:57 サワガニ山
9:30 9:52 北又の水場
10:34 10:35 犬ヶ岳
10:40 栂海山荘

6日目

• 山行: 6:03
• 休憩: 0:39
• 合計: 6:42

距離 14.2km 登り 685m 下り 2,228m

4:00 栂海山荘
4:43 4:44 黄蓮山
5:05 5:06 黄蓮の水場
5:14 5:15 菊石山
5:41 下駒ヶ岳
6:37 白鳥山避難小屋
6:38 6:47 白鳥山
7:03 山姥平
7:29 7:40 シキワリの水場
7:45 7:46 金時坂ノ頭
8:15 8:16 坂田峠
8:45 尻高山
9:16 9:17 二本松峠
10:22 10:24 親不知 栂海新道登山口
10:27 10:38 親不知観光ホテル
10:42 ゴール地点

天候

概ね晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

前泊　信濃大町　叶旅館。バス始発6：28 で扇沢へ。期間によっては5時代あり。

コース状況／危険箇所等

キレットはよく整備されている。不帰の劍はマークが一部不明瞭。
栂海新道はアブ、ハチが多い。

その他周辺情報

ゴール地点に親不知ホテルあり。10時〜15時まで日帰り入浴可(1500円)、親不知駅駅まで無料送迎あり。

写真

8/2 7:04

爺ヶ岳登山口　登山パトロールの方にcheckを受けます。栂海新道に行きます、と言うと　沈黙があって気をつけてと。大変なのは覚悟しております。

8/2 9:22

種池平。コバイケイソウの群落

8/2 10:17

爺ヶ岳。ジワジワザレを登る感じで難しくはないけど、苦手。

8/2 11:34

冷た池山荘。昼前についてしまった。

8/2 12:04

池にはクロサンショウウオの幼生が沢山

8/2 16:59

山荘の夕食。

8/3 4:49

朝日。今日は快晴のよう。

8/3 5:20

今日は鹿島槍ヶ岳　八峰キレット超えて五竜山荘まで。

8/3 6:26

鹿島槍ヶ岳南峰山頂。これから北峰へ向かうが、この下りが怖い。

8/3 7:54

さて、八峰キレットです。皆様書いておられるようによく整備されていて、三点支持できれば大丈夫。

8/3 8:03

まあ、こんな感じで

8/3 8:44

そんな感じで

8/3 9:41

北尾根の頭に出ましたね

8/3 10:51

五竜のG5あたりがシンドイ。

8/3 11:36

五竜山頂

8/3 16:49

五竜山荘夕食　カレー美味しい

8/4 4:42

今日も快晴のよう。今日は唐松超えて不帰の劍を超える。天狗山荘泊予定だが、翌日の行程考えると白馬まで入った方が楽。4泊目宿泊予定の朝日小屋管理人の方には、天狗からなんて山舐めてんのかと、予約の時に旦那が怒られている。

8/4 4:46

雲海です

8/4 5:45

唐松手前の大黒岳。山頂へは行けない。シンドイ登りで、行けなくてもちっとも惜しくない。

8/4 6:12

唐松への登り。今年は唐松荘は宿泊受けてなくテント泊のみ可。自販機があって、ペットボトルは買える。

8/4 7:01

唐松山頂。こっから急なザレを降りて、不帰の劍へ。

8/4 7:38

割と楽に不帰ニ峰南峰

8/4 7:51

狭めの岩場をすり抜け

8/4 8:01

降りたよ

8/4 10:18

こっちからだと天狗の大下りがひたすらザレの登り。超えると天国みたいだね

8/4 10:29

コマクサも沢山

8/4 10:56

天狗山荘着。周りは雪渓と美しいお花畑で、今まで見た中でも最高ランクのロケーション。小屋の方も親切。

8/4 10:57

予定通りここで泊まろうか、おでん食べながら相談。小屋のご主人に相談すると白馬頂上山荘に連絡してくださり、予約取っていただけた。ありがとうございます。今度必ず泊まりに行きます。

8/4 11:01

白馬鑓ヶ岳、杓子岳へ向かいます。

8/4 11:20

雷鳥の親子がいました。お母さんは必死で怪我してるそぶり。大丈夫、とって食ったりしないから。

8/4 11:36

綺麗で道もいいけど、遠いねえ

8/4 11:54

白馬鑓ヶ岳。頂上行かなくても裾を巻くルートあります。

8/4 13:24

杓子は裾を巻いて、白馬を目指す。お花畑は凄いね。

8/4 13:36

チングルマは半分終わり、ハクサンイチゲ、ミヤマキンポウゲ、クルマユリ、ウルップソウ、ウサギギク

8/4 13:40

村営白馬頂上山荘着。イワオウギ群生してます。

8/4 14:40

隣接のカフェで四時まではケーキや生ハムなんかもいただけます。

8/4 17:05

食事はバイキングで、とても美味しい。旦那さんはガッツリお料理取ってますね。

8/4 21:26

美しい星空

8/5 5:34

朝食もバイキング。紫米のおいなりさんいただきました、美味しいデス。

8/5 6:24

白馬山頂へ。今日は朝日小屋までの予定

8/5 6:52

三国境

8/5 7:40

ザレを降りて、お花や雷鳥を見ながら雪倉岳へ向かう

8/5 8:29

雪倉着

8/5 8:50

振り返って雪倉

8/5 8:53

ミヤマアケボノソウかな

8/5 8:58

朝日岳を目指します

8/5 9:14

ダイモンジソウだろう

8/5 9:17

カラマツソウなんじゃないかな

8/5 9:45

燕岩。地図ではこの付近水場とあるけど、ないですね。このずっと先に沢があって水が補給できます

8/5 10:22

朝日岳への水平道は、木道やそこそこのup downが続きます。10時で相当あついです。朝日岳への登山口付近では水芭蕉が綺麗

8/5 10:34

キヌガサソウも白から緑、とても綺麗

8/5 11:39

やっと朝日小屋見えました。
朝日小屋は夕食の豪華さで有名だそうで、朝食昼食の提供はなし。朝食用に900円で混ぜご飯の予約ができ、手のひらサイズの押し寿司が一個300円で購入できます。翌日の夕食位まで大丈夫だそうで、私達も鱒　的鯛　クルミの3種類購入。

8/5 16:43

夕食です。凄いですね。歓声が上がりました。ワイン付きですよ。

8/6 4:53

朝日岳にまず登り、ご来光。朝日岳で朝日ということです。NHKの小さな旅のロケ隊が撮影されてました。

8/6 5:14

カライトソウと、ツリガネソウみたいだが

8/6 5:26

栂海新道の表示が出ました！学生の頃読んだ雑誌には、あまりの辛さに踏破した人達は日本海へ飛び込む、と書いてありました。いけるかなあ？

8/6 5:27

吹き上げのコル

8/6 5:43

照り葉池

8/6 6:14

ワレモコウでしょう

8/6 6:18

アヤメだ！

8/6 6:20

アヤメ平。所々崩壊しているが木道もあって、随分整備されてるなー、今年は栂海新道50周年だからかなーなどと思いながら進む。

8/6 7:52

黒岩山。この手前辺りの平らな所でなんかに足を取られて派手に転倒。連鎖したように旦那も転んで右足首を捻挫、泣。

8/6 8:56

なんとかサワガニ山。サワガニのポーズのつもり

8/6 9:15

台風で崩壊した他、新たにつけられた道です。道というか、石楠花の枝を踏んで行くような感じで、下手に歩くと足を取られる。

8/6 9:44

北俣の水場。往復10分程。割と急降下。冷たい美味しい水で、流出良好。さて、まだ9時なので、今日栂海山荘に泊まるか、白鳥まで行くか悩む。途中でお会いした逆コースの方は。栂海山荘超えたらもっと凄いup downがあって楽しい？？と言っていたこと、旦那さんの怪我もあり、栂海泊想定して1人水3L確保。

8/6 10:18

水3L持つと重いなー。犬が岳への登り、兎に角暑い。

8/6 10:34

犬が岳着。

8/6 10:37

栂海新道開祖の小野様の碑。

8/6 10:46

栂海山荘。先行されていた方も、今日はここで泊とのこと。相当暑く、私達も今日はここでやめ。持参したワインやジュースを少しずつ飲んで時間を過ごす。1時前にテント泊の方が到着、ここはいいですよーとみんなで悪夢の誘いをしたが振り切って行かれた。意識強！
中は広く、毛布があります。トイレは離れたススキの奥で、モンゴルスタイル。昼は蜂が飛び回って、夜は白い蛾が密集。

8/7 4:44

山荘出たすぐが急な下りで、虫がヘッデンめがけてくるという話で、明るくなってから出る予定だったが、2時頃から人が動き始め、四時前に出発。虫はワシワシ寄ってきました。

8/7 5:04

黄蓮の水場。未確認ですが、聞いたところではチョロチョロだそうです。

8/7 5:15

菊石。アンモナイトの化石でるそう。

8/7 5:40

明るくなるとアブが群がって来たので、防虫用にスコーロンのフードも被る。暑い。傾斜もキツイ。

8/7 5:42

下駒ヶ岳。キツかった。

8/7 6:29

白鳥の水場の書いてあるが、ここもスルー

8/7 6:38

白鳥小屋。白鳥のポーズ。いっちゃてますね。トイレは外の斜めにかしいだ建物ようです。

8/7 7:31

シキ割の水場。地図とちょっと違うようです。水量は十分。ここでしっかり飲んで、水1L持って出発。

8/7 7:47

金時の頭。この辺が梯子やロープが多い。

8/7 8:15

坂田峠。道路を横断。

8/7 8:16

ランの一種。

8/7 8:45

尻高山。大分標高下げました。

8/7 9:00

8/7 9:07

鉄階段降りてまた道路。もう近そうだけど海見えないね

8/7 10:16

最後の入道山過ぎて、ひたすら降りると登山口。

8/7 10:32

親不知ホテルだ。

8/7 10:38

ホテルの前の歩道に沿って階段を降りて、昔のトンネル

8/7 10:40

さらに階段おりたら、、

8/7 10:51

日本海だっ??

8/7 11:17

親不知ホテルで入浴。

8/7 12:26

ホテルのレストランは閉鎖されていたので、道の駅まで送迎していただき、メンチ蒲鉾カレー頂く。美味。ついでにかき氷も、幸せです。

8/7 15:46

100キロになってました。がんばったね。

撮影機器：

ILCE-7C SONY

iPhone 12 Pro Apple

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ タイツ 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 靴 予備靴ひも ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル 地図（地形図） ヘッドランプ GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック 虫除けネット

備考

栂海新道はアブ、ブユがいるのでスコーロンの長袖とグローブを着用した。刺されなかったが、あくまで個人の感想です。

感想

naoschizu

暑く　長く　夢のように美しい山行でした。白馬山頂付近からお会いして、雷鳥が縁でお知り合いになったミスターSと一緒にゴール目指せて楽しかったです。ありがとうございました。



雷鳥のお母さんが子供を守るため怪我をしたふりをする迫真の演技を動画で見てください。道からどいてくれるだけでよかったんだけど。

コメント

ws227

栂海新道をご一緒させて頂きありがとうございました♪
一人で歩いていても、常にお二人の存在を感じ安心して長い道を歩くことができました。念願のルートを怪我なく完歩できたのもお二人のおかげです。
またどこかの山でお会いできるのを楽しみにしてます！

naoschizu

こちらこそ、ありがとうございます。水の貴重さを思い知ったルートでした。今、洗い物しても嬉しくて、人間的に成長したような気がします　笑。また、お会いできたら嬉しいです。