高天原温泉と薬師岳、黒部五郎岳、鷲羽岳、水晶岳テント泊?縦走


- GPS
- 52:23
- 距離
- 95.8km
- 登り
- 6,953m
- 下り
- 7,108m
コースタイム
- 山行
- 4:16
- 休憩
- 0:51
- 合計
- 5:07
- 山行
- 4:39
- 休憩
- 1:24
- 合計
- 6:03
- 山行
- 7:34
- 休憩
- 1:09
- 合計
- 8:43
- 山行
- 9:22
- 休憩
- 1:13
- 合計
- 10:35
- 山行
- 0:50
- 休憩
- 0:45
- 合計
- 1:35
- 山行
- 4:25
- 休憩
- 0:18
- 合計
- 4:43
- 山行
- 5:46
- 休憩
- 1:17
- 合計
- 7:03
- 山行
- 6:35
- 休憩
- 2:15
- 合計
- 8:50
天候 | 7/24、晴れ 7/25、曇り 7/26、朝晴れのち曇り、時々雨 7/27、朝は雨と強風、一時止んだのち、再び雨 7/28、曇り時々晴れ一時雨 7/29、晴れ一時雨 7/30、晴れのち曇り、午後本降りの雨、夕暮れ晴 7/31、朝晴れ後、曇り(下山後通り雨) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り、松本駅までバス、その後JRあずさ |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道残雪ほぼ無し(7/31のみ有) 7/31も 距離短く平坦地でシャーベット状だったのでチェーンスパイクつかわず |
写真
三俣蓮華岳から三俣山荘へ降りる登山道から見た
三俣山荘とそのバックにそびえる鷲羽岳
ほれ込むほどにその迫力は素晴らしい
ガスが出ていてこの景色なら
晴れていたらどれほどにインパクトがあったか想像に難くない
左が男性用、右が女性専用
きっちり分けられているのは
男としても気をつかわなくて済むので有難い
また男性用露天風呂は脱衣荷物を置くところに
きちんと屋根がついているので急な雨にも安心
ハムチーズカツ、テンプラ、
スパゲッティ、キャベツ、パイナップル
カボチャ、マカロニサラダ?
わんこそば?ご飯、味噌汁
ご飯味噌汁はお替り自由
ご飯は圧力釜?で焚いているようでした。
今年の定員50名
数えてみたら、満室でも一人畳一枚確保の模様
荷物を置く場所もありそうなので畳一枚でも快適そう
自分が宿泊した時は2日とも畳2枚分確保してくださり感謝感謝
(混雑を避けて7月に
山行をねじ込んだというのもありますが^^;)
ロープには劣化防止用のチューブ?が付けられていますが
これはロープと固定されておらず
動くので掴むと危険かもしれません。
ロープに体重を預けること自体、危険ではありますが^^;
今回の山行(薬師岳、黒部五郎岳、鷲羽岳、水晶岳)の中では
一番の難所?と思います。
ただ登山道自体、槍穂高辺りと比べると
一段難易度は低いように思います。
個人的には岩場ガシガシ登るより
開けた稜線歩きが好きなので水晶岳への道はGoodでした
三俣山荘、オムライス1300円
こちらもおいしゅう頂きました
食料充分持参しているにもかかわらず
つい美味しそうで山小屋で食べてばかり(笑)
ザックも軽くならずに財布は軽くなる^^;
装備
MYアイテム |
![]() 重量:-kg
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感想
簡単に行くことができない
秘湯系温泉好きの自分としては長年の夢だった高天原温泉
本来は去年計画していたのですが
2回とも諸事情で中止せざるを得なかったので
今年は「高天原温泉が最優先」と予定を組み行ってまいりました。
1日目(7/24)
富山駅6:10発折立行バス
普通のトランクルーム付観光バスタイプ
途中でコンビニでのトイレ休憩を挟みつつ折立へ
折立降り立つ、天気は快晴
・・・但しザックは重すぎたw
ザック重量20.1kg、水2.75L、
コンビニで追加購入したゼリー飲料とパン二個合計23kg強?
重すぎるザックは想像以上にやる気を削る事に今更気が付く(汗)
(普段は水込み20kg強程度までが多い)
※毎回自覚しつつも山から帰ると辛さをすぐ忘れるw
もう折立のキャンプ場でテントを張って帰ろうかとか頭をよぎる^^;
まあそういうわけにもいかんので登り始めるが・・・暑い。重い。
テンション上がらず、頻繁に休憩するもなんとか想定CT程度で太郎平小屋へ
今にして思えば疲労も併せて高山病の症状も少し出ていたのかもしれず
薬師峠テント場到着時点で疲労困憊、早々に酒飲んで寝る
2日目(7/25)
本日は薬師岳登山のみの予定
昨日の脚力ではとても黒部五郎小舎までたどり着けそうにないので
空き時間はごろごろするノンビリ日程
テントデポして薬師岳への道
最初は岩場の渓流沿い?を登る
暫くすると開けた木道、薬師平
空はどんより微妙な天気
昨日登っておけばよかったと後悔しつつも昨日の状態ではとても動けなかったので仕方なし^^;
薬師岳に近づくにつれ晴れ間どころか周りの山々はますます雲に隠れ
薬師岳への最後の登りに差し掛かる頃には風、ガス共に強くなる
薬師岳山頂では見事なまでの驚きの白
いっそ清々しい^^;
そして太郎平小屋付近まで戻ってきたら天気が回復し始めるというお約束(苦笑)
時間は余っていたので近くの太郎山へ登り
太郎平小屋でネパールカレーという
興味ひく名前を見かけたのでお昼に頂き、
テント場に戻りゴロゴロのんびり過ごす。
登山というより徒歩で巡るテント泊旅行的な感覚に近い
そんなノンビリ旅が好きな自分
3日目(7/26)
今日の午後から明日にかけて天気が崩れそうとの情報でしたので
早くたどり着けたら三俣山荘、時間がかかれば
無理せず黒部五郎小舎でテントを張る心積もりで出発
朝は幸い快晴
太郎平から黒部五郎岳への稜線上の縦走風景を期待しつつ出発
しかし今日もパワー続かず
上り坂になるとザックの重さに負けて休憩連発
最初の山頂、北ノ俣岳で早くも中休止
そして天気の崩れも想定よりも早く
朝9時前の赤木岳で早くもガスだらけ
その後は時折晴れ間が見えるもののガスの時間が長くなり
折角の眺望が残念虚無の世界に
黒部五郎岳山頂はギリギリお昼前到着
快晴とはいいがたいが近くの風景は見える程度の空模様
ここで下山後後泊の宿を押さえてからカール地形を下っていく
そして今年も無事に雷鳥様とご対面
今年は子連れではありませんでしたが、年に一度は雷鳥様を拝みたい
それにしてもカール地形はスケールが大きくていい
人の気配の少ない雄大な光景。自分のツボにはまります。
黒部五郎小舎には14時半着
ここでは珍しく?
越冬飲料(昨シーズンの残り?)が売ってたので酎ハイ350円を頂く
テント場は平坦でペグも打て過ごしやすい
日が落ちる頃には雨風が強くなってきたので早々に寝床につく
4日目(7/27)
朝目が覚めると暴風雨(苦笑)
5時過ぎまで様子を見るも収まる気配なし
腹をくくり暴風雨の中テントの撤収を敢行する
ずぶ濡れのテントをザックに詰め込み
出発して30分経ったかどうかで雨が止む(白目)
まあ雨がやむに越したことはないので気持ちを切り替え高天原山荘へ
しかしそれほど甘くなく
三俣山荘、テント場エリアを抜けた辺りで再び本降り
当初は雲ノ平経由で向かう予定でしたが
景色も期待できないのでCT優先で岩苔乗越で高天原山荘へ
岩苔乗越から高天原山荘への道は悪くはないけどよくもない?
北アルプスの登山道にしては多くの枝葉が覆いかぶさり
悪天候も合わさってイライラ^^;
まあ百名山への道とは訳が違うのでこんなものかもしれません
14時過ぎに高天原山荘に到着後
暫くしたら一応雨が止んだので夕食前に念願の高天原温泉へ
高天原温泉は白濁色の単純硫黄泉で
川に近づくにつれ独特の臭いが心をくすぐる
浴槽は3つで野天風呂(混浴?)
男性露天風呂、女性専用露天風呂
野天風呂と男性露天風呂は5、6人は入れる程度
夕食ギリギリの時間に行ったので露天風呂独占で堪能
至福のひとときでした
尚、高天原温泉までの道はほぼ登山道なので
登山靴で行った方が無難です。
山荘備え付けのサンダルでは温泉がある河原へ降りる岩場?がやや危険かと思います。
あと登山とは別で唯一気になったのは
この日夕方辺りから登山靴が履きにくくなってきたと感じた事ですが
この時点では原因に気が付くことができず
インソールを抜いて温泉に向かうとかあまり深く考えていませんでした^^;
5日目(7/28)
今日は高天原山荘、連泊
今回の山行最大の目的が高天原温泉なのでこれを堪能するのが第一目的
堪能するには連泊が必須
という事で一日ゴロゴロ温泉三昧確定
朝食後、皆さんが出かけていくのを見送った後。ひとり温泉へ
男性露天風呂を1時間程堪能したのち、
宿の方に勧められた竜晶池へ
刈払いされた静かな緑の小道を進むと静かな湖
暫くぼうっと過ごしたのち、再び高天原温泉へ
今度はせっかくここまで来たのだからと野天風呂の方へ
脱衣所など存在しないが気にしなぁい
こちらも暫く堪能したのち一旦、山荘へ戻り昼食を取る
昼食後再び温泉に戻り三度、温泉を堪能する。
贅沢で至福なひと時
6日目(7/29)
今日は天気次第でギリギリまでゴロゴロ予定でしたが
空は素晴らしい快晴
朝食後さっそく動き出す。
連泊したとはいえ、6日目でかなり疲労があると思っていましたが
不思議な事に登山開始初日よりも力がみなぎっている
雨の中撤収したテントが詰まったザックの重さも気にならず
初日よりも明らかに足取りが軽い。
温泉効果か一汁三菜、バランスのとれた山小屋料理のおかげか
山小屋の魅力を改めて再認識
とはいえ
このエネルギーがどこまで続くか自信がなかったので^^;
テント担いで水晶岳チャレンジはせずに
三俣山荘テント場に先に向かう
そしてつい昼にビールを飲んでしまったので(汗)
今日はそのまま終了
あと三俣山荘はトイレが小屋内利用なので
都度靴を脱ぐ必要があるのですが
今日も靴の履きにくさが気になる状態が続いていました
7日目(7/30)
今日はテント泊連泊
身軽にして鷲羽岳、水晶岳登山
今日は今回の山行一番の好天気
鷲羽岳山頂から眺める槍ヶ岳や三俣蓮華岳、遠くに見える笠ヶ岳も美しい
その後、ワリモ岳を抜けて水晶岳へ
下調べではやや難易度が高いような情報があったものの
さほど難しい道もなく山頂まで到着し拍子抜け
これならテント担いでも何とかなったかもしれないが
過ぎたことを考えても仕方なし
本命の高天原温泉が満足いったので後悔無し
ただ今日もまた中途半端に時間が余ってしまったので
お昼前に三俣山荘テント場に戻りゴロゴロ過ごす
今日も展望食堂でお昼を頂く
(幸い13時頃から2時間以上大雨が続いたので結果オーライ)
8日目(7/31)
最終日
時間には多分余裕があるのでグルメ下山^^;
朝は快晴、せっかくなので4日前のリベンジ
三俣蓮華岳に再び登る
幸い今日は山頂でも快晴。槍ヶ岳を指さしつつ記念撮影^^;
そして稜線上の道の評判が良い双六岳に向かうも一気にガスが湧いてきて
双六岳山頂到着時点ではガスガス視界無し状態に(苦笑)
あとは新穂高温泉までひたすら下山
双六小屋でコーラ飲み
鏡平山荘でかき氷を堪能し
わさび平小屋でバナナ食べつつラーメンを頂く
最後に子熊に遭遇し若干肝を冷やしましたが
基本無理ない行程を重視したので大過なく無事に下山ができました。
追伸
登山後半に気になってきた
履きなれたはずの靴が履きにくい問題
家に戻って両足の甲をよく見てみたら・・・
両足の甲がパンパンに腫れて丸くなってる。
そりゃ登山靴が履きにくいわけだ。^_^;;
こんなに足の甲が腫れたのは登山始めて記憶にない
笠ヶ岳登山やめて正解だったと改めて感じた今日この頃
帰宅から早3日、いまだに足の甲の腫れが収まらないw
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