北アルプス(上高地〜涸沢〜北穂高岳〜大キレット〜槍ヶ岳〜新穂高)

2022年09月16日(金) 〜 2022年09月18日(日)

• GPS: 55:18
• 距離: 37.6km
• 登り: 2,563m
• 下り: 2,946m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:36
• 休憩: 0:16
• 合計: 4:52

6:52 上高地バスターミナル
6:56 6:56 無料トイレ
7:33 7:33 明神館
7:37 7:37 徳本口
8:09 8:10 徳沢公衆トイレ
8:22 8:22 新村橋
8:57 9:11 横尾
9:27 9:27 横尾岩小屋跡
10:01 10:01 本谷橋
10:47 10:48 大崩落地
11:04 11:04 Sガレ
11:44 涸沢

2日目

• 山行: 7:32
• 休憩: 1:12
• 合計: 8:44

4:20 涸沢
4:25 4:25 涸沢小屋
7:17 7:23 北穂高岳・天場
7:35 7:50 北穂高岳
7:51 8:09 北穂高小屋
10:21 10:54 長谷川ピーク
13:04 南岳小屋

3日目

• 山行: 7:52
• 休憩: 1:31
• 合計: 9:23

4:47 南岳小屋
4:53 4:57 南岳
5:10 5:13 天狗原分岐
6:21 6:25 中岳
6:59 7:00 大喰岳
7:13 7:19 飛騨乗越
7:31 7:42 槍ヶ岳山荘
8:06 8:21 槍ヶ岳
8:31 8:34 槍ヶ岳山荘
8:39 8:40 飛騨乗越
9:16 9:26 飛騨沢千丈乗越分岐
10:19 10:36 槍平小屋
11:19 11:26 藤木レリーフ
11:35 11:35 滝谷避難小屋
12:42 12:42 白出沢出合
13:16 13:23 穂高平小屋
13:52 13:52 小鍋谷ゲート
14:08 14:10 新穂高温泉駅
14:10 ゴール地点

天候

1日目:晴れ
2日目:晴れ→曇り(時々小雨)
3日目:晴れ→曇り(稜線はガス&小雨)

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

あかんだな駐車場を利用(600円/日、入場は午前3:30から可能)
行き:平湯BT→上高地
帰り:新穂高ロープウェイ→平湯BT

コース状況／危険箇所等

涸沢〜北穂・・・南陵取付直下に長い鎖場と梯子あり
北穂→A沢のコル・・・鎖場やクライムダウンする箇所多数、浮石が多いため落石注意
長谷川ピーク→南岳小屋・・・梯子あり(登りなので北穂側より多少マシ)
槍ヶ岳・・・鎖場、梯子多数、下りルートに少々際どい岩場あり

その他周辺情報

・涸沢ヒュッテ
テント泊 2,000円
トイレ、水無料
14:30よりテント泊の受付開始

・南岳小屋
テント泊 2,000円
トイレ無料、天水1Lにつき100円(※小屋泊、休憩利用で料金が異なる)

写真

9/16 6:52

リベンジマッチ開始

9/16 7:00

初っ端からいい雰囲気

9/16 9:11

横尾で大休止

9/16 11:13

もはや通い慣れたルートなのでペース配分も思いのまま

9/16 12:37

ヘリの荷揚げ現場を生で見るのは初めて

9/16 14:40

受付を済ましてのんびり

9/17 2:34

2日目。早くに目が覚めてしまった。

9/17 4:23

予定を1時間前倒しして4時過ぎ出発。大キレットで予定以上の時間を要する事になったので、この判断に助けられた。

9/17 5:30

焼けてきた

9/17 5:51

富士山もくっきり

9/17 7:35

北穂で撮影を堪能した後、彼方にそびえる槍を目指して再出発。

9/17 8:07

小屋からA沢コルへの下り。激下りというかほぼ垂直に感じられるほどぶっ立っている(錯覚)。登山者による落石も多数発生しており、さっそく大キレットの洗礼を浴びた気分。

9/17 9:02

長時間緊張を維持し続けているからか、これくらいなら何とも思わないほどに感覚が麻痺してきた。

9/17 9:12

ここを下るのが一番怖かった…(着地点が細い上に左右が切れ落ちている)

9/17 9:54

平らな地面のありがたみが身に染みる。想定以上に時間を使ってしまったけど先はまだ長い。

9/17 10:40

長谷川ピーク。前後の記憶が曖昧になってきた。

9/17 10:42

先程と比べて緩い稜線が目の前に広がり緊張から解放される。とはいえ滑落すれば危険なことに変わりはない。

9/17 13:02

南岳小屋到着。早めに出発したおかげでテント張り放題！

9/17 13:56

苦労してきたからかコーヒーが格段に美味しく感じた

9/17 17:42

稜線から眺める夕焼けがエモい

9/18 4:54

3日目。天気が崩れる前に下山すべく早々に出発。

9/18 5:11

槍の穂先が見えている！と淡い期待を抱くが…

9/18 5:39

槍が飲み込まれた。やっぱり間に合わなかったか…

9/18 7:00

身体が持っていかれるというほどではないが、体勢を保つのが難しいほどの強風が信州側から襲いかかる。

9/18 7:46

山荘前に到着。前回同様に虚無なものの、人が少なく雨が落ち着いていたのでザックをデポして山頂アタックを決行。

9/18 8:10

1ヶ月越しのリベンジ達成。余韻に浸りたかったが小雨が降り出したので早々に退散した。

9/18 8:53

飛騨乗越を経て下山開始。いい天気ですね(白目)

9/18 8:56

槍方面を振り返るとほんの数分だけガスが取れていた。もう少しタイミングがずれていたら…と思うが、こればかりは仕方ない。

9/18 10:26

少し早いけど槍平で祝杯

9/18 13:41

こんな所に穂高平への近道があったのね

撮影機器：

FUJIFILM X-T4 レンズキット 富士フイルム

iPhone 12 mini 128GB au Apple

感想

umiharu

槍の穂先を目前に敗退してから1ヶ月、早々にリベンジの機会が巡ってきたので、今回は北穂から大キレットを越えて槍ヶ岳を目指すことにした。
前回の教訓を活かし、ザックを40Lにサイズダウンしコンパクト&軽量化を図ったところ効果は的面で、険しい岩場の通過もこなすことができた。
それでも、北穂からA沢コルへの下降は浮石も多くかなりの時間を要してしまう。もはや大キレットが本山行のメインと化してしまい槍の存在が霞んでしまった。
ひとまずリベンジは達成できたので、次回に槍ヶ岳を訪れるのは(何年後になるか分からないけど)晴天の日を狙いたいと思う。