TJAR北アルプスコーストレース


- GPS
- 61:05
- 距離
- 107km
- 登り
- 7,166m
- 下り
- 6,390m
コースタイム
- 山行
- 12:18
- 休憩
- 5:00
- 合計
- 17:18
- 山行
- 28:17
- 休憩
- 5:07
- 合計
- 33:24
過去天気図(気象庁) | 2025年08月の天気図 |
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アクセス | |
予約できる山小屋 |
|
写真
感想
TJAR北アルプスコーストレース
25年お盆前半は天気が悪く北海道くらいしか登山出来なかった
休日が連続して繋がっていたので全部山に使おうと思ったが計画変更余儀なくされた
天気のいい北海道行こうかとも思った
往復航空券で5万で意外とアリだな思った
高いことは高いが約束された絶景の景色と考えればワンチャン
後半から天気回復でTJAR北アルプスコースにした
暗いうちに登り山頂で日の出でその日は早めに小屋泊したっぷり睡眠、翌日30時間オーバーの行動で1泊4日
オレの体力的に最も有効に山を堪能できる最適解
お盆前半4日間は買い物も行かずに家から出ず、後半4日は山に居た
平均すればちょっとアウトドア好きくらいの印象だな
前半の大雨で山小屋は大量のキャンセル
一の腰山荘も空いてて泊まろうと思ってた
一応最終的な天気の確認してからにしようと思ったらあっという間に埋まり少し先の五色ヶ原山荘に予約
できれば初日はかなり緩めにして回復に専念し全快で翌日に挑みたかった
準備をして富山へ移動 上市駅からはタクシーで馬場島
途中歩いてる人3人いた
おそらくミラージュランドからだろうからガチのTJAR戦士の人かも
どうせ途中で抜かれるから聞いてみよう
初日は消耗しない様意識して呼吸整えて休憩多め
スタート1時間ちょっと標高1200地点で抜かれる
早すぎると思ったらこの人もタクシーみたいでこれで本日馬場島夜スタートが5人もいる
TJARの人では無かったがワラーチで登ってた
早月小屋で休憩中にもう一人追いつかれる
こちらはリスペクト勢でミラージュランドから歩いてきたとの事
同じ五色ヶ原に予約してて翌日も出発が一緒だった
山頂は基本ガスって景色は見れなかった
下山のカニの所がガスで水が滴ってる
滅多な事でツルッと行く事はないがそれでも精神的に滅茶苦茶疲れた
今回百高山も回収しようと剣御前も寄る
トップ回収のみで景色皆無 寄らなければ良かった
二日間基本ガスってたので雷鳥20回以上見た
朝晩朝の徹夜の山行多いから雷鳥よく見る
同じく朝夕に多いブロッケンと雷鳥は結構見る
立山三山トップはスルーして五色ヶ原へ進む
なんかイメージ的に立山カール乗り越えてザラ峠でその先に五色ヶ原だった
途中2つの山があり結構長かった
そこそこの秘境の山小屋だが風呂があったのはビックリした
風呂なんて全く頭に無かったので高天原温泉並の評価をした
カロリー補給でカップ麺ふたつとコーラが晩飯
カップ麺2個のスープ飲んだらダルさが消えた
熱中症手前だったみたい
17時前にアイマスクと耳栓で睡眠
ウトウトは出来るが今回は眠れない
1時スタート予定なので速攻で寝れないとほとんど計画破綻
しかも途中で目が覚めたらだいぶ重めの筋肉痛
計画の練り直しか撤退を考えてたらさらに眠れない
今回はコースタイム1で見ててさらに百高山回収で赤沢山も組んでいた
回収やめれば多少のマイナスもカバー出来ると踏んで続行で準備開始
どっちにしろ眠れないし
偶然、昨日早月木屋であった人と時間が被り一緒に準備をする 0時半
時たま起きてくる人がやべー奴らを見る目で見てくる
夜は結構冷えて少し風がある
防寒対策するも登りで暑くなりすぐに日中の格好で短パン
一方、一緒に出発した人は上下レインとネックウォーマーも使用
この燃費の違いよ
向こうにとっては散歩レベルでもこっちはすでに汗だくで心拍も130オーバー
必要カロリー、水分はオレの半分で良いんじゃないか
3時近くになるとヘッデンが増えて来てこの辺りですれ違いも
最奥に近いのでみんな行動が早い
5時にスゴ乗越で休憩してから薬師にアタック
登山者を追い抜かして進むもタイムは遅く筋肉痛が悪化
日の出から2時間くらいは快晴だったがここからは基本ガス
弱気になり撤退を長考 太郎平から下山し折立から今日中に家に帰れる
先に進むと最短で双六から新穂高 槍行くのとあんま変わんない
太郎平で大休止でゆっくり休む
大盛りラーメン食べようと思ったら昼時で大混雑
結局カップ麺とコーラ、プロテインで空腹を満たす
コースタイム1からさらに1時間遅れの 12時出発
今回赤沢山止めたのでコースタイム通りでも0時前に槍ヶ岳で上高地6時着予定
かなりの余裕がありむしろ始発待ちを懸念するレベルだった
なので最悪 12時間遅れても大丈夫なので継続
以前に同じコースをやった時はちょうど 12時間違いでの行動だった
つまり今回は以前夜で何も見えなかった所が見えるので気分は悪く無い
しかし体の不調はいよいよ本格化
足の痛みを誤魔化すためリカバリーサンダルで歩くのを繰り返す
予定の2時間遅れで黒部五郎小屋で最後の補給
晩飯で盛り上がってる人たちを横目に夜間装備に換装
暗くなり始めの19時スタート
双六までは三俣蓮華を超えて巻道で行くか、稜線上を行くかで迷う
コースタイムは殆ど変わらないが巻道のアップダウン結構あった気がするので稜線コース
稜線上は満天の星空で流れ星もすごい
真っ暗な世界から見上げた夜空は星が降るようで(マジで星が降ってる)
あの夏の日 煌めく星 今でも思い出せるよ(こんな思い出忘れられないわ)
静寂と暗闇の帰り道を駆け抜けた(帰り道まだまだ長い)
そうして知った痛みが(マジで足裏痛すぎる)
未だに僕を支えている(この経験は生きるわ)
思いっきり歌ってテンション上げる メッチャ楽しかった
少ししたら東の空が明るくなり月が昇る
ちょっと怖いがすごい景色だった 稜線コースで大正解
しかし予定の3時間遅れ23時で双六小屋
もう槍で日の出を見よう
しかし西鎌尾根は3回来てるが毎回2徹夜以上の状態で通過してる
キツイ、ツライ以外の感想がなく印象最悪
日付が変わるとガスと強風で寒く何も見えないのと眠気のピーク
風除けの場所で座り込んでると後ろから人が来た
まさかの時間に人と会う
夜中にガスだと道を見失い探すのに苦労する 時間ロス
鎖場では登りながら夢を見て握ってる鎖に説教をしてた
ここ思い返すと一番危なかった 思い返さなくても色んな意味でヤバイ
6時間近く遅れて千丈乗越で最後の登り
体が温まり強風ガスの中でも平気でちょっとタイムを縮める
そのペースのまま下山開始
槍沢あたりで足の痛みが限界になり一般ハイカーに抜かれ出す
なんとか横尾まで到着してここからはサンダルで行動
意外と小走りができて2時間で上高地
そういえばお盆休みだった 上高地は大混雑
バス待ちの時間でシャワーを浴びて着替え
ゴール後すぐに着替えられるのはマジで最高
松本駅に移動するもあずさが満席で取れない
この体のコンディションで立ち席はキツイ
高速バスが一つだけ空きがあったので予約
しかしお盆休みほぼ最終の中央道で帰るのはキツイ
やはり小仏トンネル前で渋滞して家に着いたの23時
ゴールから家までが12時間掛かった
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