ことぶき大学院2回目の授業

一昨日はことぶき大学院の2回目の授業でした。講師は信州大学繊維学部の元教授の木口憲爾先生です。応用生物学の先生で繭の研究が泉門です。と、言う事で講義内容は蚕と繭のお話です。繭の歴史から、遺伝子組換えの話まで色々と面白かったです。

講義は吉武成美先生の「一粒の繭」の文章の紹介から始まりました。「一粒の繭の中に人間の知恵と努力が集積されている。」、「ピカソやマチスの美術作品にも劣らない素晴らしい文化的作品であり、個人の作品ではなく、多くの人々の努力と長い時間をかけた結果なのである。」「一粒の繭の中に人類の歴史がある。」

講師の先生は繭を沢山持ってきておられ、講義のおみやげに繭を幾つかいただきました。繭を実際手にとったのは小学校以来でしょうか。次回は7月。今度は感性工学の話です。