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朝食のメニューは卵かけ納豆が主食でウインナを1本入れた卵スープ、プレーンヨーグルト100g、豆乳200mlが定番です。昼食は食べないことが多く、体重調整に使っています。夕食は糖質ゼロビールと赤ワイン、バーボンのハイボールを飲みながら、つまみはレタス、ミニトマト、ブロッコリーの上に豚バラ肉炒めを乗せたお皿とお刺身、大根おろし、オクラの卵和え、アボガド、等を食しています。
山での行動食は原則なしで、水のみです。たまにキュウリマヨネーズやミカンを食べます。非常食はマヨネーズ1本のみです。基本的に脂肪を燃やす体質になっているので、パンやおにぎりを食べなくてもお腹は空きません。山小屋に泊まる際の食事はおかずだけ頂きます。サバ缶なども持参します。
以下は糖質制限に関係する消化と代謝のお話です。
炭水化物は胃腸でブドウ糖までに消化されて血中に取り込まれ、細胞がブドウ糖を使って細胞活動エネルギー源であるATP(アデノシン3リン酸)を合成します。このATPがないと筋肉も頭も働きません。脂肪の消化吸収システムは少し複雑ですが小腸で脂肪酸とグリセロールに消化され血中に取り込まれれのち中性脂肪に戻り、リンパ管を通って肝臓で代謝され脂肪酸とケトン体になります。これらもブドウ糖と同様に細胞でATPを作る際に使われます。
ブドウ糖はグリコーゲンとして体内(筋肉/肝臓)に蓄積され、脂肪酸とケトン体は中性脂肪として体内に蓄積されます。蓄積できるグリコーゲンは約250gで1000kcal分しかありませんので基礎代謝にも足りず、2時間も歩くとお腹が空いてくることになります。脂肪は普通の人で10kgはありますので、9万kcalで50日分位のエネルギーに相当します。
赤血球は核もミトコンドリアも持たない細胞ですので利用できるエネルギー源はブドウ糖のみです。ブドウ糖とケトン体は血液脳関門を通り抜けられるので、脳細胞のエネルギー源はブドウ糖とケトン体で、医者や栄養士も間違えている方が多いですが、脳のエネルギー源はブドウ糖だけではありません。肝細胞はケトン体を合成しますが、自らは使わずブドウ糖と脂肪酸のみをエネルギー源としています。その他の細胞はブドウ糖、ケトン体、脂肪酸をエネルギー源としています。
糖質制限食を知ったのはヤマレコで、ワカさんの話でした。もうずいぶんになりますね。
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