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それに比べて、重く薄い海洋地殻は、流動的な要素を持つ、
場所と時代によって、流れる速さや、方向、流量、も変わる。
（ 図１：）
（ 例えで「固まらない生コン」とか、つきたての餅、スライム、時には「砂時計の砂」のように見える、そのふるまいは複雑み見える。）
・ 私は「ハワイ天皇海山列」に代表される海洋地殻の軌跡で、
Ｌ字形に屈曲している点について「なぜそうなったか」を考えました。
（ 図２：左上 ）
-- 前提 --
� ．曠奪肇好櫂奪箸寮簑舒銘屬脇阿�ない。
�◆‖席人涼漏未琉榮以�向が「北北西」から「西北西」に変わった。
�� 屈曲のあった年代は、およそ４２Ｍａ。
（ ここまでは一般にいわれていることで、どの本にもそう書かれていますが、なんでそうなったかについては、どの本にも書かれていません、４２Ｍａの現在のハワイの位置で、なにが起きたのか？ ）
（ 図２：左上 ）
-- 私の考え --
・ ハワイ天皇海山列が生まれてから現在までの間で、
一番大きなイベントは、ユカタン半島チクシュルーブ隕石の落下で、
恐竜絶滅（Ｋ／Ｐｇ境界）の原因と言われています。
（ クレーターから、直径１０ｋｍ、落下年代６５Ｍａ です。）
（ ハワイのホットスポットの活動開始年代は、わかっていませんが、最大の生物絶滅と言われている２５０Ｍａ（Ｐ／Ｔ境界）の隕石よりは、後と考えます。 ）
・ 太平洋東端のホットスポット（海嶺）から、６５Ｍａにマグマ供給増加が始まり、その流動変動が、ハワイの位置に届くまでに、２３００万年かかったと考えました。
-- まとめ --
・ 北米東端で６５Ｍａに発生したマグマ供給の変動が、
西に進んでハワイに届いたのが４２Ｍａ、表層の地殻が実際に移動する速さ（数ｃｍ／年）より早いと考えました。（ 図２： 右下 ）
・ 屈曲点を４２Ｍａに通過した流量変動はそのまま西に進んで、西端の日本列島に２０Ｍａに届き、 その流量変動が、それまで「ハの字開裂」していた日本列島を、接合させたと考えました。（ 図２： 左下 ）
（ このイメージは例えば、太平洋東端のアメリカで起きた地震で発生した津波が、西端の日本に届くまでに数日かかるのと同じで、地殻の流量変動の伝達は地質学的にゆっくりとした時間をかけて伝わっていくと考えました。）
・ もしもこの仮説どおりに、海洋地殻が流動しているなら、
複数のマグマの供給ポイントがあって、それぞれの活動開始年代が違っている太平洋では、その海洋プレート（地殻）の動きも、一枚板であるはずがなく、場所と時代によって、さまざまな向きと速さで流動していたものと考えます。
・ この考え方を、拡張していくと、現在の太平洋地殻の動きが解明できて、 現在の日本のずっと先の地殻変動が起こるか、そんな遠い未来が予測できると思います。
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今回の図と、参考過去日記：
2022年08月06日 08:24【新：海洋プレート流動説】
新説日本列島： プレート流量変動移動説（まとめ）
https://www.yamareco.com/modules/diary/173565-detail-276205
2022年07月31日 02:01【新：海洋プレート流動説】
新説日本列島： �Ε廛譟璽販�量変動の相対性理論。
https://www.yamareco.com/modules/diary/173565-detail-275705
2022年07月27日 08:06【新：海洋プレート流動説】
新説日本列島: �´↓�の補足 「永遠に固まらない生コン」
https://www.yamareco.com/modules/diary/173565-detail-275414
2022年07月26日 07:32【新：海洋プレート流動説】
新説日本列島: 「仮説」�∧册暗礎�は遅延する ��プレート移動はもっと遅い
https://www.yamareco.com/modules/diary/173565-detail-275342
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