|
|
(250Ma)隕石落下によるクレーター形成「ハの字開裂」
(250〜65Ma)ジュラ紀白亜紀の付加体生成
( ? ) 西南日本と関東への、黒瀬川帯付加
(25Ma)太平洋海洋地殻の移動方向が変割って、
東北日本の西進、(時計周り回転)開始
(15Ma)衝突接合グリンタフ活動=フォッサマグナ形成
(10〜5Ma) 伊豆半島の北進、衝突接合
・ グリンタフ活動図とフォッサマグナの図を重ねてみました。
図1: フォッサマグナの地質年代図と重ねて…
図2: フォッサマグナの地形変動図と重ねて…
・ この地形の褶曲帯の凹凸(向斜/背斜)の雁行の様子(図2)から、
東北日本がどちら向きに移動して衝突した変動だったかを、想定することができる。
( この地形的な様子からも、
東北日本が東から西向きに西南日本とつながったと考えたほうが、
島弧全体の変動、山脈の隆起、圧力変成、自然な流れとして、とらえることができる。)
・ 常に南側からの海成の地層の付加で南に向けて成長してきた西南日本と比べて、
東北日本だけの数々の特徴…
西側からの海成地層の付加と、東側からの海成地層の付加に挟まれた地層層序、
それぞれの成長方向が、西南日本と対照的なこと、
火山フロントの年代による変異方向、
その時々で、海洋地殻の流れと接する向きが、西南日本とは異なっていること、等々…
東北日本の地史が西南日本の地史とは全く異なっていることを表している。
( 衝突接合前の(高い山地のない)沿海に海洋性付加体が成長し広がっている景色は、
古くからの地史の研究者の文献に、たびたび登場する「準平原」そのものです。)
( そこから、衝突接合に至って、さらに東西圧縮、隆起、沈降、を経由、
現在の高い山地が中央に配置された、現在の日本列島島弧の姿になったと思われます。)
・ 繰り返しになるが、たとえ日本海が、どのようなの成因で生まれたにしても
現時点で一般的に言われるような、単純な西南日本と東北日本の「観音開き開裂」
によって、大陸から離れて、広がった動きだけでは、
実際に島弧を形成した大変動の、東西圧縮の応力は起こりえないと、私は考えます。
------------------------
参考 日記 URL:
フォッサマグナの地形と変動
https://www.yamareco.com/modules/diary/173565-detail-307362
グリンタフとフオッサマグナ… 考察
https://www.yamareco.com/modules/diary/173565-detail-307017
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する