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今回はフォッサマグナ帯の変動の結果である現在の地形から、
過去からどう変形してきたのかを想像してみる。
・ 北部フォッサマグナの糸静線の断層帯は、
東北日本の東から西への回転接合衝突によって、北西に押されてできた。
・ 南部フォッサマグナの八の字形状は、
伊豆半島北上によるの接合衝突によって、北につきあげたことでできた。
図１： 糸魚川-静岡構造線の断層帯（北部フォッサマグナ）
図２： フォッサマグナの褶曲帯（北部）
図３： フォッサマグナの褶曲帯（南部）
（ 図は「フォッサマグナ・日本列島を分断する巨大地溝の正体」2018年 藤岡貫太郎 より ）
＜松田時彦のあげた、フォッサマグナの４つの特徴＞
� ）椽Ｃ翩瑤魏Ｃ任垢覯仍蛎咫�
�◆ヽだ�層が内部に入り込んでいる。
�� 顕著な（著しい）隆起をした。
�ぁ）椽Ｃ翩瑤魏�切るように、南北性の地質構造（断層や褶曲ができている。）
・ 興味深いのが、�△両楮拈睫世涼罎如�
【 〜 したがって、中新世の中頃（１５Ｍａ）には、
日本海の海と太平洋の海とが、
この地域でつながっていた可能性もあると、考えられています。 】
と書かれている、
他にも
・ フォッサマグナの地質は、西南日本や東北日本にくらべて、はるかに新しい。
・ ６０００ｍ以上の溝で、掘削でもまだ基盤岩にたどりつけていない。
・ 諏訪湖に代表されるように、北部フォッサマグナの西の糸静線は、左横ずれ断層。
・ グリンタフ帯（変成帯）も、フォッサマグナの西の糸静線にそって位置している。
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… これらフォッサマグナのすべての特徴は
・ もともと太平洋海洋をはさんで離れて位置していた、
異なった２つのエリアの大陸地殻（ユーラシア大陸・北米大陸）が、
接合衝突したのであれば、底となる基盤岩はなく、その下は海洋地殻になる。
・ これらの現在のフォッサマグナの特徴や地形は、
私の考えている「ハの字開裂-２５Ｍａ接合」による変動と考えることで、 日本島弧の変動の動きと、現在のフォッサマグナの地形が一致する。
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参考関連日記：
グリンタフとフオッサマグナ… 考察
https://www.yamareco.com/modules/diary/173565-detail-307017
グリンタフから、島弧接合時の移動方向を見る？
https://www.yamareco.com/modules/diary/173565-detail-306958
西南日本 「黒瀬川帯」の謎。
https://www.yamareco.com/modules/diary/173565-detail-299245
日本の島弧や日本海の地史「立ちふさがる壁」
https://www.yamareco.com/modules/diary/173565-detail-274011
△フォッサマグナ△ 地質解釈： 関東山地はどこからきたの？
https://www.yamareco.com/modules/diary/173565-detail-272777
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