それが球形を平面に投影(歪めた)したものであることをつい忘れてしまう。
( 自分が描いた動画の概念図で、年代感覚に違和感を持った。)
図1: ハワイ海山列の概念動画(メルカトル図法)
図2: 北極中心に上から見た図(正距方位図法)
・ ハワイから屈曲点まで40My、
天王海山先端は斜めに直進して80My、
移動距離を時間で割れば、それぞれの移動速度が求められる。
( 地殻上層の西向けの速度は、
ベクトル合成の平行四辺形の底辺となって
ベクトル合成の対角線の、屈曲点の移動よりは遅い。)
・ 私の仮説「東北2段階変動」では…
65Ma、太平洋東端海嶺の活動開始、
40Ma、変動がハワイに到達
25Ma、変動がカムチャッカに到達(東北時計回り回転移動開始)
15Ma、東北日本と西南日本の接合
・ 図1では日本に変動が到達するのに、もっと時間がかかりそうに見える、
これを図2の北極中心の正距方位図法で見てみると、
太平洋東端から日本のほうがまっすぐで、
ハワイと比べた時の距離感が近くなる。
( それぞれの距離を、仮説ストーリーに当てはめると、
40Maにハワイに変動が届いてから、
15my後の25Maにはカムチャッカに変動が到達していて、
時間的違和感は解消される。)
・ 屈曲点の40Maより、カムチャッカが15my後に変動がに到達している、
この距離感が、メルカトル図法の歪による錯覚です。
( 図1で、黄色エリア西の端が、北へ行くと左に折れ曲がってるのも、
これと同じ理由で、北へ行くほど距離は近くなって、
先行しているように見えます。)
同日追記:
・ 場所によって、流動の向きも速度も異なっていて、
速度が違うと、時間の流れも違ってくる。
( 場所によって速度(時間の流れ)が違うとゆうことは、
別の場所で生まれたものなら、後から生まれた物が
それより先に生まれた古いものを追い越してしまうこともある…
まるで、アインシュタインの相対性理論のようだ。)
・ 実際に65Maで生まれた地殻変動伝達速度は速く、
50Myかかって日本に到達しているのに、
80Maに生まれた天皇海山列の先端の移動速度は遅くて、
80Myかかって現在のカムチャッカ沿海まで届いている。
・ 地磁気異常の地質年代図(海洋地殻表層)からは、
ハワイ周辺は緑色?。
( 海洋地殻には、相対性理論が必要かも )
makobe様。
makobe様の日記の話題とは論点が異なりますが、正距方位図法とメルカトル図法は下記の違いがあります。
日本の真東は南米のチリだけど、日本から東に向かうと北米のアメリカに到達。
ナビゲーションはメルカトル図法が良いが、極点に近づくほど引き延ばされて大陸の大きさに誤解が生じる。
自分のいる地点からの目標物の方位は正距方位図法。
真東の南米のチリに最短距離で向かうにはどうすればいいのか自分には分かりません。
どうするのだろう?
コメントありがとうございます。
・ 自分のいる地点から、最短距離で向かうには… ルートだけでしたら
下記サイトで、任意の場所から、等距離線と等方位線を指定表示できます。
" https://user.numazu-ct.ac.jp/~tsato/webmap/sphere/concentric/ "
地理@沼津高専、ウェブ地図サイト
https://user.numazu-ct.ac.jp/~tsato/webmap/
過去日記:
250Ma隕石の進入角と、地球反対側の集中点…で紹介しています
https://www.yamareco.com/modules/diary/173565-detail-277612
日記の論点の感想もお聞かせいただけると、うれしいです…
2024.03.28 追伸
・ おっしゃることはわかりますが「真東と東」では、
貴兄様の趣旨を明確に表現できていないと感じます。
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する