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旧甲西町にむかし落合鉱山というのがあり、その跡から「マンガノパンペリー石」という鉱物が発見された。
これは実は世界初の「新鉱物」だったのだ。
しかし、この「落合鉱山」というのがどこにあるのか、まったくわからない。手がかりはネットで「旧甲西町の・・・」とあるだけ。古地図など眺めてもわからないのだった。
そこで地形図やGoogleEarthなどで鉱山跡っぽい所に目星をつけて、実際に何度か鉱山跡を探索に出かけたが、すでに跡もどこにあるのかわからなかった。
何度か探索をして、ほとんどあきらめ始めていた頃、南アルプス市の図書館で甲西町誌を眺めたところ、「秋山川の上流部にはマンガンを採掘した跡もある。」という記述を発見。
今回はその辺を探るべく出かけた。
県営甲西林道は崩壊による通行止めということで閉じられたゲートを潜って侵入。崩壊した場所(写真左)の脇を恐る恐る通って、目星を付けた場所で林道から山の斜面に降下。目的の沢に向かう。
急斜面のヤブをかきわけながら約20分ほど下るときれいな沢に到着(写真中)。さっそく探索開始。
30分ほどの探索でようやく一個のチョコレート色したマンガノパンペリー石をゲット!(写真右)。
久々に勝利の美酒に酔ったことだった。
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