というか、今回は「ピークハント」よりも「フォトハント」の登山だったくらいだ。
私の登山にお供するカメラは「OLYMPUS Tough(タフ)TG-810」というカメラ。
これ、登山に最適なので今さらだがレビューを書いてみようと思う。
蓼科山での記録は下記をご覧下さい。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-259689.html
発売されたのは2011/3月だから、もうかれこれ2年近く前の機種ということになる。
ちょうど登山に使えるカメラを探していてこのカメラを見つけて飛びついたのだが、以後もこれに匹敵するようなタフなカメラにはお目にかかっていない。
一番魅力なのは完璧なまでの防水性。なにしろプロテクターなど無しで水深10mまで潜ることができる。そのまま水中カメラになるのだ。
したがって登山途中で雨が降ってこようが雪だろうがあわててカメラをしまう必要などない。
防塵性能もいいから、泥の手で触っても心配なし。ボディーが汚れたら帰宅後洗面器の中に突っ込んで洗えばいい。
衝撃性も強いので2m落下させても大丈夫だそうな。(実際昨日は斜面で落としてしまい、カメラがゴロゴロと斜面を転がった)。
液晶画面がハードクリスタル製とかで、2年酷使してもほとんど傷がついていないのもうれしい。
耐寒性についてはマイナス10℃まで動作可能と歌われているが、さすがにむき身で首に掛けていたら動かなくなった時があった。
今では首からウエアの中に突っ込んでいる。そうすればどんな吹雪の中でも完璧に動作してくれ、シャッターが押せないなどということがないので有り難い。
ついでの機能だろうが、「雪山撮影モード」の時はボディーを叩くことで操作できる。厚手のグローブをしていても操作可能ということ。
ただし、これで電源ON/OFFはできず電源は入れっぱなしになるので電池消耗は別の話。
さらに「売り」としてGPS内蔵というのだが、これもGPS機能をONしておくと電力消耗が速いのが恐ろしいのと、緯度・経度が数値で出るわけではなく、おおよその撮影地名が判るだけというプアな機能なのでほとんど使えない。これだけはちょっと「誇大広告」と言いたくなる。
ケチをつければ操作ボタンが小さい。素手でも操作違いを起こすことがある。静止画を撮りたいのにムービーボタンを押してしまうことが何度も・・・。
また、上記のような「叩き操作」ができるのに電源ボタンも小さいので、電源を入れるためにいちいち手袋を取ることもある。これはトホホだ。
まあ、そんな欠点もあるが、そのタフさ加減が素晴らしいので厳しい登山で使うにはおおむね満足できるカメラだと思う。
もちろん一眼のようなレンズ性能を求めるなら別だけど。
OLYMPUS Tough TG-810製品ページ↓
http://olympus-imaging.jp/product/compact/tg810/index.html
pascomさん、こんにちは。
私も、TG-610を1年以上愛用しています。
雨でも、落としても、-20℃でも、壊れたり誤動作することなく動いてくれるのは、重宝しています。
ただ、ボタンの操作性が悪く、室内での撮影等の暗い場所には弱く、家族カメラとしては不評を買ってまして、家族用のデジカメは正月に別途奥様の使いやすいキャノンを買ったところです。
でも、前のデジカメはちょっとの雨に濡らして壊してしまい、こいつはどんな状況でも大丈夫なので、とても頼れるやつです。ヒゲ面のごつい山男のようです。使いづらいところは、こちらが慣れればOK!
ちなみに、最新のTG-620では、触った感じ、操作性はよくなってました。また、裏面CMOSで暗いところも強くなった模様。ちょっと興味あり。でも欠点込みでTG-610、頼れるパートナーとして長く使ってゆきたいと思います。
タッチモードの存在しらなかったので、使ってみました。情報ありがとうございました。なるほど、ONにしてスノーモードにすると、背面を2度叩くとシャッターが切れますね。でも、電源付けっぱなしですね...それは使えない。電源消費を嫌って節電モードONにすると、10秒程度で液晶は消えるが、叩いても復活しない。結局、シャッターを半押ししないとダメで意味なし。手袋ではシャッターSWより電源ON/OFFが苦しいので、あまりうれしくないかな。近頃、電源ON/OFFはストックの先端でやっています。
ワンゲル入部当初は使い捨てカメラでした。
先輩がデジカメを使っているのに憧れ、自分も購入しようと決意。
当時はカメラにそこまで興味は無かったので、コレといった目星も無く売り場をうろうろしていましたが、
「防水」をうたう機種が並べてあり、「山に持ってこい!これにしよう!」と釘付け。
当時はたしかPENTAXとCASIOの2社のみでした。
自分が選んだのはPENTAXの方で、電池が単3だったのが決め手だったかな。(Optio43WR)
4〜5年愛用し、社会人1年目のときに新調しましたが、操作性の慣れもあってやはりペンタの防水モデルを選びました(OprioW60)。
そして一昨年にデジイチデビュー。
色々カタログ漁ったけれども、行き着くところはやはりPENTAXでした。
K-5は一眼でありながら防塵・防滴性が高くコンパクト。
デジイチならバッテリーそのものが大きいので電池の持ちも良好です。
ニコンやキャノンと比べてマイナーというのもyoko的には価値が高いのであります。
コンデジの方をまた買い換えるならば、他社を検討してもいいかな〜。
そうですか、totoro_san様もToughのユーザーで。
「ボタンの操作性が悪く」
まさにその通り。グローブをしたままでの操作性も考えたならもう少し他のボタンの配置なども考えて欲しかった。
「タッチモード」では電源ON/OFFができれば言うこと無しですが、そこまではできない。とても残念な気がします。
それでも「ヒゲ面のごつい山男のようで」使っていらっしゃるのも私と同じ。
どなたも同じような感想をお持ちなのですね。
新しい「TG-820」は知りませんでしたが、こういう欠点が改良されているなら最強ですが・・・。
山行では急な天候変化もあり、カメラには防水性が一番求められるところですね。
PENTAXのK-5というのはyokowv様のレコを拝見してもその実力を感じされられる機種です。
「ニコンやキャノンと比べてマイナーというのもyoko的には価値が高い・・・」
わかるなあ♪
yokowv様も案外「へそ曲がり」ですね。みんなと同じなのはちょっと・・・。ですね。キムタクなどに左右されてない。
また同じアングルでも撮影モードを変えて比較されているyokowv様には「カメラ小僧」的なこだわりがあるように感じています。
SONYとかの電機メーカーが主流になってしまったカメラ業界ですが、在来のPENTAXなどには、これからも頑張って欲しいものですね。
pascomさん、こんにちは。
OLYMPUS Tough(タフ)TG-810には興味があり検討したことがあります。
私の愛機、TG-810ではないですが
同じオリンパスのミュー795SW
を5年間愛用しています。
雪や泥、落下にも関わらず
いまだに故障しらずです。
塗装がはがれたのとバッテリーを買い足したくらいです。
耐寒性についてはマイナス10℃までとありますが
レンズに着いた水が凍りついて開かなかった以外は
全く問題なく、マイナス15℃でも正常に作動したのはさすがオリンパスだと感心しました。
愛情がわくと、なかなか買い換えられないです
もし壊れたらたぶん、新しい「TG-820」でしょうね。
こんばんは。
お仲間でしたか。
私は810と620も買ってしまいました。
タフ2台なんて贅沢ですね。
はじめまして。コメントありがとうございます。
進歩速いデジタル機器の世界で同じカメラを5年使っていらっしゃるとは。
愛着を持って愛機を大切にしていらっしゃることが伝わってきます。
「マイナス15℃でも正常に作動したのはさすがオリンパス」
おそらく、この機種がタフの先駆けなのかもしれませんね。
ぜひ、これからもそのカメラで山行記録を沢山撮って下さい。
そうでしたか!sirius様もタフ仲間だったとは。
sirius様の山行に支障なく使えているのであれば、私があれこれ言うよりずっと説得力のある「タフさ加減」です。
しかもTG-820(620?)も買われてしまったとは、このタフシリーズの良さにはまりましたね(^^)。
他の方のきれいな写真を見ると一眼も欲しくなりますが、やはりコンパクトな魅力は捨てがたく、これからもしばらくはタフ一筋で行きそうです。
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