「そりゃ目的に応じて違うさ。」というとびっくりした様子。
で、今回はそんな地図サイト独断レビューを書いてみようと思う。
【Mapion】
http://www.mapion.co.jp/
私が全般的に愛用しているのがこれ。地図のコントラストが強くて見やすいのだ。印刷してもOK。
だいたい地図サイトの地図はどこもなぜコントラストが弱いのか?道がよく見えずパソコンモニタを斜め下から見てやっと判るなど・・・。
その点でマピオンは絶対に優れている。
また、この地図の良いところは山の中まで拡大可能で、登山道や山小屋までしっかり記載されていることだ。ほとんど国土地理院地形図並み。
ただ、一般道と同じ線で書かれているのでどこまで車で入れるのか判らないという欠点はある。
またデータが重いのか表示が他のサイトよりちょっと遅いのも残念。
だが、上左図のように「3D風」で表示すると凹凸も判りやすく山行にも便利に使える地図だろう。
【MapFan Web】
http://www.mapfan.com/
この地図の良いところは印刷が簡単なこと。印刷プレビューが出て印刷ミスがない。
中でもお気に入りなのは「印刷設定」のなかに「ギュッ!と印刷」というモードがあり、これを使うと広域なのに詳細図の精度の地図が印刷できる。(上図中)。
普通の地図サイトでは広域を表示すれば中の表示項目は荒くなってしまうから、これを両立させた印刷は有り難い。
またルート検索機能もわりと使いやすく反応速いので重宝する。
【NAVITIME】
http://www.navitime.co.jp/drive/
車で移動する場合の移動ルートや所要時間のメドを立てるのに最適。
右クリックで「ここを出発」「ここに行く」を決めて「ルート検索」ボタンを押すとあっという間にお勧めルートが検索できる。距離や所要時間がわかるのは非常に便利だ。
また、ドライブ用なのでコンビニや駐車場情報がわかりやすいのが最大の長所だろう。(上図右)。
【PetaMap】
http://petamap.jp/home
SONYが手がけている地図サイト。
地図としては観光案内的な傾向で大したことないのだが、さすがSONYだけあって、このサイトで自分用のマップを作ってPSPやNAV-Uに転送して使えるのだそう。(私はやったことないが)。
まあ、そういうハードをお持ちの場合は使えるかも知れないね(^^)。
以下はあまり「良さ」を感じない(あくまでも私個人的に)な地図サイト。
でも興味あれば一度見てみると使用目的によっては価値が見つかる方もいるかも知れない。
【Yahoo地図】
http://map.yahoo.co.jp/
山の方では縮尺が拡大できず詳細な情報が得られない。もちろん登山道などの表示はない。
一方市街地でビル名などが異常に詳しいことがあり、街中歩きには便利かも知れないが。
笹子トンネル事故のあとすぐに、中央道の通行止めが明示されたが、こういう速報性は優れているようだ。
【いつもナビ】
http://www.its-mo.com/
住宅地図の「ゼンリン」が作っているサイト。
そのため住宅地での建物名、施設名などの情報はさすがに豊富だ。
【MAPPLE】
http://map.mapple.net/map/map.aspx
地図の昭文社が作っている。昨年までは「地図まる」という優れたサイトだったのだが、模様替えして見にくい観光マップになってしまった。
レジャーの時には役に立つかも。
*****番外********************
【国土地理院 ウォッちず】
http://watchizu.gsi.go.jp/mapsearch.html
地形図を見るにはここ。私は山行には必ずここの地図をプリントして持って行く。
表示範囲の選択が乏しく広域表示できないのが難。
また表示内容の新鮮さもちょっと古めなのは仕方ないか・・・。
【Google Map】
https://maps.google.co.jp/maps?hl=ja
「地図」としてはあまり使いやすくないような・・・。
ただし「航空写真」モードは捨てがたいし、他のサイトの追随を許さない。
普通の地図には表現されない「森林限界」や「防火帯」もわかるし地形図に表現ないような沢も写真なら一目で判別できる。
その意味で山行前に一度は確認しておきたいサイトだ。
こんにちは。
国土地理院の「標高が分かるWeb地図」が、同じく国土地理院の「ウォッ地図」よりも軽快に動くようですし、なんといっても右クリックするだけでその場所の標高が分かります。
http://saigai.gsi.go.jp/2012demwork/checkheight/index.html
コメントありがとうございます。
国土地理院の「標高がわかるWeb地図」知ってはいましたが実際動かしてみると、確かに「ウォッちず」よりも軽快に動きますね。縮尺のズームも自在のようで。
右クリックの標高は例えば三角点の位置でクリックしても正しい標高にならなかったりで、まだ精度は低いようですが、いちいち等高線を読まなくても簡単にだいたいの標高がわかるだけでも利用価値がありそうです。
有益な情報をありがとうございました。
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