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きれいだな、と眺めていたら、その中で鳳凰三山がすごいことになっている。
それは、薬師・観音の稜線あたりに雲がのしかかって滝のように流れていたのだった。
雲は西の方、北岳登山口のある広河原の方から次々とやってくる。そして稜線を乗り越えてこちら側、青木鉱泉の方に向かって山肌をなめるように落下していた。
そしてよくあるように標高がある程度下がったところで消えていく。
あわてて家の中に駆け込みカメラを持って返し、その雲の動きを眺めていたのだが、まあ飽きない(^^)。不思議というかダイナミックというか・・・。
まるで岩にぶち当たっている海の波のようでもあり、ある種の生き物のようにも感じられる。鳳凰に襲いかかる怪物!
その後雲の量がどんどん増えて繊維のような流れではなくかたまりになってしまった。
時間にすると10分ほどのことだっただろう、ちょっとした自然のショーを見せてもらった気分。
やっぱり「早起きは三文の徳」いや「三文の得」だ。
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写真で、左側の薬師ヶ岳の双耳峰がわずかにわかる。観音は完全に雲の中。一方、右端の地蔵はまったく晴れていてオベリスクも賽の河原もよく見える。
まさに典型的な滝雲ですね。
私が人生いちばんすごい滝雲を見たのは白毛門から見た谷川岳でした。
気象には生命は宿っていませんが生命が宿っているように見えるときもありますね。
それにしても早起きですね。
早速のコメントありがとうございました。
こういうのを「滝雲」というのでしょうか?私が感じて書いたままですね。
調べて見たらありました。
「【滝雲】山の稜線を乗り越えてきて、 山肌に沿ってまるで滝のように落下しながら消えていく雲。」とありました。
なるほど、では私が見たのはそれほど珍しい光景なのではなく、山を観察していれば時々?は見られるものなのですね。
またひとつ勉強させていただきました。
それにしても見直してみれば、まさに説明通り。落下しながら消えていました。
調べている中で下記のようなpdfがありました。
「上越国境で見られた滝雲」
murren様が見られたのも谷川岳。ここは滝雲の名所なのかもしれませんね。
うう。
ご自宅から見物するにはGoodですね(^^)/
滝に呑まれてみたい。
ウソです。
山行き帰り?のお疲れの所、コメントありがとうございます。
「鳳凰は雲が出やすい。」は感じておりましたが、こんな滝雲は初めて見ました。
写真でわかるように地蔵ヶ岳は、このとき晴れているようでした。この瞬間に地蔵から薬師の方を見ていたらいったいどんな光景が見えたのだろうと想像するとワクワクしてしまいますね。
次に鳳凰狙うときはこんな雲は願い下げしたいところですが・・・・。
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