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高速道路上でパンクやちょっとした自損事故で停まってしまった場合にどうしたらいいか?
常識のような気がしていたが、あらためて考えてみたい。
だいたい高速道路上では停止している車はない、というのが常識というか先入観にある。そこで視界前方に速度の遅い(らしき)車が見えても、まさか停まっているとは思わないから、大して速度を落とさずに接近してしまい、停まっている!とわかってから急ブレーキを掛けても間に合わない。というのが、こういう事故のパターンだと思う。
車の運転も山登りも安全の確保が大事だが、そのツボは以下に集約される。すなわち、「危険の回避能力は、その危険を想定・予想する想像力である。」だ。
高速道路上で停まってしまった時、後続車がそれに気づかず突っ込んでくるかも・・・、と考えることが大事だ。
そこで、自分の命を守るためには、
1)故障や事故で停車せざるを得なくなった時には左側路肩めいっぱいに車を寄せて停める。ハザードランプは点灯する。
2)すみやかに全員が車から出る。これが大事。
出たらガードレール・ガードロープの外に出る。車のまわりでうろうろしていてはいけない。
3)発煙筒(だいたい助手席の下あたりにある)を点火し、車が流れている上流に向かう。もちろん道路外を歩く。
約100mほど行ったらその道路上(走行車線)に発煙筒を置いて戻る。
これで後続車はこの先で何か起きていると言うことがわかるはず。
4)事故なら110番、故障なら保険屋のロードサービスなどに連絡する。
高速道の脇には一定間隔で非常電話があるが、いまなら誰でもケータイで連絡可能だろう。ここでもあくまでも道路の外で行う。
車の中に戻って保険証書を探すなどはもってのほか。いざのために保険屋の番号は電話に登録しておく。
5)発煙筒は短時間で消えるので三角板を持って上流の同じあたりに設置する。(走行車線の左端くらい。ガード外から手を伸ばして置けるところでいい。)
とにかく原則は道路上にいないこと。ガードレール外に出ていることだ。もちろん救援車を待つ間も同じこと。
こうすれば、少なくとも命を落とすことはないはず。
参考サイト「高速道路で停止した場合の措置」
http://www.geocities.jp/rnaga99/anzen13/hatuen/hatuen.html
【追記】
mermaid様からご指摘があり、高速道路上で停止する場合は三角板を表示することが法律(道路交通法)として義務づけられていることがわかりました。
日記を拝見させていただき、思わず財布の中に車の保険会社の連絡先があったか確認しました。
(あったけど、この財布山には持っていかないわ
お昼休み、携帯電話に連絡先早速登録します!
車の事故とか故障って頭が真っ白になるから、まずは冷静になって対応したいですね。
私がびっくりした高速道路上の車の故障は、休日の早朝そこそこ交通量のある東北道の追い越し車線(3車線の一番右)でタイヤがパンクしたのか交換作業をしていた事です
コメント感謝いたします。
思わず確認されましたか(^^)
保険会社の連絡先はいつでもすぐに連絡可能になっている方がいいですね。
特に夜間に事故った場合、ルームランプ付けたりして車の中でぐずぐずしているとろくなことになりません。
昨日のニュースの事故では車外に出ていたそうですが、とにかくパンク修理などしようとせずに車から離れて道路外に出ていないと危険ですね。
「東北道の追い越し車線でパンク修理していた。」は開いた口がふさがらない、危険行為ですね。
pasocomさん、こんにちは。
なるほどですね。
私は財布に保険会社の小さいメモを入れ財布はセカンドバッグに入れています。携帯もです。セカンドバックは私の(ダサい)トレードマークみたいになっており国内外どこでも肌身離さないですが、とっさの場合にバッグをもって車外に出られるかどうかですね。
とても参考になりました。
あと、余分でなことですが私はセントレアカードをもっておりそこにロードサービスが付いています。セントレアカードは年会費1万5百円(たぶん)で1万5千円分の駐車券も付いているしお得なカードだと感じます。宣伝みたいですみません。メインカードとは違いますが。
コメントありがとうございます。
保険会社の連絡先を紙にメモっておいた場合、夜間に事故った場合は、もしそれを持ち出したとして読めるかどうか(^^)
高速道の路面が真っ暗ということは少ないとは思いますが今時ならケータイに入れておく方がずっと確実な気がします。
まあ、それよりもなによりも事故の後で車の周りでうろうろしている人が多いらしく(パンクの修理をするなどは論外!)、そのために後続車にはねられるケースが多いですね。ですからとにかく道路外に出る事。
あとはもう何とでもなるかと思います。
こんばんわ
7月でしたか・・飛騨高山ICから岐阜に向かって高速道路で走っていると・・左前がパンク・・しかもトンネル内・・参ったぁ
四駆のパジェロでスペアはリヤードア背面。
小一時間かかって道路わきで交換作業・・肝を冷やしました。しかも・・タイヤの空気圧少ないし・・
サービスエリアで空気入れてもらってことなきを得ました。
とにかくパンク等の故障は、道路の非常帯までは走ることですね。
にしても、有名芸能人ですので驚きました。
事故って慌てたのでしょうか・・
冷静に対処したいものですね
でわでわ
御意:〈・・「危険の回避能力は、その危険を想定・予想する想像力である。」だ。高速道路上で停まってしまった時、後続車がそれに気づかず突っ込んでくるかも・・・、と考えることが大事だ。・・〉
◯処で、その「想像力」、以下のことまでは考え過ぎかな?
イ.PAやSAからの合流車線で減速せずに強引に前方割り込みしてこないか
ロ.高速の反対車線から分離帯を越えて車が飛び込んで来ないか
ハ.逆走車が走行してこないか
◯想像すればキリが無いのですが、小生には不幸にも実例、実体験(→イ.佐野藤岡SA上り車線、右追越し車線に車線変更出来ない(逃げられない)状態下で、左から追抜き的に強引な割り込みに遭遇、接触事故寸前に ハ.東北道宇都宮IC近くの日光宇都宮道路上り線で逆走車と鉢合わせに)があるため、高速走行中に時折想像してします。
◯それでどうしているかと言えば、イは予め追い越し車線に逃げておく(皆さんやっていますね)、ロは「まさか」とは思わず、追い越しが面倒でも、極力左車線(キープレフト)で走行する、ハは特に暫く前方に走行車が居ない時は要注意と思う・・様にしています。
◯なお重大死傷事故に繋がる「大型トラック」に後続に付かれた場合は、一般道を含めてほぼ確実に逃げています。(減速して追い抜きさせる、スピードアップして距離を取る、車線変更する等)
◯想像力の過剰か、歳を取ると運転は疲れますね。(どうでも良い話スイマセン)
ぱそこむさん
6月に高速道路で車が止まって以来、うちでは高速道路使わなくなりました。いや〜こわいこわい。
でも、自動車保険会社に電話すると助けてくれることを初めて知りました。保険て、事故のときだけ電話するのかと思っていました。
http://www.yamareco.com/modules/diary/826-detail-53479
亡くなった方、有名人とのことですが、知らない人でした。
実体験に基づくコメントありがとうございました。
確かにパンクであればなんとか非常停止帯まで入れたいですね。ただそういう時にどこまで走ったら停止帯があるのか?と焦ってしまいそうです。
トンネルの中ではまして怖いし焦りますね。大事にならなくて幸いでした。
スペアタイヤ、これいざ装着してみたら空気圧無しってのは私も経験しました。これもダメですね。スペアタイヤの空気圧なんて確認したことがなかった(^^)
最近はタイヤの中に樹脂?だか泡みたいなのを充填して復旧するツールもあるうようですが四駆のような大きなタイヤで使えるのか・・・。
なんにしても日常の備えが大切ですね。
コメントありがとうございました。
高速道ではご指摘のようなことも「まさか」ではなく想定する必要があるかもしれませんね。
イ)合流部分では、私はむしろ加速不足の低速のままで合流してくる車が怖いです。
「あらかじめ右車線(追い越し車線)に逃げておく。」か、よほど合流車線に注意しておく必要がありますね。
ロ)はさすがに「まさか」と思いますが、追い越しでもないのに漫然と右車線を走るってことはしてはいけないですね。やはりキープレフトが原則でしょう。
ハ)逆走車!(笑)。とにかく前方は怠りなく注意することでしょうか・・・。まあ、これは高速でなくても運転の鉄則でしょうけど。
運転というのは「運動」はしていないのにやはり疲れます。頭や五感がフル回転している証拠なのでしょうね。
そうでした。あのyoneyama様の日記の時にも同じようなことを書いてコメントしましたね。
しかし、「高速道路で車が止まって以来、うちでは高速道路使わなくなりました。」ですか・・・。
たしかに高速道ではちょっとした事故・故障が大事故に繋がる可能性が高いですので怖いですが。
最近の車の保険はずいぶんサービスが良いようですね。
故障車を救援する「ロードサービス」だけでなく、帰れなくなった時の宿泊代や電車代まで面倒見てくれます。
まあ、保険を使うと翌年から保険料が高くなったりしますから分割払いしているみたいなものですけど。
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