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そしてその中で今年も異彩を放って咲いているのが白い花びらの「シロバナタンポポ」だ。
タンポポといえば、いまや繁殖力旺盛なセイヨウタンポポが全盛な中、この白いタンポポは日本在来種だとのこと。
このタンポポを知ったのは去年のnori3さんの日記から。
シロバナタンポポは東日本では珍しいのに、甲府の荒川土手に自生して咲いていると。
だが、その話を聞いた後でうちの庭を見てみればあちらこちらに白いタンポポが咲いているじゃないか・・。
そのタンポポ、大雪が降った今年はどうだろうと思っていたが、なんと去年以上にたくさんの株が花を咲かせた。もうあちらこちらで、黄色半分、白半分くらいな勢い。
例によってネットで調べてみると・・・。
1)WIKIPEDIA「シロバナタンポポ」によれば、これは「カンサイタンポポとケイリンシロタンポポが交雑して出来た種である事が確認されている。」のだそうな。
・「カンサイタンポポ」は黄色い花。一方「ケイリンシロタンポポ」は白い花を持つ。
・「ケイリンシロタンポポ」は、九州の北部を中心に分布しており、島根県や岡山県など中国地方の一部でも確認されている。
2)WIKIPEDIA、その他サイトによれば、日本には他に白い花を持つタンポポは「キビシロタンポポ」「オクウスギタンポポ」「ツクシシロタンポポ」がある。
・キビシロタンポポ＝岡山県と広島県東部しか分布していない。
・オクウスギタンポポ＝東北地方（特に宮城県）に多く分布。「総苞」の形がシロバナタンポポとは全く違う。
3)「頭花」の裏側、「ガク」に見える箇所は「総苞（そうほう）」という。（ただし調べた限り、ガクと総苞の違いは私には理解できていない。）
4)シロバナタンポポの総苞外片の先端（角状突起）は鳥の頭のようなかたちをしている。
http://www.fukuoka-edu.ac.jp/~fukuhara/keitai/tanpopo.html
などなど。
これらから我が家に咲いているのも「シロバナタンポポ」だと判定しているのだが、1)からわかるようにこれは西日本原産の種であって西日本では多く見かけるものの、東日本で自生しているのは少ないらしい。なぜそんなのが我が家の庭にたくさん生えているのか・・・・？。謎である。
こんなブログも。
http://19339360.at.webry.info/200805/article_1.html
ちなみに黄色いタンポポは点検した限り、みなセイヨウタンポポだった。
タンポポと言えば、八ヶ岳には「ヤツガタケタンポポ」という固有種がある。
下記サイトによれば、やはり総苞の様子で見分けるよう。
また「八ヶ岳や南アルプスの標高が高いところで7−8月ごろタンポポを見かけたらまずこれだと思えばいい。」とのこと。
http://home.r07.itscom.net/miyazaki/garden/yatsu-special.html#yatu-tanpo
私も一度9月の行者小屋前で「季節外れのタンポポが咲いているな・・。」と思ったことがあるのだが、それが「ヤツガタケタンポポ」だったのだろうか。その時は何も知らず写真も撮らなかった。
次にはちゃんと総苞も確認してみたいと思っている。
写真左）シロバナタンポポ
写真右）セイヨウタンポポもいっぱい。
春の楽しみになりましたね。
分かりやすいまとめ、ありがとうございます。
定点観測ができるのはいいですね。在来種のほうが花期が短んですよね
我が家では、春になるとテンプラ出てくるのですが、野草も色々と少しずつ楽しんでます。タンポポもたまに、、、
コメントありがとうございました。
確か去年は数株しか見かけなかったのに、今年は10株以上はあります。庭で増殖しているのでしょうか？
今年は黄色いセイヨウタンポポもいつもより数が多いような気がします。当たり年とか、気候のせいとかあるのかもしれませんね。
我が家は野草を見分けられる者がいないのであまり野趣あるものを食べることができません。残念。
ツクシを煮付けにしたことがありますが、ほろ苦さが酒の友に最適でしたが・・(^^)
タンポポは以前「たんぽぽ茶」だったか「タンポポコーヒー」というのを飲んだことがあったような。天ぷらにもなるのでしょうか。
いま、フキが伸びてきたのでそのうちフキの煮付けをしようと企んでいます。
再コメ失礼します。
親の実家は北斗市の農家、山菜・キノコは普通の食文化でした。
我が家のフキはキャラブキ、�〔遒屬�を適当な大きさに切り一晩水につける（切りアクを取ると言っていた）�△笋錣蕕�なるまで煮る（煮る時間は採取時期・日当たりなどで違う、早いもの・日陰のものは柔らかい、遅くなると・日当たり良いとこのはかたいので時間が変わる）��ざるにあけ良く水を切る�ぬＩ佞韻靴銅儿�む（我が家は醤油のみ）これはフキの味がして美味しいです。
春の天ぷらは、ヨモギ・ユキノシタ・タラの芽・フキノトウなどが美味しい、、、コシアブラ・ハリギリ・タンポポ（ほろ苦い）フジの花（あまり味無い）・カラスノエンドウ・ツツジの花（ドウダンツツジ【訂正レンゲツツジ】は毒）まで試しました。
タンポポから脱線しました、ヤツガタケタンポポいつも気にしているのですが私も見たことないのです。
きゃらぶきのレシピありがとうございました。
私の煮付けは最初にごま油で炒めるのでだいぶ違う方法ですね。私はアク抜きというのは全然しませんがなぜか苦くないです。
タンポポも天ぷらになるのですね。驚きました。
WIKIPEDIAを見ると「タンポポコーヒー」というのはちゃんと項目になっていました。
根の部分を焙煎するのだそうで、作り方まで載っています。
漢方薬にも使われるそうで、その辺はnori3さんはご存じのことかもしれませんね。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%9F%E3%82%93%E3%81%BD%E3%81%BD%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%92%E3%83%BC
市販製品としても売ってました。
http://www.amazon.co.jp/b?ie=UTF8&node=2423682051
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