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今も続けてやっていて、うれしかった。
きょうはおやすみで近郊の山にでもとも思ったが、早起きしていたのに布団の中で結局日の出まで読書してしまい、機を逸する。1人の山はこんなもの。朝ごはんを野沢菜漬けでたっぷり食べていて、隣町の映画館まで行こうと思い立った。
塩尻の大門通りは前にもまして閉店の店が増えていたけれど。お客もコミコミってわけでも無かったけれど。ふるさとを文化の香る町にしたい、と言っていた彼女のことばを忘れない。
お目利きさんに映画も音楽も本も「これはいいぜ、お勧めだぜ」と言われなきゃなかなか探せるものじゃない。
きょうは、「プラハのモーツァルト」と「ハイジ」の二本。
ドン・ジョバンニを作曲したプラハ1787年の、ドン・ジョバンニのストーリーに沿った、今も流行のセクハラ・パワハラ悪党の男爵を女たらしのジョバンニに重ね合わせた、創作モーツァルト物語。この秋は村上春樹の騎士団長殺しを読んだせいで、結構ドンジョバンニを毎晩聞いていたので、あのアリアには涙モノ。ロケ地のプラハがまた、18世紀のままの町並みで、これまた最高。モルダウのカレル橋もプラハ城もよく覚えているよ。大好きな町です。「アマデウス」で完全に張り付いていたお調子者のイメージとは違って、モーツアルトがやけにいい男だった。
ちなみに、うちのネコの名はヴォルフガンク。
ハイジは、宮崎ハイジで全52話で育った身には、あまりにも展開早すぎで、大河ドラマの総集編風というスピード感が拭えませんが、主役の娘がすごくかわいいので没問題(メイウェンティ)。
クララの服の色も、ロッテンマイヤさんのファッションも、全く宮崎ハイジと同じなのには驚いた。セバスチャンの猿顔まで。宮崎さんがいつも原作に忠実なのは知っていますが、もしや今回の監督は、宮崎ハイジに忠実に作ったのかな?とまで思いました。フランクフルトで塔を探して道を聞く、ライエル(手回しオルガン)回しの少年もバッチリ居ました。僕の好きな登場人物です。しかし登山愛好家的には、アルプスのビューティーカットがちょっと少なかったのでは?という気もします。まあ、全52話分を2時間にシュリンクするわけなので辛いとは思いますが。ロッテが美人なので、ちょっと優しくしてあげたくなりました。
http://www.fromeastcinema.com/index.html
松本から塩尻まで16キロ。自転車で一時間見込んで出発したけど、はじめての道なのと、田川沿いにどこまでも土手を行けず、ちょっと地図読みしていたら、一時間20分かかり、初めの上映に間に合わず、塩尻の町をぶらぶらした。閉店になってしまった店の町並みを自転車でまわり、中世以来の古城跡の史跡堀内家は改装中で入れず。数年前に出来たというきれいで居心地の良い市立図書館で、良い郷土本を発見してメモ。高出〜和手にかけての田川左岸の河岸段丘沿いには、車は通りにくいクネっとした古道が延々あり、古い屋敷も縄文遺跡群もある。国道19号ではなく、この道を自転車で帰った。帰りは早くて田川の流れに乗って40分ほどだった。
車では絶対わからない、河岸段丘や歴史ある道の痕跡。自転車で傾斜を体感するからわかること。
帰宅してさっそく、ドン・ジョバンニを聴く。
yoneyamaさん、こんばんわ。
地域の素敵な映画館頑張って欲しいですね。
奈良は駅前商店街の地下が最後で完全に駆逐され、
全国で唯一県庁所在地に映画館のない街に(笑)
かわって、車で30分圏内にシネコンが4軒。
ハイジですが、、、、ハイジの住んでいた山の家からは
実は白い峰々はあんまりみえない。。んです。冬はともかく。
たぶん、松本からみる北アの山々よりかなり貧弱でして。
アニメのあれはたぶんイメージじゃないかと。
ペーターとハイキングするくらい登ればまた別かもしれませんが。
20年前に行ったときは、観光客はるるぶ抱えた女の子たちと
私たちだけで、その後、多数訪れる日本人観光客目当ての
店ができたとか宿が増えたとか聞きました。。
冬の家のあるマイエンフェルトの街は素敵な田舎の集落
でした。
おお、行っちゃってるんですね。マイエンフェルト。おじいさんの家モデルもあるそうですね。いや、白い山がどうこうじゃなくて、ハイジが焦がれた山の情景の映像がもう少しあればハイジの鬱にも納得がいくかと思ったのです。白いを山出さずともビューティカットはいくらでも表現できるから。
でもいい映画でしたよ。やっぱりクララの奇跡ですよ。
そんなに山の情景が少なかったんですね。。
そりゃちょっと残念かも。
マイエンフェルトはすぐ隣駅にクララの療養していた
バートラガッツ(温泉)があって、ホテルが
確か三つ星だったか四つ星だったか、、、
バックパッカー風(一応新婚旅行)だったのにかなり無理して
泊まりましたが、これもまたよかったです。
フランクフルトにも行ってみたいですね。。
本命はベルギーのアントワープ大聖堂なんですが。。。(笑)
いや、普通の人には山の景観シーンなんかどーでもいいんじゃないでしょうか。きっと。美しく愛らしい映画だったと思います。
スイスの名所を短期間で旅行するには、やっぱりそれなりにマネーが要るみたいですね。安く行ってもしょうがないもんね。
自転車も、いいね〜yoneちゃん、16キロこいで16キロ戻る・・・なかなかですね、高校生の自転車通学の距離くらいかな?
中山道、歩いているとき、確か映画館見たような?・・・懐かしいです
いとーさんの赤線マップを拝見すると、通っていますね。中山道と塩尻駅をつなぐゆるい坂道のところです。塩尻って、田川と奈良井川に挟まれた南北に長いユルイ丘陵なんですね。
このあたりも松本の高校の通学区だったけど、だいたいみんな電車で来てましたよ。豊橋からなら、新城、蒲郡、田原、浜名湖あたりくらいの距離かな。
今晩は。
今度はドン・ジョバンニですか。
モーツァルトの3大オペラで一番好きなのは?という問いに、日本人はフィガロ、欧米ではドン・ジョバンニというのが一般的らしいですが、
私は石像出現から地獄落ちまでの音楽が大好きなのでこれが一番。
とても我々と同じ人類が創った音楽とは思えません。
猫のウルフガングもいい名前ですね。。。
200年前のせいか、今とは違った勘所なのか、ストーリーに関してはなんだか意味不明なというか解釈困難なところがありますが、音楽は全く素晴らしいですね。石像出現から地獄落ちまでの音楽は、特に素晴らしいです。
地獄堕ちがお好きなら、この映画おすすめですよ。
ネコは短縮でボルと呼ばれています。
有難うございます。
この映画機会があれば見てみたいですね。
私も猫党なんですが拙宅の3代目の13年生きた猫が9月に永眠ししばらくは猫のいない日々を過ごしています。
ところで全く関係のない話ですが、松本駅前が区画整理される前にあった山屋の溜まりのような和食処「本陣」というお店、yoneyamaさんはご存じですか?
山菜料理がとても美味しかったこのお店を今でも懐かしく思い出しますが、その後こちらのご夫婦がどうされているのか、消息を知りたいと思っています。
駅前の区画整理は1976年ころと1993年頃で、私は高校出てから1984年から33年ぶりに今年帰郷したもので、大人がいくような料理屋さんなどはわかりません。残念ですが。もともと城内ではなかった駅前は特に変わり、道も変わったようで知らない町のようでした。もう慣れましたけど。でも古い住宅地図があるので、見つけたらまたご連絡します。場所がわかれば、結構近くの年寄りに聞けば消息を知っていることもあります。
お手数おかけします。
私が夜行列車で松本に通っていた20代の頃の話ですので1976年の話だと思います。この店のあった場所に区画整理でビルが建つ事になり「コンクリの箱の中で俺は店をやりたくない」と多くの登山者に惜しまれつつ店を畳み「駅前でザックを預かる仕事でもしようか」と言われていましたがその後の事は判りません。
毎朝採取した山菜を奥さんが調理してご主人が運び、その場で色々とその山菜について話を聞かせてくれるというスタイルで大変人気があり、雑誌の松本に下山してからの立ち寄り処等の記事にはいつも掲載されていました。
ご主人は植物が専門という事で大変詳しい方でしたが確か北大のOBとお聞きしたように思います。
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