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自らの肉体を彫刻していく喜びとでも言うんでしょうか。稽古自体は地味なのに、完全にハマっているようでたのしそうです。まあ山なんか登るより心配がなくていいや。
スピードスケート小平奈緒選手の解説を清水宏保がしていた話の中で、小平は氷と対話する力があるという旨の話をしていたそうですが、娘がきょうメンターに聞いてきた話ではバレエの足運びは、床と対話すること、足をすっと離す時の小指の先の離陸する瞬間の一歩一歩に気を配ること。「対話」さえ成り立てば脚自体が頑張らなくても床が支えてくれる、という内容の話を聞いてきて、かなり話がかぶっていると思ったそうです。稽古場の床には、先生の顔が埋め込まれていると思って慎重に足を運びなさいとの教えだったそうです。
常々、薄いカンフーシューズや地下足袋や五本指靴で歩き回っている父は、足裏感覚の重要性を強調していましたが、ここで娘のバレエ論と合致しました。
日常の歩行で軽やかに足を運べない人間が山なんか歩いたら、丈夫な靴を履いていたっていつか怪我するって。
しかし娘は、大腿四頭筋とか大腿二頭筋とか腓腹筋とか、解剖学者並のボキャで父のストレッチ指導をしてくださる。今週は5日間の山行だったので、長期山行になると却って筋肉痛など無し。不思議なものです。それでも筋肉が硬いからと、特別ストレッチメニューを考案してくれました。ストレッチは苦役じゃなくて、気持ちいいからやるもんなんだと。
明日から試験だっていうので、バレエから帰ると、こたつで集中して、一日中勉強していました。隣で父は本を読んでいて、ときどき質問にこたえるという感じ。こういうのが集中できるみたい。
どうして一向一揆は起こったのか?
→いまのシリアと同じで、政府が信用されていないから、ポップな浄土真宗が武装して自由な独立国を作った。
鉱物と岩石の違いについて?
→岩石がおでん全体なら、鉱物は大根やはんぺんやちくわのようなものだ。塩基性岩(玄武岩や斑糲岩)には肉団子やタコ(橄欖石や輝石)、酸性岩(流紋岩や花崗岩)には大根やこんにゃく(石英や長石)が多い。
これは得意になって簡潔に説明しました。
橄欖石や角閃石、後白河天皇とか、保元の乱、平治の乱なんて知っていて驚いた。
yoneちゃん、かわいい娘さんですね〜パパとそんなお話しできるんだ
「対話」わたしもね、今和製ブーツ(足袋ね)歩いていますが、その域には、・・・まだかかりそうですな
”特別ストレッチメニュー”これもね、またの機会に、載せといていただけると、私も勉強になるんですが・・・よろしくで〜す
先日の浜名湖ですね。アスファルトの上は僕も地下足袋キツイですよ。対話を拒否されていしまいますよ。ストレッチは、図解しないと難しいですよね。
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