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しかし行列の先がどこのなにそばなのか調べるズクもなく、そばを手にしても腰を下ろす場所もなさそうなので、ちょうど漆塗りで光っているお城を眺めたあと近くの「かつ玄」で四味定食食べて帰った。ここはここでひっきりなしにヤングメンもアベックもあらゆる客が出入りしていた。緑町の評判高い人気そば店は開店前から行列だった。
信州はそばが有名で、江戸や関東平原の人たちからは、松本ではどこのそばが美味いのか?などと聞かれることが多いのですが、残念ながら松本の人はそば屋でそばを食べることはあまりなかったのです。少なくとも昭和時代くらいまでは。あれは都会の人が信州に来て食べるもので、だから多少お高いのでしょう。うちの親父なんかは、蕎麦はコメの取れない山間部の住民の食い物であって、城下のほうの人はそれほどありがたがらなかったというのが本音でした。高校生の頃は、そばは松本駅ホームの立ち食いが一番うまいと思っていました。これは関東の人にはかなり意外なようで、よく驚かれます。一口に信州といっても車無けりゃ死ぬとか言うところと、自転車で暮らせるところでは違うものです。
しかし平成ももう30年。蕎麦は立派にご当地名物として外からの人たちの吸引源力になっています。そばはずっと割高だなあ、と思っていたら、近頃はうどんの安い店みたいなそば店も出来ているそうで、そういうことなら気楽な食べ物になりえます。田舎都市の住人といえど、もっと町のうまいそばの店を研究したいものです。でも行列は苦手です。
松本は夏以来、小澤征爾音楽祭、草間彌生展、ワインまつり、地ビールフェス、クラフトフェア、先週は台風で流れたけどマラソン、それに通なヤングのりんご音楽祭と大催しが週末の度にあり、人々がたくさん訪れます。賑やかで、ありがたいことです。
長時間待つことは嫌なので行ったことはありませんが
人出が多い催しなのに信毎が記事にしないのは
主催がライバル新聞社のためだそうです。
あ、そういえば信毎に載ってないですね!無いものって気が付かなかった。市民タイムスでは一面トップの上22面でも。でもあれだけの催しだともう、主催関係ないですね。きのう二日目は6万4500人だそうで。
市民タイムスって新聞としてみても本当に面白いと思います。小さなニュースの探し方とか、コラムや連載の執筆陣とか、広告とか。近所の人やお店での話題にもよく記事の話があがります。地域に生きる、っていいですね。信毎の、長野県全域は今の僕には広すぎですね。
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