先日はとある若手のご婦人たちの集会で、近所親戚との「人付き合い講座」、きのうは勤め人管理職クラスの「後輩への声のかけ方講座」のような機会に出くわした。どちらも、人をいくつかのタイプに分け、そのタイプによっては褒め言葉もお世辞や嫌味に聞こえたりするという例などだし、人にはいくつかのタイプが有り、それも簡単に分かれているのでなくいくつかの割合で併せ持ってバランスを取っています、というようなお話だった。
どちらも始めに自分がどんな類型に入るのかをチェックするのでみな興味を持つ。
いまの後輩世代は、褒めなければいけない。片思いの相手のようなものなので、待っていても駄目で、こちらから態度を変えなければならない、と、昭和生まれ世代の人々にアドバイズあり。
以下の4タイプの後輩にたいして、注意するとき、褒めるとき。
●コントローラーCタイプ・・リーダー:親分肌。行動的、決断力あり、支配的。優しい感情を表すのが苦手、人の話をあまり聞かない。義理人情に厚い。(どんな人も中学生の時はコレになる)
→注意は頭ごなしでなく単刀直入簡潔に。褒めるのもさりげなく具体的に短く。お世辞言ってらと思われないよう。
●プロモーターPタイプ・・ムードメイカー:発案家。独自案を重視する。楽しいことが好きで細かいことを気にしない。変化、混乱に順応性高い。計画性に乏しい。
→注意はムゲなダメ出しでなく。褒めるのは単純なのでどう褒めても良い。
●アナライザーAタイプ・・コメンテーター:勤勉分析家。データーが欲しい。計画をたてるのが好き。失敗は怖い。行動慎重。
→注意も褒めるのもデーターを示して。「すぐやれ」とかは駄目。感情を出したくない人なので、苦しくないか時々訊いてやる。
●サポーターSタイプ・・いい人:人を助けるのが好き。人の気持に敏感で仕事より人間関係を優先する。決断力乏しい。誰からも嫌われない。
→嫌と言えない人なので、なんでも頼みすぎないように。言わないけど提案、要求はある。褒めるときは心を込めて「ありがとう」といいましょう。
なのだそうです。ガッチャマンの5人や、七人の侍なんかにも類型を思い出してみました。山のパーティーも、山岳部では4人がベストだった。この類型がハマればいいけど、現実にはCPASではなくCPPP PPPA PPSSだったり。そういうときは内なる眠っていた特性を出して補完し合う。そうして一人の人格の中にCPASをバランスよく持ち合わせるようになるのだなあ。
こういう問題で、みなそれぞれ、日々、職場や家庭で頭を抱えているのだ。何日も雲上人になって世間と離れられる喜びよ。なんて言っている私は、バランスの悪いP突出人間でした。
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