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戦の前に真田幸村が敵を前に謡を披露したり、風立ちぬの結婚式のシーンで堀越技師の上司が、苦もなくお祝いの謡をやったりと、少し前までは誰でも定形、アドリブ含め、人が集まれば行われていたものだと思いだした。寮生が、太鼓を叩けば寮歌を、歌詞見なくても何十曲も歌うようなもの。
受動の観劇ではなく、能動、見る側が寄っていかなければ見えない。見えれば、そこにないものがありありと見える、だから舞台装置も演出も質素。まるで観光名所ではなく、史跡めぐりのようなもので、見る側がある程度の読解力を身につければ、幻の映像を見ることができる。これが650年も続いた世界最古の現存演劇の理由なのだとか。
ぜひともこれからの人生に、お能を取り入れて教養としていきたい。
61pには関連本や漫画入門などの案内もあり。
お能の「能」は、能動の「能」を由来とする、でヨロシイか? いやヨロシクナイか。
見る側が寄っていかなければ見えないことを前提とした芸能というのはいや、誇らしいですね。
能の意味はなんでしょう。世阿弥以前は猿楽とよんでいたとか。
何言ってるかわからないし、初めて見ても何やっているかわからない。なのに廃れないのが不思議。
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