大人が楽しそうに過ごしていると子供は早く大人になりたくて成熟する。
親が楽しそうに勉強していると、子供はそんなに楽しいのかと勉強するようになる。
部屋が散らかっていて不満なら、楽しそうに片付けをして掃除をすると、家族も習うようになる。
誰かに何かを学んでほしければ、自分が楽しそうにやっているところを見せるのが一番効果がある。
新入社員を一人前にしたかったら、「一人前になると仕事がすごく楽しい」様子を見せてあげればいい。「仕事ができると愉快だなあ、周りから大人扱いされると気分がいいなあ」とにこにこしていれば良い。
合気道の稽古を通じて得た話として内田樹がネットのどこかで書いていました。
師匠の息づかいや所作などを格好いいと感じてまねるところから反復し、身につける。最も感染力が高いのは、師匠がやっていて気持ちよさそうなところ。
反復の中からいつもとの微妙な差を感じてそれを調整するところから技術が身につく。 まずは反復練習しなければ話は始まらないけど、その繰り返しを、楽しそうにやっている先輩が大事なのだ。
娘が10年ほどバレエ舞踊をやっていて、その世界での努力を楽しそうにやっている。たとえいつかバレエ舞踊家になるときが来なくても、努力の仕方はもう知っているから、何も困ることは無い、と思う。
きのうは、今度の課題となった「ジゼル」第1幕〜ジゼルのヴァリエーションの動画を、ナタリア・オシポワさんで多数回見て、ため息をついては振り付けを覚えていた。この人の楽しそうな表情が好きなんだって。
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