天安門事件から30年のドキュメンタリー

1989年、平成元年、ペレストロイカ、ヨーロッパピニック、東西ドイツ。大きな流れの変わり目がわかっていた。北京の学生たちにも共感していた。中国共産党もいよいよ民主化する予感がしていた。ところが大惨劇だった。夢を見すぎた。

きのうの番組では、その後を過した生き残り参加者、発砲鎮圧側に当たった元解放軍兵士のインタビューを見た。みな、僕と同じ55才。全く同世代だ。僕も北京で学生をしていたら、迷わずあの50日間の解放区で民主化デモに参加していたと思う。
あれから30年経った。ディストピアのまま。北京の55才は、いまの20代との常識差は、日本の比ではないかもしれないと思った。

火曜深夜（水曜早朝）に再放送です。↓
https://www.nhk.or.jp/docudocu/program/46/2586159/

コメント

maasuke1

RE: 天安門事件から30年のドキュメンタリー
おはようございます。
私はヨネさんより10歳も年上ですから、違ったトキメキをもってあのニュースを見ていました。こどもが産まれたばかりで、膝に抱いてビール片手に「ながめて」いた記憶があります。
それにしても、あの頃はおおきなニュースが立て続けに起こっていました。ちょうど私が船会社をクビになって、岐阜へ流れてきたころです。

イグルスキー米山

まーすけさんRE: 天安門事件から30年のドキュメンタリー
会社クビになって岐阜に流れていた頃生まれたばかりの子がいても、たいして未来に不安もなかった、なんとかなるっていう時代だったのでしょうね、当時の日本は。いや、若さのせいでしょうか。バブル絶頂期、とあとからは分類される時期ですね。