青果、鮮魚、精肉、豆腐納豆エリアの奥に、おじさんおばさんが二人でやっている惣菜屋があり、売り切れていなければアジフライを2つ。スーパーのものより肉厚で、衣もあっさりしている。冷めてもおいしい。
私の料理好きは、日々定番の作り置きものだけなので、揚げ物などはハレの日以外ほとんどしません。こういうのは設備のある惣菜屋任せです。
しかしアジを自分でさばいてみればわかりますが、頭を落とし開きにして中骨を取り、脇腹をすいて、残った小骨を骨抜きで引き抜いて、尾びれを残しつつ付け根の一番太い骨を外すのは結構な手間。それを短時間で大量に済ますなら、結構元のアジは大きくないと出来上がりがかなり小さくなってしまう。多分手作業で、水揚げ直後だと思う。定食屋だろうが、スーパーだろうが惣菜屋だろうが冷凍食品パックだろうが、この骨取り行程までは多分同じ元手と思う。高級料亭なら自分でやるかもしれないけど。100圓の重みを感じる。
「公設市場」というワードも調べてみて驚いた。1918年の富山米騒動を機に全国にできた、公正な価格で取引できるという保証ある場だったのだ。それまではカオスだったのか〜。那覇の牧志にも見た。函館や青森でも似た機能の市場はよく通った。中島廉売とか渡島蔬菜とか言いました。流通大手がひしめく大都市名古屋に、まだ残っているとは。それも六ヶ所も残っている。
単身のときは自宅で(コロナだし外でも)、酒類を飲まないようにしていたけれど、妻と合流してからは、週末の楽しみに飲むことにした。葡萄酒二杯まで。以前は、酒は際限なく飲み、限界を超え寝落ちするのが礼儀だと思いこんでさえいたものだが、会話の内容を忘れたり、貴重な夜の時間を失うし、翌日の体調を不調にしたりして、いいことがないと50代になってようやく気がついた。飲んでゴキゲンになってかつ早期復活できる適量は葡萄酒360CCまでである、私の場合。酒はゴキゲンになれば、それで役目はおわりなのだ。
台風一過できょう山に登れば展望よさそうだが、三連休は読書する。ネット古書店から届いた本と、図書館で予約していて取りに行った本のうち一冊が被っていた。ぼーっとしていた。
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