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まずは近年開店の西堀のBABAじぃ。味はインドの家族食堂再現、内装もインドの大衆食堂再現で照明が外光頼りでペンキ塗りの壁。おまけにインタネットラジオなのか微音量で流れる曲もDJも完全にヒンディ語放送でクーラーなし。待っている間にぬるい水飲んで汗拭ってその音楽とヒンディ語を聴いていると完全にデリーの町食堂なグルーヴ感の錯覚に。ああ、うまい、アチャールもダルスープも懐かしの味だ。ずっとキッチンカー営業で評判で少し前ついに店舗に。いつも客でいっぱいで、まだ店の看板も作る暇がないらしい。気さくな御夫婦主人と話すと「ああやっぱここは日本だった」と心が帰国する。
別の日、いつも行列の東片端(かたは)の「がねいしゃ」。東京じゃあるまいし、松本で地元の人でも行列するのががねいしゃ。だっておいしいんだもんね。マサラ中毒者の列に並んで30分で入る。この日は風と雲があって助かった。何時に行ってもスッとは入れないので、私も久しぶりだ。姉のたっての願いで並ぶ。ここも手を変え品を変えるカレーがいつも新鮮で美味い。きょうは南インドのイワシ入りカレー。ここも御夫婦の印象がすごく良い。
その近く助佐小路(すけさこうじ)の古書店兼喫茶「電線の鳥」に上がり込んで町のカレー屋論や看板学についてご主人と話す。ここもクーラーなしの古い町家建物。「本当に暑いのは一週間くらいなんでいつも買いそびれます」とのことだが、これは冷房狙いの客への挑戦状なのだ。扇風機で清々しい。
そこで話題に上がった、上土(あげつち)の骨董的店舗の甘党塩川にハシゴして、あんみつはもう腹に入らなかったのでソフトクリームを買って舐めながら太鼓門のほうへ。松本市役所本館の屋上展望塔に上がって、窓を開けて風を入れ、町を眺めて談笑する。ここは町で一番お気に入り、とっておきの場所なんだ。
「今回巡った店は全部、冷房のない店だったね」と姉に最後に言われるまで実は気が付かなかったことに気がついた。松本では本当にいい店には冷房なんか無いんだ。どこもお客でいっぱいだった。
https://x.com/babajinamaste10
https://tabelog.com/nagano/A2002/A200201/20016773/
https://toberunca.jimdofree.com
https://visitmatsumoto.com/spot/shiokawa/
https://www.zukulabo.net/shop/shop.shtml?s=1698
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