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無職の自由人なので、どんな長い山でも行っていいのだ。冬は雪が繋がりヤブが埋まり、どんな長距離でも山スキーで描くことができる。山から山を渡り歩く、シカやクマの気分だ。冬の計画を立てる。というか、夏のあいだに立てておいたたくさんの計画の日程を考える。
遠くの山は基本行く気がなかったけど、北海道に行く用事ができたので、登り残しの道東山域の未踏峰群に長期で行こうと思う。若い頃はこの山域は(札幌からさえ)遠い割に山が小さいと思っていて足が向かなかった。たしかに山だけ登れば小さいが、山と山をつなぐ無人地帯が雪に覆われる季節は、大森林、大湖沼地帯、大火山群の、日本離れしたカムチャツカ的長期山行ができる事に、最近になって気がついた。若いときは日高山脈一本槍だったことには満足している。日高はいつかいけなくなる青春の山なのだ。
但し、飛行機で山登り入りすると、愛用のホワイトガソリンのストーブ燃料とか、機内運搬が問題外っぽいし、EPIのガス缶も駄目なんですよね。ライターも一個だけ?3個持ったら何故危険なの?どうしたら良いのか今のところわからない。冬の10日間山行、イグルーとライター一本の焚き火オンリーで行ってみるか・・・。あ、特別保護地域?
(追記:オプティマスのノヴァなので、入山口でバスを降りたらガソリンスタンドまで歩いて灯油を買えば良いことがわかった!)
夏はお休みのイグルーWebサイトだったが、もうイグルー講習のオファーが来始めている。今季はよく講習をする乗鞍岳スキー場が少雪、経営難で営業をやめるとのニュース。以前は永遠と思っていたスキー場も次々閉じます。イグルー可能期間と山域が年々減っていく寂しさよ。
以前(1980年代)は北海道では11月3日の文化の日といえば雪山山行シーズンの始まりで、大雪山の旭岳でアイゼン、雪崩、ホワイトアウト修行と決まっていたし、11月中に札幌近郊無意根や空沼で山スキー山行1,2回は済ませて、12月に十勝連峰のフラノやトカチやオプタテシケで毎週吹雪かれて正月メイン山行までに鍛えたのに、今は11月に雪山はできない年もあるし、山域によっては1月の山行も雪がヤブを埋めていなかったという。
この冬は自身の長期山行を月イチくらいのペースで日程にぶち込みたいので、イグルー講習会主催は減らします。60歳代は短いんだ。イグルー長期山行なんかいつできなくなるかわからないのだ。
凄い計画ですね。
シムシル島は占守島のことですか。
冬に渡れるのですか。
白瀬が縦断したのも4月末だったと思います。
得撫島は今も羆がいるのではないでしょうか。
飛行機での山行は面倒ですね。
以前対馬に行ったときは役場の秘書室がホワイトガソリンを用意してくれました。
8Rなどは空にしてあれば手荷物検査は通過できました。
北海道では大体の空港の売店にEPIなどが置いてあります。
新知は中部千島で占守とは違いますよ。
私の白ガスストーブは灯油も可能とわかりましたので、入山口前にスタンドで買います。徒歩片道20分にありました。EPIは空き缶が出て、捨て場にも困るし、あまり好きじゃないのです。
これで終わりだな、という自覚が来るときを、なんだか心待ちにしている気分でもある。実に多くの満足な山行をしてきたと思うから、いきなりそれが来ても、そんなに悔しくはない。熱がもう無いというのとも違う。体にふさわしい山登りを組み立てていく知恵はあると思う。
阿寒湖、屈斜路湖、摩周湖火山群12峰
どんな山行になるのか、私には想像もつきません。
私は道東住み、雌阿寒岳がホームマウンテンです。計画に道東を入れていただいて、とても嬉しいです!
阿寒周辺の山だけ、道内ではまだ行っていなくて、遠いところだし、長い山行がテーマなので。でも途中でやめられるところが、易しいかつ難関です。やめる理由との戦いですね。
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