良い映画でした。日本最古の9世紀のフィクション、竹取物語はつくづく不思議な物語です。かぐや姫の美しさにみんなが夢中になった話なのですが、本当に美しかった。アニメーションでなくてはあらわせない美しさです。
山歩きをしていると時々耳にする往年の木地師の暮らしぶりなども盛り込まれていて、おもしろかったです。
こどもは凄い。映画の歌を一回聴いたら憶えてしまっていました。
遠景に出て来た富士山は噴煙が上がっていました。貞観の大噴火(西暦864年)前後でしょうか。竹取物語では、姫が置いて行った不死の薬を帝が悲しんで富士山で焼き捨てたのが、富士の名の由来とも言われているそうです。
日本の古典をざっとおさらいできる本をこのところ読んでいたので、ご紹介します。
●千年の百冊 小学館・・あらすじと現代訳語で読む名作古典100
●物語による日本の歴史 ちくま学芸文庫・・こどもでも読める言葉で書いた、日本の古典をたどる本でタイヘンお勧め。残念ながら源平合戦まで。戦後間もなく書かれたものの、復刊ものです。中沢新一氏少年時代に叔父の網野善彦おじさんにもらった本で再評価され昨年出た本です。
こんばんわ。
この映画みたいと思ってます。
最近、かぐや姫が宇宙人だったんではないかと思ってます。
昨夜は長野市はえびす講の花火大会がありましたが
そちらもえびす講のお祭りがあるんですね。
この映画知らなかったのでHP見て来ました。
晩秋になって来て月夜の美しさが際立って来ていますね。
会社帰りに大きな月が山の上に出て来ると思わず眺めています。
月の光を見ていると竹取り物語の様な事が起りそうな気がしてきます。
2010年に、地元のガイドツアーで峠越えの古道を歩いた時に
山中に木地師の集落があったという場所で
木地師の生活の話しを聞き、大変興味深かったです。
まろくみさん
昔からの話って、おもしろいですね。1000年経っても人の思う事は変わらない。原典読んだら、ほぼそのままの筋でした。
サクサクさん
木地師は炭焼きみたいに、国中の山を旅して、引っ越して歩いたのだそうですね。いつころまでそんな人たちがいたのか、今度は宮本常一を読んでいます。
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