卒業30年の昨年から同窓会が活発になってもと同級生で山登りをずっと続けてきた友人が二人もいて、何度か一緒に登りました。久しぶりに故郷の山に登れば、若い頃には知らなかったその山の歴史や関わった人の関連もいろいろ分かる。土地の人はみな誰かの知り合いだったり。
ずうっと転勤で全国の地方都市を回ってきました。そうでなければ住むこともなかった町、それに住んでみなければわからなかったことも沢山あって、とても楽しかった。数年前までは、もう一回くらい東京に住むことになるのかと思っていましたが、そういうこともなく、このあとはもちろん不透明です。しかし、帰るところは故郷の松本か、学生時代の友人が多い北海道だろうなと思います。
80年代までの地方都市は、活気はありましたが古い物をどんどん壊す、愚かな時代でした。2000年代を超えて、景気が悪いと言われながらも以前よりは地方や過疎の価値の見直しは、なされてきたのではないかな。もちろん多数派ではないけれど。
ヤマレコやヤマテンが東京ではなく地方都市にあるのは、たいした意味はないかもしれないけど、なんかうれしいですね。
松本は新幹線が通っていなくて、県庁もないのに栄えているところがいいです。
山梨では甲府に天守閣のあるお城を建てようと画策している人達がいます。そんなものが実際過去にあったかどうかもわからないのに。
その方々によると松本が栄えているのはやっぱりお城があるからだと(^^)
いや、そりゃないでしょう。片や国宝のお城。片や過去の城の再建でもないコンクリ城。同じに観光スポットになるわけがない。
それに松本に行くと分かりますが、街全体が「松本の雰囲気」を守ろうとしているのが良く判ります。
奇抜な色で目立とうとする建物や看板は少なく、町並みに合わせたシックな佇まいを維持していますね。結局お城がどうこうではなく街全体がどういうコンセプトでいくんだ?という話じゃないでしょうか。
私は甲府が松本に見習うべきはそういうことだと思っています。
パソコさん
ぼくは甲府も城の町作りですごく良くなると思います。甲府城はいろいろ聞いてみると、城郭建築最末期の豪壮な時代の作ですから凄く大規模な城郭で、石垣も立派です。天守は三層の規模ですが、周囲の郭を含めてまだまだ再現の余地があると思います。県民会館のところの堀を復活させるとか、内藤ホテルの所を返還するとか、巨大陸橋をなんとかするとか。どうせ駅前周辺の商業施設は大規模である必要も無いのだし、幕末期再現は、良い町づくりになると思うんだけどなあ。それには電信柱と電線をなんとかして、中心部に車は入れなくてもよいと覚悟を決めるべきだと思います。ヨーロッパの古い都市はそうしていますからね。松本だって80年代は奇抜な看板がゴタゴタしていました。斎藤記念フェスを呼んだり、町並みをなんとかしたりだって、ここ数十年かけての気長な流れだと思います。40年ほど前は甲府城も松本城も郭内に遊園地や噴水やへんなものを作っていましたけど、今は片付けていますね。
最近の城再建技術は結構本物志向で、40年前までのコンクリ作りとは違ってきています。
yoneyamaさん、こんにちわ。
松本は日本の三大アルプスはもとより、どこに行くにも便利がよくて、山好きにはたまらない環境ですね。自分の知人も民芸家具の職人になるため松本に住み着いて30年近くになりますが、カヌーやBCスキーなども気軽に楽しめると恨めしい。。いや、羨ましい便りをくれます。
ヤマレコもたぶんそんな社内の声にのって移転したと考えるのはうがった考えでしょうか。きっと社員の皆さんは友人知人にそんなうらやましい便りを送っているに違いない(笑)
カタヤマさん
ヤマレコの社員は社長一人とご一家だけです、たぶん。
家具職人30年ですか。たくさんじゃなくてもよいからよそから人を呼び寄せるものを大切にしたいですね。
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