【読書の備忘】ダーチャと日本の強制収容所

1940年ペテガリ岳雪崩遭難事故に関わり、1943年、北大山岳部の厳冬期ペテガリ岳初登の勝因、イグルーの軽量戦術を示唆した、当時の北大留学生、イタリア人のフォスコ・マライーニ氏の長女、ダーチャはイタリア現代文学のノーベル賞候補作家です。イグルー繋がりで、マライーニの本を読んでいましたが、最近、ダーチャに関する新刊が出たので読んでみました。
戦争中、日本にいた敵国人の収容所生活、特高警察の仕打ち、その後の人生など。マライーニ一家について初めて知る事が多かったです。
http://aach.ees.hokudai.ac.jp/xc/modules/AACHBlog/details.php?bid=713

コメント

サク姉

RE: 【読書の備忘】ダーチャと日本の強制収容所
ダーチャというとロシアの農園付き別荘の事かと思いました。（釣りキチ三平に出て来て覚えました。）が、作家さんの方でしたか。
新刊との事、図書館にリクエストしてみます

イグルスキー米山

さくさくさんRE: 【読書の備忘】ダーチャと日本の強制収容所
ダーチャはイタリアでも珍しい名前だそうです。フィレンツェの反ファシストの父と、シチリア貴族の娘で前衛芸術家の母が、1930年代に20代の頃つけた粋な名前だったようです。僕も県立図書館の新刊本コーナーで見つけました。