上高地 槍ヶ岳 双六岳 三俣蓮華岳 鷲羽岳 水晶岳 裏銀座 縦走
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skigogogo
体力度について
- GPS
- 101:08
- 距離
- 58.4km
- 登り
- 4,144m
- 下り
- 4,371m
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標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 7:31
- 休憩
- 0:38
- 合計
- 8:09
- 山行
- 6:32
- 休憩
- 1:27
- 合計
- 7:59
- 山行
- 8:47
- 休憩
- 0:48
- 合計
- 9:35
- 山行
- 7:25
- 休憩
- 1:06
- 合計
- 8:31
| 天候 | 9/7（上高地〜殺生ヒュッテ）風雨 9/8（殺生ヒュッテ〜双六小屋）晴れ 9/9 （双六小屋〜水晶小屋）晴れ 9/10（水晶小屋〜烏帽子小屋）晴れ 9/11（烏帽子小屋〜高瀬ダム）晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2017年09月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
バス
|
| 予約できる山小屋 |
横尾山荘
|
写真
雨がだいぶ強くなってきました。軽量雨具のヘリウム�競献礇吋奪箸任榔�を防げず中まで濡れて来ました。ここで半袖Tから長袖シャツに着替えました。
裏の山肌の沢筋が名瀑に負けないすばらしさ。
遠くから見ると見事な滝ですが、渡渉ではジャバジャバ渡らないと渡れません。これ以上降ると渡れなくなる？早くしないと引き返さないとならなくなる？という感じになってきました。
時折暴風雨です。テン泊は無理と小屋に駆け込みました。
一番客でした。着くとすぐご主人がストーブをつけてくださり、先に着替えてということで着替えて落ち着くまで受付後回しで待ってくださいました。お心使いがすごくありがたかったです。
素泊まりでお願いしました。
4
お心使いがすごくありがたかったです。
素泊まりでお願いしました。
ヘルメットを借りてザックをデポして槍の穂先に挑みます。
テン場のど真ん中に陣取ったのは失敗でした。夜中、谷からの風に悩まされました。
テン場の端に谷から縦に小屋側を入口にして張っている人が正解です。
夜中、谷からの風に悩まされました。
テン場の端に谷から縦に小屋側を入口にして張っている人が正解です。
月明かりに照らされたハイマツ。
今回の山行で三俣小屋からの急登が一番キツかった。
鷲羽、槍、穂高が綺麗にそろい踏み
日本のキャニオンもアメリカに負けてないですよね。
どこか宇宙の果ての惑星を歩いているみたいな景色です。
かなりの岩岩で高度感が半端ないのですぐ降りました。
感想
1日目
上高地に到着。雨予報だけどまだ降っていない。
殺生ヒュッテまで先は長いし時間が経つと天候が悪化する予報なので先を急ぐ。ババ平を過ぎる頃には風雨が激しくなってきた。雨具からも浸水して体が冷えてきそうだっだので休まず歩き通して到着。
殺生ヒュッテのご主人はとても優しく心遣いが溢れていて救われました。テン泊予定だったけど暴風雨のため素泊まりで。
2日目
ガスがかかったり切れたりなので、槍ヶ岳山頂を目指す。
高所恐怖症なので非常に不安だったが、山頂までよそ見をせず、梯子は一段一段数を数えることでクリア。前日の雨のおかげで山頂は人疎らでゆっくり過ごせた。
西鎌尾根から双六小屋を目指す。振り返ってばかりで先に進まない。
晴れて気持ちいい稜線歩きになった。
早々にテントを張ってゆっくり休憩。
3日目
双六小屋のテン場の朝は早い。
5時前にテントを撤収して月が見守る中双六岳の山頂を目指して歩き始めた。
双六岳の高台の手前で日の出を迎える。
山行中で一番の日の出。槍・穂高のシルエットが綺麗。ポストカードのよう。
双六岳、三俣蓮華岳、鷲羽岳、ワリモ岳と登り下りして縦走の醍醐味を感じつつ歩き、北アルプス深部は広大で奥行きがあって包まれている感じ。一体になるように何度も立ち止まって深呼吸した。
この日は水晶小屋に宿泊。
小屋の壁に貼ってあった『ゆっくり歩こう山と人生』の言葉が沁みる。
4日目
昨晩同じ布団（2人で布団1枚でした）だった人と一緒に朝一で水晶岳に。
山頂からは立山連峰、後立山、裏銀座、鷲羽、薬師、に囲まれた絶景。
写真では伝えきれない景色。ここまで来ないとその価値はわからないと思う。
布団の同士とは別方向なので送りあって水晶小屋から裏銀座へはまた独り歩き。野口五郎の白い山体が眩しくどごぞの惑星でも歩いているかという感じ。いままでと違って新鮮だった。
ほとんど人に会わない静かな稜線道をゆっくり歩いていくと烏帽子小屋が見えてきた。烏帽子小屋に宿泊。
5日目
夜明け前に烏帽子岳山頂に。
戻ってお世話になった小屋の方々に挨拶してブナたて尾根へ。そして下山。
体力的に成し遂げられるか不安だったが、山の空気から元気をもらい、穏やかな天候に恵まれて素晴らしい5日間を過ごすことができた。
今度は雲の平、黒部五郎岳、高天が原辺りにも行ってみたい。
山歩きの間、心から山を愛する人々との出会い、会話が楽しく独り山歩きながら心温かい時間を過ごせた素晴らしい山行だった。
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