槍・穂高縦走(上高地・槍・大切戸・涸沢・北穂・奥穂・吊尾根・前穂・重太郎新道・上高地)
- GPS
- --:--
- 距離
- 36.5km
- 登り
- 3,568m
- 下り
- 3,565m
コースタイム
06:00 さわやか信州号着
06:18 上高地バスターミナル
07:00 明神
07:43 徳沢
08:34 横尾
09:30 一ノ俣
10:06 槍沢
10:36 ババ平
10:59 大曲
12:00 天狗原分岐
13:08 坊主岩小屋
13:38 殺生ヒュッテ分岐
14:29 槍ヶ岳山荘(山荘泊)
8月13日
05:25 槍ヶ岳山荘
06:22 中岳
07:16 天狗原分岐
07:32 南岳
07:51 南岳小屋
09:10 長谷川ピーク
09:49 飛騨泣き
10:43 北穂岳山荘【昼食】
11:02 北穂高岳
12:37 最低コル
13:29 涸沢岳
13:39 穂高岳山荘(幕営)
8月14日
05:45 穂高岳山荘
06:21 奥穂高岳
07:43 紀美子平
08:16 前穂高岳
08:41 紀美子平
10:21 岳沢小屋
12:00 上高地バスターミナル
15:10 さわやか信州号発【渋滞につき約40分遅れ】
天候 | 12日(金) 晴れ 13日(土) 晴れ後曇 夕方時々雨 14日(日) 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
復路 上高地バスターミナルより さわやか信州号14:30発(21:30大阪駅着) |
コース状況/ 危険箇所等 |
【上高地〜槍沢ロッジ】 平坦かつ整備の行き届いた道となっています。基点毎に営業小屋ありますので、トイレ・水等適宜補給の事 【槍沢ロッジ〜槍ヶ岳山荘】 ババ平過ぎ、大曲より徐々に高度稼ぎます。坊主岩屋下より急騰 【槍ヶ岳穂先】 基部は上り下り共用。途中より上下別ルートとなります。間違えの無いように。 槍ヶ岳山荘夕食前後、日没時間ならびに日の出時間は渋滞します。 【南岳山荘〜大切戸鞍部】 はしご、鎖等々、急な下りが続きます。三点支持厳守の事。 【大切戸:長谷川ピーク、飛騨泣き】 鎖、ピンなどしっかり確認の上取り付く事。飛騨泣き直前のルートは急峻なガレ場となっているので人口落石に注意。自信なければ後続にその旨伝え待ってもらう方が安全かも? 【北穂〜涸沢岳】 大切戸後で気が緩みがちではあるがこのルートもナカナカの難コース。連続する鎖場は慎重に。 【奥穂〜美紀子平】 吊り尾根ルート。奥穂より紀美子平にかけ、岳沢に切れ落ちる岩稜歩きとなる。所々目印の分かり難い箇所があるので、常に先のルートを意識する事。迷ったときは引き返すか、他登山者を待って尋ねる事。 【美紀子平〜前穂】 ピストンとなるので美紀子平にデポ。急峻な岩登りとなる。三点支持厳守のこと。所々ガレ場あり。人口落石に注意。 【重太郎新道】 急峻な下り。滑落に注意。補助ザイル設置箇所あり。劣化の可能性あり?使用しないほうが無難。 |
写真
感想
【全般】
多少強引かな?と思いつつ、2泊3日で槍・穂高の縦走しました。
天候に恵まれたこともあり、全般として登山計画より少し早めに行動することが出来ました。
計画書におけるコースタイムは昭文社 の「山と高原地図2011」を参考とさせて頂きましたが、山行記録にあるように概ねこの標準タイムの8割程度にて踏破したようです。
(余談ですが、今後の計画については余裕を見る意味で標準タイムを元に策定します)
【初日:上高地〜槍ヶ岳】
ハイシーズンということもあり上高地バスターミナルは多くの登山客で賑わっていました。さすがはメッカですなぁ・・・と妙に感心w河童橋〜明神〜徳沢〜横尾と平坦なルートを足取り軽く歩を進めます。気分はルンルンです。槍沢〜大曲を越える頃より徐々に勾配がきつくなります。汗をカキカキ時々休みながらジワジワと高度を稼ぎます。ジリジリと上り詰め・・・山頂間際、殺生ヒュッテまで詰めていきます。この辺りより槍ヶ岳山荘はさらに急峻となっています(ジグザグルートではありますが。。)歩幅を縮め少しづつゆるゆると進み、程なく槍ヶ岳山荘へ。上高地から約8時間で到着。初日・・まずは上々。
余談になりますが、槍ヶ岳山荘のテン場は30張と手狭になっています。テント泊の方で到着時間遅い方は殺生ヒュッテで幕営したほうが確実かもしれません。かく言う私もテント担いで槍ヶ岳山荘に到着するも・・テン場満席。仕方なしに山荘泊に切り替えました。
【二日目:槍ヶ岳山荘〜穂高岳山荘】
早朝、山荘を出る頃はややガス掛かってはいましたが、日が昇るにつれガスも晴れてきました。今日も好天の予感!(というか、予報で知ってはいましたがw)
大喰岳〜中岳〜南岳にかけ、緩やかなルートを踏みながらブロッケン現象に遭遇したり、親子ライチョウを見かけたりと、北アルプスの自然を満喫しました。
暫くして南岳小屋より大切戸に進入。鎖・ハシゴを伝い切戸鞍部を目指します。急な下りではありますが、プロテクションが確りしているので、さしたる不安は感じませんでした。この辺りから滑り止めと掌の保護を兼ねての手袋必須かと思われます。(出来れば軍手ではなく山用手袋)切戸核心部辺りは急峻なガレ場があるので人口落石には要注意!!
【三日目:穂高岳山荘〜上高地】
前日夕方は時々降られるも、夜半には回復、朝は上々の天候でした。手早く撤収を済ませ、奥穂へ。ジャンダルムを横目に吊尾根方面へ向かい前穂を目指しました。この辺りも険しい岩稜歩きを強いられますので足元注意しつつ歩を進めます。時折三点確保を強いられる場面もありました。最終日ですがナカナカ気を張らされるルートです。約2時間ほど岩稜を進み、美紀子平へ。ここでザックをデポ。カメラ&GPS(あとで気づいたのですが・・この時GPS電源切れてました。全く意味が;。;)のみ携帯して山頂へ。素晴らしい大パノラマを堪能して再び美紀子平へ下り、そのまま重太郎新道へ。転げ落ちるかのように道を下る事約3時間半・・・・上高地に到着。三日間無事に過ごせた事、好天に恵まれたことに感謝!
ボリュームのある壮大な縦走ですね!
大満腹コース!
拍手拍手です!
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