槍ヶ岳・穂高連峰・ジャンダルム


- GPS
- 56:00
- 距離
- 35.3km
- 登り
- 2,897m
- 下り
- 2,901m
コースタイム
5:30 上高地
7:40 横尾
9:00 槍ロッジ
10:40 天狗沢分岐(休憩20分)
12:00 ヒュッテ槍
16:00 ヒュッテ槍発⇔槍ヶ岳往復
<21日>
5:00 ヒュッテ槍
5:45 槍ヶ岳山荘
7:20 天狗沢分岐
7:50 南岳小屋
9:50 A沢コル
北穂高岳
穂高岳山荘
<22日>
4:50 穂高岳山荘
6:20 ジャンダルム
9:40 西穂高岳(30分休憩)
12:30 西穂山荘(昼食)
15:30 西穂登山口
16:00 上高地バスターミナル
天候 | 20日 雨のち晴れ 21日 雨 22日 雨時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
4:40 シャトルバス 上高地往復2000円 シャトルバス時刻表 http://www.alpico.co.jp/access/kamikochi/sawando/ |
コース状況/ 危険箇所等 |
・槍沢ロッヂから上は雪渓を歩くところがかなりあります。アイゼンはいらないです。 ・ヒュッテ槍への登りでライチョウの親子を見ました。 ・大キレットは雨だったこともあり1ヶ所難しいところがありました。 ・奥穂〜西穂も逆層スラブがちょっと怖かったです。どちらも岩が濡れていなければ問題はないと思います。 このコースはみんな難しいと言うけれど「行ってみなけりゃ分からない」ということで行った自分の感想としては、慎重に行けば全然大丈夫という感覚でした。 ・西穂→上高地 ぬかるみが多くとても歩きにくかったです。 |
予約できる山小屋 |
横尾山荘
|
写真
感想
初めての槍ヶ岳。天気も良さそうだったので2泊で計画。ほぼ初の泊まり登山。
真っ暗な中、上高地の駐車場を探し、車を止めたのは2時くらい。
それから寝て、始発のバスで上高地を目指しました。
この時点での天気は曇り。だんだん晴れてくるのかなと期待していました。
到着した上高地・・・曇り・・そして雨( 一一)
山もあまり見えません。まぁ、とりあえず歩きだします。まだまだ元気なうち、横尾に到着。森の空気がきれいです^^
横尾を出ると雨脚が強まってきました。槍見からは他の山すら見えず、かなりの雨の中槍沢ロッヂに到着。軒下で雨宿りさせてもらいます。
晴れの予報は完全に外れたと諦めて出発、雪渓を通る部分も多く進んでいきます。
天狗原の分岐ではおにぎり休憩。雨のなかお腹を満たしました。
そして、ヒュッテ槍の分岐からの登りは思った以上に長かった!超スローペースで登っているとライチョウを発見!雛も5羽くっついていました。この時期は雛も良く見かけるらしく、疲れた足に元気をもらいました。
ヒュッテ槍に到着して休んでいてふと窓の外を見ると槍ヶ岳がきれいに見えていました。今日初めてすっきりした天気!これは今行くしかないと思い東鎌尾根を散歩がてら槍に向かいました。山頂の下は梯子も多かったですが、頂上小屋に泊まっている人たちもここぞとばかりに上って行っていて、夕方なのに結構上は混んでいました。
山頂からの景色は・・・ずっと見ていられますね(^.^)
2日目。今日も雨模様。初めからカッパを着て出発します。昨日は尾根を行ったので今日は殺生ヒュッテを通って行きます。以外に長い登りを経て、頂上山荘に着きました。雨も降っているのでどんどん進みます。
南岳小屋付近のの「大キレットは注意して!」の立て札を横目に雨のなか進みます。だんだん岩場が増えてきて、写真のようなところは思わず笑ってしまいました。雨で岩が濡れているので滑るのが一番怖かったです。100パーセントのホールドを探しながらゆっくり進みました。
北穂小屋では牛丼を食べ、休憩。山の上でこんなにおいしいものが食べられるなんてほんとにありがたいです。ましてやこんな雨の日に。
それからは黙々と穂高岳山荘まで歩きました。この日は夕方になってもあまり晴れませんでしたが、夜、外に出て空を見上げると天の川までくっきりと見えました。久しぶりに見た満天の星空に感動です(^.^)
3日目。昨日の星空はどこへやら。今日も雨模様。
予定では2日目の大キレットの具合でジャンダルム方面西穂まで行くか決めるつもりでした。余裕があれば進もうと。
そしてこの日、前日に余裕があったのかどうかは分かりませんが、まぁ行けるだろうということで出発。たまたま一緒に行ってくれるベテランの方がいて心強かったです。
岩は濡れているので前日の経験を生かして進みます。西穂までで唯一怖かったのが逆層スラブという場所。岩は雨でツルツルなのに鎖まであと一歩届きません。どうにか降りましたが難しかったです。
西穂山荘でラーメンを食べて下山。3日間の山を終えて降りてきた上高地はまた違って見えました。
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