ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 2557135
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

槍ヶ岳〜大喰岳〜中岳〜南岳〜長谷川ピーク〜北穂高岳(上高地より)

2020年09月07日(月) 〜 2020年09月09日(水)
 - 拍手
えのすけべ その他1人
体力度
9
2〜3泊以上が適当
GPS
26:13
距離
46.6km
登り
2,765m
下り
2,736m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
7:54
休憩
0:53
合計
8:47
5:32
5:32
44
6:16
6:23
5
6:28
6:28
41
7:09
7:09
15
7:24
7:24
42
8:06
8:18
37
8:55
8:55
14
9:09
9:09
7
9:16
9:16
25
9:41
9:46
31
10:17
10:21
29
10:50
10:55
38
11:33
11:53
63
12:56
12:56
9
13:05
13:05
70
2日目
山行
6:20
休憩
1:58
合計
8:18
6:22
16
6:38
6:57
10
7:07
7:29
8
7:37
7:37
20
7:57
7:57
37
8:34
8:41
57
9:38
9:38
18
9:56
9:56
6
10:02
10:44
95
12:19
12:47
113
14:40
北穂高小屋
3日目
山行
8:10
休憩
0:59
合計
9:09
6:33
2
北穂高小屋
6:35
6:41
21
7:02
7:07
177
10:04
10:24
5
10:29
10:30
25
10:55
10:55
12
11:07
11:07
39
11:46
11:47
45
12:32
12:33
16
12:49
12:49
40
13:29
13:29
12
13:41
14:00
2
14:02
14:02
39
14:41
14:41
5
14:46
14:52
37
15:29
15:29
7
15:36
15:36
6
15:42
ゴール地点
天候 初 日:曇りのち雨(強風)
二日目:曇り時々雨(強風)
三日目:晴れのち曇り時々雨
過去天気図(気象庁) 2020年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
田口ガイドの送迎にて上高地バスターミナル駐車場まで
その他周辺情報 槍ヶ岳山荘 | 山小屋のご案内 | 槍ヶ岳山荘グループ
https://www.yarigatake.co.jp/yarigatake/

南岳小屋 | 山小屋のご案内 | 槍ヶ岳山荘グループ
https://www.yarigatake.co.jp/minamidake/

北穂高小屋の公式ホームページ
http://www.kitaho.co.jp/

涸沢小屋|北アルプス穂高連峰
http://www.karasawagoya.com/

上高地 — 氷壁の宿 徳澤園
https://www.tokusawaen.com/

下山後は、中ノ湯温泉に立ち寄りました。

中の湯温泉旅館|上高地で通年営業の温泉旅館
http://www.nakanoyu-onsen.jp/

上高地公式ウェブサイト
https://www.kamikochi.or.jp/
釜トンネルは5時の開門にジャストインタイム。
1
釜トンネルは5時の開門にジャストインタイム。
バスターミナルに到着。
バスターミナルに到着。
でわでわ、2泊3日の大冒険に行ってきますー!
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でわでわ、2泊3日の大冒険に行ってきますー!
誰も居ない河童橋の向こうに岳沢。稜線上は晴れてる?
誰も居ない河童橋の向こうに岳沢。稜線上は晴れてる?
すぐに小梨平を通過。
すぐに小梨平を通過。
約50分で明神館に到着。
約50分で明神館に到着。
撮るよねー。(笑)
1
撮るよねー。(笑)
徳本峠への分岐を通過。
徳本峠への分岐を通過。
クラシックルートを歩いてみたかった崩落してるとか・・・。
クラシックルートを歩いてみたかった崩落してるとか・・・。
明神岳の主峰は雲の中。初日は濡れるのを覚悟して来たけど青空も見えてますね。
明神岳の主峰は雲の中。初日は濡れるのを覚悟して来たけど青空も見えてますね。
梓川沿いを進み・・・。
梓川沿いを進み・・・。
徳澤に到着。いつかここでのんびりテント泊したい。
徳澤に到着。いつかここでのんびりテント泊したい。
徳澤園は帰りに寄りましょう。
徳澤園は帰りに寄りましょう。
新村橋を通過。
ぽてぽて。
約2時間40分で横尾に到着。ここまでは良いペースですね。
約2時間40分で横尾に到着。ここまでは良いペースですね。
横尾大橋。帰りはこちらから戻って来る予定。
横尾大橋。帰りはこちらから戻って来る予定。
槍見河原を通過。
槍見河原を通過。
ちーん。
雨に備えて海パンに着替える田口ガイド。ココヤマデスガ・・・。
3
雨に備えて海パンに着替える田口ガイド。ココヤマデスガ・・・。
橋を渡って・・・。
橋を渡って・・・。
一ノ俣を通過。
崩落地。
再び橋を渡ると・・・。
再び橋を渡ると・・・。
二ノ俣を通過。
段々と雨粒が大きくなってきました。
段々と雨粒が大きくなってきました。
センジュガンピ。※訂正
センジュガンピ。※訂正
槍沢ロッヂに到着。
槍沢ロッヂに到着。
ひっそりとしてますね。
ひっそりとしてますね。
残り5.9km。ここでちょっぴり休憩です。
残り5.9km。ここでちょっぴり休憩です。
さぁ、行きましょうー。
さぁ、行きましょうー。
槍見岩を通過。
槍のように尖った山が見えますが、これでは無く・・・。
1
槍のように尖った山が見えますが、これでは無く・・・。
岩に登ると槍ヶ岳が見えるようです。
岩に登ると槍ヶ岳が見えるようです。
白沢を通過。
食べてみました。うーん、イマイチ。(笑)
食べてみました。うーん、イマイチ。(笑)
赤沢を通過。
ババ平に到着。ここで水分補給です。
ババ平に到着。ここで水分補給です。
4年前はここでテント泊て、テレビにも出ちゃったんだよなー。(笑)
https://www.yamareco.com/modules/diary/40484-detail-131724
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4年前はここでテント泊て、テレビにも出ちゃったんだよなー。(笑)
https://www.yamareco.com/modules/diary/40484-detail-131724
さぁ、ここからが本番!
さぁ、ここからが本番!
正面に東鎌尾根を眺めながら足を進めます。
正面に東鎌尾根を眺めながら足を進めます。
大岩沢を通過。
五郎沢を通過。
大曲に到着。
ここでお猿さんの群れに遭遇。
ここでお猿さんの群れに遭遇。
ここは水俣乗越への分岐になっています。まだ「北鎌尾根行っちゃいます?」なんて冗談を言う余裕がありました。(笑)
1
ここは水俣乗越への分岐になっています。まだ「北鎌尾根行っちゃいます?」なんて冗談を言う余裕がありました。(笑)
まだまだ槍ヶ岳は見えません。
まだまだ槍ヶ岳は見えません。
曲沢を通過。
三ノ沢を通過。三歩のテントはここ?
三ノ沢を通過。三歩のテントはここ?
振り返られてパチリ♪(笑)
2
振り返られてパチリ♪(笑)
中ノ沢を通過。
そろそろグリーンバンドでしょうか。
そろそろグリーンバンドでしょうか。
天狗ヶ原分岐に到着。
天狗ヶ原分岐に到着。
滝見岩。残念ながら涸れてるようです。
滝見岩。残念ながら涸れてるようです。
これは普通に食べられました。
2
これは普通に食べられました。
ここで最後の水分補給。冷たくて美味しかったー!
ここで最後の水分補給。冷たくて美味しかったー!
そろそろグリーンバンドを抜ける頃でしょうか。
そろそろグリーンバンドを抜ける頃でしょうか。
槍沢の源頭部。
ここで初めて槍ヶ岳を望みました。
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ここで初めて槍ヶ岳を望みました。
アップでパチリ♪
アップでパチリ♪
槍ヶ岳山荘まで1,500m。
槍ヶ岳山荘まで1,500m。
坊主岩屋下を通過。ヒュッテ大槍方面との分岐です。
坊主岩屋下を通過。ヒュッテ大槍方面との分岐です。
奇跡の一枚が撮れました。(笑)
3
奇跡の一枚が撮れました。(笑)
播隆窟に到着。
ふむふむ。
殺生ヒュッテとの分岐を通過。先ほどまで晴れ間も見えていたのに段々とガスが出て来ました。
殺生ヒュッテとの分岐を通過。先ほどまで晴れ間も見えていたのに段々とガスが出て来ました。
残り500m。
見上げればすぐそこに山荘ですが、なかなか近付いて来ません。
見上げればすぐそこに山荘ですが、なかなか近付いて来ません。
完全にガスに包まれました。
完全にガスに包まれました。
お待たせしましたー。
1
お待たせしましたー。
さぁ、ラストスパートです。
さぁ、ラストスパートです。
約8時間45分で槍ヶ岳山荘に到着ー!
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約8時間45分で槍ヶ岳山荘に到着ー!
やっと着いたー!(笑)
3
やっと着いたー!(笑)
まずは受付を済ませたら・・・。
まずは受付を済ませたら・・・。
カップラーメンで乾杯ー!荒天の合間を狙って穂先への機会を伺いましたが・・・。
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カップラーメンで乾杯ー!荒天の合間を狙って穂先への機会を伺いましたが・・・。
初日は時間を追うごとに雨と風が強くなり、登頂を断念しました。
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初日は時間を追うごとに雨と風が強くなり、登頂を断念しました。
翌朝も天候は回復せず、4年前と同じような状況ですが・・・。
翌朝も天候は回復せず、4年前と同じような状況ですが・・・。
「大丈夫!こんな時のために私が居るんですよ!」という田口ガイドの力強い言葉に勇気付けられて穂先へアタックを開始。
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「大丈夫!こんな時のために私が居るんですよ!」という田口ガイドの力強い言葉に勇気付けられて穂先へアタックを開始。
必死に登って約20分で山頂に到着!もちろん途中で写真を撮る余裕はありません。
1
必死に登って約20分で山頂に到着!もちろん途中で写真を撮る余裕はありません。
三角点にタッチ♪
2
三角点にタッチ♪
山頂は風速20m以上の強風でまともに立っていられず。
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山頂は風速20m以上の強風でまともに立っていられず。
これで日本百名山56座目!
3
これで日本百名山56座目!
田口ガイドとパチリ♪
4
田口ガイドとパチリ♪
下山もあっという間で約10分。おかげさまで念願を叶えることが出来ました!
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下山もあっという間で約10分。おかげさまで念願を叶えることが出来ました!
身支度を整えたら出発です。
身支度を整えたら出発です。
とりあえず南岳小屋へ向かいます。
とりあえず南岳小屋へ向かいます。
槍ヶ岳キャンプ場入口。
槍ヶ岳キャンプ場入口。
いつかここで槍ヶ岳を眺めながらテント泊したい。
いつかここで槍ヶ岳を眺めながらテント泊したい。
飛騨乗越を通過。
飛騨乗越を通過。
ここはルートを左に外れて・・・。
ここはルートを左に外れて・・・。
大喰岳に到着ー!
大喰岳に到着ー!
本日2座目の3,000m峰。
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本日2座目の3,000m峰。
田口ガイドとパチリ♪
1
田口ガイドとパチリ♪
あれ?岩場???
あれ?岩場???
鎖場にハシゴ???
鎖場にハシゴ???
中岳に到着!
山頂表示はこちら。
山頂表示はこちら。
本日3座目の3,000m峰。
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本日3座目の3,000m峰。
この辺りから段々と大キレット通過に迷いが・・・。
この辺りから段々と大キレット通過に迷いが・・・。
槍ヶ岳登頂とその他3,000m峰を3座で良いかなーとか。
槍ヶ岳登頂とその他3,000m峰を3座で良いかなーとか。
こんなところを通過しても・・・。
こんなところを通過しても・・・。
まだまだ大キレットへのアプローチ。
まだまだ大キレットへのアプローチ。
天狗ヶ原分岐を通過。今日は南岳小屋に泊まって明日はここから槍沢に下ろうかとか。(苦笑)
天狗ヶ原分岐を通過。今日は南岳小屋に泊まって明日はここから槍沢に下ろうかとか。(苦笑)
自分の弱い心との闘いながら黙々と歩きます。
1
自分の弱い心との闘いながら黙々と歩きます。
南岳に到着ー!
本日4座目の3,000m峰。
1
本日4座目の3,000m峰。
三角点にタッチ♪
1
三角点にタッチ♪
田口ガイドとパチリ♪
2
田口ガイドとパチリ♪
緩やかに下ると・・・。
緩やかに下ると・・・。
槍ヶ岳山荘から約2時間半で南岳小屋に到着ー!
槍ヶ岳山荘から約2時間半で南岳小屋に到着ー!
とりあえず、ひとやすみ。
とりあえず、ひとやすみ。
カップラーメンとココアで身体を温めたら何故か気持ちも前向きに・・・。(笑)
カップラーメンとココアで身体を温めたら何故か気持ちも前向きに・・・。(笑)
田口ガイドと握手を交わし、いよいよ大キレットに向かいます!
1
田口ガイドと握手を交わし、いよいよ大キレットに向かいます!
この先はもうエスケープ出来ません。
この先はもうエスケープ出来ません。
まずは最低鞍部を目指して下ります。
まずは最低鞍部を目指して下ります。
最初の岩場を下りたら振り返ってパチリ♪
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最初の岩場を下りたら振り返ってパチリ♪
南岳小屋から約1時間で最低鞍部手前付近。ここまで写真を撮る余裕はありません。
南岳小屋から約1時間で最低鞍部手前付近。ここまで写真を撮る余裕はありません。
長谷川ピークは見えてる?
長谷川ピークは見えてる?
お馴染みのマーキングを通過。
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お馴染みのマーキングを通過。
長谷川ピークに到着ー!
2
長谷川ピークに到着ー!
ナイフリッジを飛騨側に乗り越したら・・・。
ナイフリッジを飛騨側に乗り越したら・・・。
A沢のコルに到着。
A沢のコルに到着。
3年前にここで亡くなった山友にようやく手を合わせることが出来ました。
https://www.yamareco.com/modules/diary/40484-detail-151279
3
3年前にここで亡くなった山友にようやく手を合わせることが出来ました。
https://www.yamareco.com/modules/diary/40484-detail-151279
さぁ、ここから北穂高小屋まで一気に300mの岩登り。
さぁ、ここから北穂高小屋まで一気に300mの岩登り。
飛騨泣きを越えたあたりでしょうか。
飛騨泣きを越えたあたりでしょうか。
足元以外に周りを見る余裕も無し。
足元以外に周りを見る余裕も無し。
とにかく必死で攀じります。
2
とにかく必死で攀じります。
あと200m。
A沢のコルから約1時間半で北穂高小屋が見えました!
1
A沢のコルから約1時間半で北穂高小屋が見えました!
無事に北穂高小屋へ到着ー!
2
無事に北穂高小屋へ到着ー!
お疲れ様でしたー!
2
お疲れ様でしたー!
受付を済ませて荷物を下ろしたら・・・。
受付を済ませて荷物を下ろしたら・・・。
かんぱーい!おかげさまで夢の大キレットを通過出来ました!
1
かんぱーい!おかげさまで夢の大キレットを通過出来ました!
山小屋Tシャツも購入。
山小屋Tシャツも購入。
そういえばと思い出し・・・。
そういえばと思い出し・・・。
小屋から2分で・・・。
小屋から2分で・・・。
本日5座目の3,000m峰に登頂ー!
3
本日5座目の3,000m峰に登頂ー!
酔っぱらった勢いとサンダルで登れる3,000m峰はここだけ?(笑)
2
酔っぱらった勢いとサンダルで登れる3,000m峰はここだけ?(笑)
生姜焼きまいうー!評判の夕食の後は即爆睡でした。
2
生姜焼きまいうー!評判の夕食の後は即爆睡でした。
おはようございます!前穂高岳の下に広がる涸沢カールを見下ろしてパチリ♪
2
おはようございます!前穂高岳の下に広がる涸沢カールを見下ろしてパチリ♪
予報通り晴れましたー!
3
予報通り晴れましたー!
ご来光もバッチリ!
2
ご来光もバッチリ!
この2日間の苦労が報われました。
3
この2日間の苦労が報われました。
エネルギーチャージ!
3
エネルギーチャージ!
一生忘れられないご来光だと思う。
4
一生忘れられないご来光だと思う。
自分で歩いた稜線を眺められて感無量です。
3
自分で歩いた稜線を眺められて感無量です。
ご来光と一緒にパチリ♪
2
ご来光と一緒にパチリ♪
燕岳と大天井岳の向こうに妙高山や火打山、戸隠連峰あたりかな。
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燕岳と大天井岳の向こうに妙高山や火打山、戸隠連峰あたりかな。
餓鬼岳の向こうに鹿島槍ヶ岳や五竜岳の後立山連峰でしょうか。
2
餓鬼岳の向こうに鹿島槍ヶ岳や五竜岳の後立山連峰でしょうか。
裏銀座オールスターズ。このあたりはまだまだこれからですね。
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裏銀座オールスターズ。このあたりはまだまだこれからですね。
笠ヶ岳。
八ヶ岳。
甲斐駒ヶ岳?鳳凰三山?左には富士山も見えてます。
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甲斐駒ヶ岳?鳳凰三山?左には富士山も見えてます。
違いが分かる男。(笑)北穂高小屋の珈琲は本当に美味しいです。
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違いが分かる男。(笑)北穂高小屋の珈琲は本当に美味しいです。
でわでわ、名残惜しいですが下山します!
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でわでわ、名残惜しいですが下山します!
まずは北穂高岳山頂へ。
まずは北穂高岳山頂へ。
2度目の登頂ですー!
2
2度目の登頂ですー!
槍ヶ岳と大キレットも一緒にパチリ♪
3
槍ヶ岳と大キレットも一緒にパチリ♪
北穂高岳南峰の向こうに奥穂高岳やジャンダルムが見えています。
2
北穂高岳南峰の向こうに奥穂高岳やジャンダルムが見えています。
奥穂高岳から吊尾根を挟んで前穂高岳。
奥穂高岳から吊尾根を挟んで前穂高岳。
さぁ、岩場の下りが始まります。
さぁ、岩場の下りが始まります。
身体中が痛くて、特に太腿や脹脛がプルプル。(滝汗)
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身体中が痛くて、特に太腿や脹脛がプルプル。(滝汗)
北穂分岐に到着。
北穂分岐に到着。
初日からずっと一緒だった70歳近い単独行の大先輩が涸沢岳に向かって行きました。
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初日からずっと一緒だった70歳近い単独行の大先輩が涸沢岳に向かって行きました。
いつかは歩いてみたいけど大キレットよりも危ないとか。
いつかは歩いてみたいけど大キレットよりも危ないとか。
涸沢岳までの稜線。
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涸沢岳までの稜線。
ボクらは涸沢に向けて下山します。
ボクらは涸沢に向けて下山します。
すぐそこに見える涸沢ヒュッテも・・・。
すぐそこに見える涸沢ヒュッテも・・・。
約800mも下ります。
1
約800mも下ります。
アップでパチリ♪
2
アップでパチリ♪
おしりっ!(笑)
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おしりっ!(笑)
全くペースが上がらず涸沢までのコースタイムを過ぎてもまだ半分という状況。
全くペースが上がらず涸沢までのコースタイムを過ぎてもまだ半分という状況。
休憩中も天気予報をチェックする田口ガイド。
休憩中も天気予報をチェックする田口ガイド。
予報通り穂高連峰の稜線に雲が出て来ました。
予報通り穂高連峰の稜線に雲が出て来ました。
ハシゴと鎖場を通過。
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ハシゴと鎖場を通過。
振り返ってパチリ♪
1
振り返ってパチリ♪
まだまだ岩場は続きます。
まだまだ岩場は続きます。
安全に下山することだけを考えて・・・。
安全に下山することだけを考えて・・・。
焦らず確実に足を進めます。
焦らず確実に足を進めます。
ようやく涸沢小屋が見えてきました!
ようやく涸沢小屋が見えてきました!
振り返ってパチリ♪
振り返ってパチリ♪
涸沢小屋に到着ー!
涸沢小屋に到着ー!
眺めの良いテラスで休憩です。
眺めの良いテラスで休憩です。
前穂北尾根。今年8月にSNSをフォローしていた女性クライマーが滑落して亡くなりました。いつも素敵な写真で楽しませて頂いていました。
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前穂北尾根。今年8月にSNSをフォローしていた女性クライマーが滑落して亡くなりました。いつも素敵な写真で楽しませて頂いていました。
しっかりとした辛さの奥に感じる甘味。ボクの大好きなカレーでした!また絶対食べに来たいです!小屋に泊まったら食べ放題かな?(笑)
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しっかりとした辛さの奥に感じる甘味。ボクの大好きなカレーでした!また絶対食べに来たいです!小屋に泊まったら食べ放題かな?(笑)
でわでわ、次は横尾を目指します。
でわでわ、次は横尾を目指します。
やはりペースは上がらず、気が付くとこんなに差が・・・。
やはりペースは上がらず、気が付くとこんなに差が・・・。
さっきまで居た北穂高岳。
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さっきまで居た北穂高岳。
アップでパチリ♪
アップでパチリ♪
雄大な涸沢カール。
雄大な涸沢カール。
撮るよねー!
今度は紅葉の時期に来てみたいけど・・・。
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今度は紅葉の時期に来てみたいけど・・・。
ここに1,000以上もテントが張られるなんて、考えただけで怖くなりますよねー。(苦笑)
ここに1,000以上もテントが張られるなんて、考えただけで怖くなりますよねー。(苦笑)
実は上高地までまだ約800mも下ります。
実は上高地までまだ約800mも下ります。
涸沢を通過。コースタイムの約3倍も時間が掛かってしまいました。(滝汗)
涸沢を通過。コースタイムの約3倍も時間が掛かってしまいました。(滝汗)
正面に屏風ノ頭。
正面に屏風ノ頭。
Sガレを通過。
崩落地を通過。
横尾本谷を見上げて。左は北穂高岳でしょうか。
横尾本谷を見上げて。左は北穂高岳でしょうか。
本谷橋に到着ー!
本谷橋に到着ー!
ここで水分補給。冷たくて美味しかったー!
ここで水分補給。冷たくて美味しかったー!
橋を渡ったら・・・。
橋を渡ったら・・・。
横尾まで2.8km。
ここからは緩やかな道が続きます。
ここからは緩やかな道が続きます。
国内最大級の一枚岩である屏風岩。今日は誰も登っていませんね。
国内最大級の一枚岩である屏風岩。今日は誰も登っていませんね。
ぽてぽて。
何度見ても凄い迫力の屏風岩。
何度見ても凄い迫力の屏風岩。
こちらが岩小屋跡でございます。(笑)
こちらが岩小屋跡でございます。(笑)
横尾大橋が見えました!
横尾大橋が見えました!
橋を渡ったら・・・。
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橋を渡ったら・・・。
涸沢から2時間ちょっとで横尾に到着。
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涸沢から2時間ちょっとで横尾に到着。
手を上げて喜んでいますが・・・。
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手を上げて喜んでいますが・・・。
ここからバスターミナルまで約3時間。(苦笑)
ここからバスターミナルまで約3時間。(苦笑)
新村橋を通過。
徳澤園に到着。
ここに来たら・・・。
ここに来たら・・・。
もちろん、ソフトクリームでしょー!ちなみに田口ガイドはカレーうどんを食べていました。
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もちろん、ソフトクリームでしょー!ちなみに田口ガイドはカレーうどんを食べていました。
さぁ、最後まで頑張りましょうー!
さぁ、最後まで頑張りましょうー!
徳本峠への分岐を通過。
徳本峠への分岐を通過。
順調に明神館を通過。
順調に明神館を通過。
明神岳。
天気雨が気持ち良いー!
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天気雨が気持ち良いー!
小梨平キャンプ場を通過。
小梨平キャンプ場を通過。
河童橋に到着。
渡辺勝夫画伯がいらっしゃいました。上高地を描き続けて60年以上になるそうです。小梨平にテントが無かったので心配しましたが、お元気そうで良かったです。
1
渡辺勝夫画伯がいらっしゃいました。上高地を描き続けて60年以上になるそうです。小梨平にテントが無かったので心配しましたが、お元気そうで良かったです。
河童橋からの焼岳。
2
河童橋からの焼岳。
上高地バスターミナルに戻りました。
上高地バスターミナルに戻りました。
お疲れ様でしたー!
2
お疲れ様でしたー!

感想

今年30回目の山行記録は、槍ヶ岳登頂と夢の大キレット通過です。
上高地バスターミナルを起点に槍沢ルートから槍ヶ岳を目指し、二日目は大キレットを抜けて北穂高岳へ行き、最終日は涸沢を経て上高地へ戻るという2泊3日の行程。
今回は初めてのプライベートガイドとして、山岳ガイドの田口智康さんにサポートをお願いしました。

TOMO Mountain Office 山岳ガイド田口智康(タグチトモヤス)の公式HP
https://tomomountainoffice.com/

きっかけは、五竜岳から唐松岳縦走が悪天候で中止になった時に、松本赴任前より面識があって、ちょうど同じころに安曇野へ移住した山好きオーナーが営むゲストハウスで呑んだ暮れることにしたのですが・・・。
その時に紹介して頂いたのが、田口ガイドでした。

Hiromaguesthouseヒロマゲストハウス
https://www.hiromaguesthouse.com/

酔っ払った勢いで、あれよあれよという間に決まった今回の大キレット挑戦ですが・・・。
普通にしていたらいつまでも躊躇して行けなかったか、落ちて死んでいたかのどちらだったかもしれません。
それぐらい、いつもの山歩きとは違った世界でした。

直前までは・・・いや、山に入ってからもドキドキ、ウジウジで、槍ヶ岳登頂後とか南岳小屋からは、ここまでで良いかなーと自分の弱さとの戦い・・・というか、相談しながら前に進んだ感じでしょうか。(苦笑)

そんな時でも前向きになれたの田口ガイドのおかげでもあります。
あの圧倒的な安心感は、最後の最後で前向きになれるきっかけをくれたし、ガイド登山にちょっぴりだけ否定的だった自分には新たな価値観が芽生えました。
よく考えれば、エベレストでもシェルパのサポートを受けるしねーとか考えてました。
あとは、同じ料金で快晴無風のコンディションよりも、今回のような悪条件の方がコスパが高かったなとか。(笑)

あっ、でも70歳近いであろう大先輩は単独行で同じ工程を辿り、北穂高岳からは涸沢岳へひょうひょうと進んでいきましたけどねー。(爆)
確かに他人は他人、自分は自分なのですが、そんな姿に励まされ、奮起したのも事実です。
ボクも、それぐらいになってもひょうひょうと山を歩いていたいもんですな。

道中の詳細は写真のコメントを参照してもらうとして・・・。

今回のデータはこちら。
出発時刻/高度: 05:25 / 1511m
到着時刻/高度: 15:42 / 1511m
合計時間: 58時間16分
合計距離: 46.64km
最高点の標高: 3094m
最低点の標高: 1509m
累積標高(上り): 3196m
累積標高(下り): 3190m

初日の悪天候は予報通りだったのですが、二日目はもう少しマシだと思ったんですけどねー。(苦笑)
それでも、三日目の朝は予報通りの快晴で、北穂高小屋のテラスから眺めるご来光と槍ヶ岳までの稜線は一生忘れることは無いでしょう。

初めてのガイド登山だったので、他のガイドさんがどんな感じなのかは分かりませんが・・・と言うか、もう他の人には頼まないので、一生分からないと思いますが。
ここでは書けないやり取りの中も含めて色々と楽しませて頂いたり、勉強させて頂いたり・・・。(笑)
次は西穂高岳からジャンダルムを経ての奥穂高岳ですかね。


はい、お金を貯めておきます。(笑)
北鎌尾根も行きたいですが・・・まだまだ精進が必要ですな。

これで日本百名山56座目、3,000m峰は一気に5座登頂して12座目となりました。
3年前に山友が収容されたA沢のコルにも行って、ようやく手を合わすことも出来ました。

2017年09月28日 山友の遭難事故に際して
https://www.yamareco.com/modules/diary/40484-detail-151279

山歩きには少なからずリスクは付きものですが、臆病なのも悪くないのかなーって。
その上で、ガイドサポートも含めて、しっかりとした対策を講じることが大切だということも実感しました。

そんな訳で、これからも安全最優先に楽しんで歩きます!

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コメント

ガ〜ス〜の後のお日様格別ですね
えのさん、おはようさんです。😺
大キレットいいですねぇ〜。長谷川Pの大岩乗越でテント担いだザックがカックンして、びびった事思い出しますよ。 案外ガ〜ス〜で見えないほうが、ビビらないので良いかも。 北穂→奥穂もかなりヤバイです。緊張の後の日の出は特に感動しますね。
吾輩も、ジャンはいちど赤線引きたいとは思いますが、何分こわ〜いので、ガイドさん付きがありがたいですね。ガイドさん企画やるときは是非コラボしたいです。お疲れ様でした。
2020/9/19 10:43
Re: ガ〜ス〜の後のお日様格別ですね
kuboyanさん、こんばんは。
ガスガスのおかげで高度感は無かったですが、また違ったスリルを味わいましたー。
もし来年にジャンをガイドさん企画でやる時は、お声掛けさせて頂きますね!
2020/9/30 3:24
祝🎊槍&北穂登頂並びに大キレット通過🎊
って えのさん お帰りなさい🎉 百名山も56まで来たんですね🎊
計画見て、山友さんの慰霊登山かな〜と思いました…あれは3年まえ。
ちびが北穂に向かって歩いていた時、涸沢テン場の手前で県警のヘリを目撃したのですが、どうやら山友さんの収容に向かうところだったようだ と、後になってえのさんからのコメで知りました。現場に行けたのですね🙏
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1253740.html

大キレット難所だし、大丈夫かなぁ ハラハラしながらレコを待っていましたが…ガイドさん頼んだのですね  それは何よりです
実家の姉夫妻が(最近は山お休みしてますが😫)プライベートガイドにて白馬大雪渓とか八ッの阿弥陀岳のVRとか行ってました。お金はかかるけど安心だし、いろいろ勉強になってとてもいい🎶と話していました

📷#27のお花は北穂小屋マークのイワツメクサ…ではなく、センジュガンピでしょうね😏イワツメよりも標高の低いところに咲きます。ちびも前述のレコに同じ花の写真載せてました
それにしても北穂小屋からの朝の山岳展望は最高〜✨これは泊まった人にしか、判りません。テラスからキレット越しに見る槍様のお姿といったら…😹思わず一曲歌って…🎵
あ、それはちびだけか😅
自分の足で歩いてきたのでしたら感激もひとしおでしょう😍いつか北穂から涸沢越えや(こっちの方が大キレットより大変なの?💦)西⇒奥縦走も行けるといいですね
ほんとにホントに本当〜に お疲れさま🍛🍦 来月の空木よろしくお願いします🙇
2020/9/20 2:11
Re: 祝🎊槍&北穂登頂並びに大キレット通過🎊
andyさん、こんばんわ。
そうなんです、ようやく現場に行って手を合わせることが出来ました。
本当にガイド登山は勉強になります。
お金は掛かったけど、今回は元を取ったような気がします。
こちらこそ、来月の空木岳よろしくですー!
2020/9/30 3:29
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