焼岳から槍ヶ岳 〜ジャンダルム・大キレット縦走テン泊の旅〜

2021年07月28日(水) 〜 2021年07月31日(土)

• GPS: 77:11
• 距離: 37.4km
• 登り: 4,386m
• 下り: 4,257m

コースタイム

1日目

• 山行: 8:09
• 休憩: 0:34
• 合計: 8:43

6:11 中尾高原口バス停
6:48 6:48 中尾温泉登山口
8:58 8:58 秀綱神社
9:30 9:39 中尾峠
10:31 10:37 焼岳北峰
11:12 11:19 中尾峠
11:25 11:26 焼岳展望台
11:31 11:36 新中尾峠
11:42 11:44 焼岳小屋
12:44 12:45 割谷山
13:15 13:17 中間の池
14:25 14:25 きぬがさの池
14:42 14:43 焼岳・上高地分岐
14:54 西穂山荘

2日目

• 山行: 6:50
• 休憩: 2:00
• 合計: 8:50

4:32 西穂山荘
4:44 4:45 西穂丸山
5:29 5:40 西穂独標
6:00 6:02 ピラミッドピーク
6:18 6:26 チャンピオンピーク４峰
6:56 7:04 西穂高岳
7:09 7:10 P１
7:34 7:40 赤岩岳
8:19 8:32 間ノ岳
8:43 8:51 逆層スラブ
9:04 9:11 天狗岩
9:30 9:39 天狗のコル
11:07 11:30 ジャンダルム
11:34 11:47 ロバの耳
12:01 12:09 馬の背
12:33 12:33 奥穂高岳
12:33 12:35 穂高岳
13:22 穂高岳山荘

3日目

• 山行: 7:50
• 休憩: 1:28
• 合計: 9:18

4:29 穂高岳山荘
4:57 5:10 涸沢岳
7:03 7:11 北穂高岳北峰
7:13 7:20 北穂高小屋
8:32 8:40 長谷川ピーク
10:14 10:36 南岳小屋
10:42 10:43 南岳
11:00 11:01 天狗原分岐
11:57 11:58 中岳
12:42 13:09 大喰岳
13:31 13:31 飛騨乗越
13:47 槍ヶ岳山荘

4日目

• 山行: 6:26
• 休憩: 0:08
• 合計: 6:34

4:48 飛騨乗越
5:57 5:57 飛騨沢千丈乗越分岐
7:33 7:33 槍平小屋
8:25 8:25 藤木レリーフ
8:28 8:33 滝谷避難小屋
9:45 9:45 白出沢出合
10:25 10:25 穂高平小屋
11:02 11:02 小鍋谷ゲート
11:19 11:22 新穂高温泉駅
11:22 ゴール地点

天候

1日目：曇りのち雨
2日目：曇り時々雨
3日目：晴れのち雨
4日目：晴れのち曇り

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

往路：毎日あるぺん号にて、前日夜竹橋22:30発
翌朝（28日）6:20新穂高温泉中尾高原口着（乗車16名、上高地・平湯下車が半数、中尾高原口下車1名、残りは新穂高温泉まで）
復路：11:30発の濃飛バスで松本BT、その後電車で松本→長野→大宮の自宅16:20着

コース状況／危険箇所等

中尾口〜焼岳：ルートは明瞭、危険箇所なし
焼岳〜西穂山荘：焼岳下山路はザレザレで滑りやすい。中尾峠から先は北アとは思えぬ樹林帯、危険箇所なし。
西穂山荘〜穂高岳山荘：基本的に岩稜帯。西穂独標までは危険箇所なし。その後西穂高岳までは多少難易度上がる。
西穂高岳から先は、一般登山道ではないのでお勧めいたしません。
明らかに危険個所と思われるところでもクサリがないのが普通、自己責任で。
個人的には、雨に濡れた「逆層スラブ」と「馬ノ背」通過は、生きた心地がしませんでした！
穂高岳山荘〜南岳小屋：涸沢岳から北穂高岳は、ジャンダルムにクサリ付きという感じ。大キレットより厳しい。
大キレットは、長谷川ピーク含め、慎重に進めば大きな危険個所はなし。
南岳小屋〜槍ヶ岳山荘：標高3000mの稜線歩き。危険箇所なしも、ルートを失わないよう白○印をたどって歩く。
（新穂高温泉から穂高岳山荘への白出沢ルートは、山道崩落のため通行止め注意）
槍ヶ岳山荘〜新穂高温泉：飛騨乗越から千丈沢乗越分岐までは、ザレザレの下り坂。そこから先は、大き目の転石続く山道。いずれもスリップ転倒注意。また、増水時は滝谷および白出沢の徒渉に注意。

その他周辺情報

今年から、北アルプスのテン泊代が2000円に。
トイレ利用代は込み込みも、水は有料のところ多し。

写真

7/28 6:31

先日の針ノ木山行から中1日。
また来てしまいました(>_<)
新穂高温泉の中尾高原口からスタート、槍ヶ岳を目指します！

7/28 6:54

しばらくは温泉街の舗装路歩き、このバス停を右に登る

7/28 7:03

焼岳登山口手前の無料駐車場
水曜朝では利用者ないか？

7/28 7:16

バス停から歩くこと1時間弱、やっと登山口です

7/28 7:55

名瀑？の展望地を通過して

7/28 9:48

樹林帯を歩くこと2時間半、やっと中尾峠に到着

7/28 10:04

上高地方面も

7/28 10:10

焼岳方面もガスってよく見えません

7/28 10:48

中尾峠から1時間弱で焼岳北峰に到着

7/28 10:48

火口口からは噴煙が上がっています。
ここから縦走の始まりです(^O^)／

7/28 11:55

焼岳小屋を通過

7/28 12:49

たまに上高地方面が望めるも、ほとんど視界のきかない樹林帯を歩くこと3時間半

7/28 15:16

本日のお宿、西穂山荘に到着！

7/28 15:15

テン場は目の前、1張2000円、トイレ利用代込み、飲料水は100㎖20円（500㎖100円）。
今夜の利用者4張のみでした。

7/29 5:05

2日目4:30発。
西穂丸山通過、天気がすぐれません。
西穂〜ジャンダルムの通過が不安です(>_<)

7/29 5:17

ガレ場を登って

7/29 5:52

西穂独標通過

7/29 6:22

西穂高岳までカウントダウン

7/29 6:57

2峰でライチョウ親子に遭遇。
この中に2羽います、さてどこでしょう？

7/29 7:06

ガレガレの岩場を進み

7/29 7:14

西穂高岳に到着！

7/29 7:30

山頂で昼食？後、奥穂高岳を目指します。

7/29 7:43

西穂から先、クサリのあるところもありますが、基本は自分の手足と頭だけが頼りです

7/29 8:13

また、↑や○などの目印は、それなりにありますが、たまにコースロストするので要注意

7/29 8:36

間ノ岳を通過

7/29 10:17

天気が悪く、手元足元は滑りますが、高度感がなく幸い？

7/29 11:02

写真撮る余裕はないので、なにを撮ったのかも覚えてません('Д')

7/29 11:11

これも、、？

7/29 11:20

ジャンダルムの下に到着！
こちらは奥穂方面の鎖場、ジャンは左へ

7/29 11:29

ジャンダルムに到着！！
4km弱の距離を歩くのに7時間要しました、、
でもまだ道半ば

7/29 12:31

ジャンダルムを通過して1時間、馬の背の取り付き
ここから右上に登りますが、

7/29 12:35

両側は完全に切れ落ちて、滑落したら、、、

7/29 12:54

生きた心地がしないまま、何とか奥穂高岳に到着！
気が抜けて、山荘までの間に3回コケました(>_<)

7/29 13:39

本日のお宿、穂高岳山荘に到着

7/29 16:41

夕方には晴れ間が出て、絶景がひろがりました

7/29 17:54

山荘から奥穂高岳方面

7/29 18:45

明日のお昼に、山荘名物「朴葉ずし」を購入（1200円）。
食するのを楽しみに床に就きます

7/30 5:13

翌朝もテントを撤収して4:30に出発。
まずは涸沢岳に到着！

7/30 5:22

きょうも天気がよろしくない中、引き続き険しい岩稜帯を歩きます

7/30 5:55

歩き始めて1時間ほどで晴れ間が出てきました

7/30 6:00

そして、朝一番からブロッケン(^O^)／

7/30 6:06

涸沢のコルを通過

7/30 6:10

眺望がひらけ、目の前に絶景が！！

7/30 6:41

高度感あっても、やはり天気は晴れが良いですね、、

7/30 7:06

槍の穂先がのぞく大キレット

7/30 7:21

北穂高岳に到着！

7/30 7:35

北穂高小屋通過

7/30 7:42

槍ヶ岳がはっきり見えるようになりました。
大絶景！

7/30 8:08

美しい、、、

7/30 8:18

この先に長谷川ピーク

7/30 8:55

長谷川ピークを通過！
怖いとは聞きましたが、ジャンの馬ノ背を通ったあとでは、恐怖感ありませんでした、、
（それがいいことなのか、いつも臆病でいたい）

7/30 10:04

大キレットを振り返って一枚

7/30 10:33

ヘロヘロになって南岳小屋に到着

7/30 11:05

南岳通過

7/30 11:13

南岳からアップダウンあるものの、標高3000m付近の気持ちがいい稜線歩き

7/30 11:46

中岳目指し

7/30 13:04

その後、大喰岳に到着

7/30 13:09

穂高岳山荘で購入した「朴葉ずし」をここでいただきます。
とっても美味でした！！

7/30 13:43

目の前には槍ヶ岳が見えるはずですが、、
お宿につけるので、もうどうでもいい感じ

7/30 14:08

槍ヶ岳山荘に到着！
おやすみなさーい(-_-)zzz

7/31 5:03

翌朝の大喰岳
きょうも4:30発で下山します

7/31 5:08

飛騨乗越から槍ヶ岳を望みました(^-^)

7/31 5:33

槍平への下山路、ガスが切れて黒部五郎岳から鷲羽、薬師、水晶岳がずらっと望めました

7/31 6:11

そして正面には笠ヶ岳も

7/31 6:11

振り返って飛騨乗越方面

7/31 7:51

槍平小屋のテン場に到着

7/31 8:43

滝谷を通過

7/31 10:03

ここまで5回ほどコケて、ズタボロの状態で白出沢を通過

7/31 11:38

新穂高温泉のRW駅に到着！
何とか生きて帰れました。ありがとうございました<(_ _)>

撮影機器：

サイバーショット DSC-WX500 SONY

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 着替え 靴 予備靴ひも サンダル ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 調理用食材 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル ライター 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト カメラ テント テントマット シェラフ ヘルメット 携帯トイレ

感想

garikun

歩いてみたかった穂高連峰の縦走路。
せっかく行くならテン泊で！
という軽いノリで計画した今回の山行でしたが、還暦間近のオヤジがテントを背負って歩くには、ちとハードな行程でありました😅
（4日間で14,000キロカロリーを消費、摂取は6,000くらいか？そりゃバテるはナ〜）
最終日、槍平への下山路では、ザレザレ坂とツルツル岩で何度コケたことか、、

それでも、終わってみれば充実感いっぱいの山旅でした。
これからも人様に迷惑だけはかけないよう心掛け、M系山行に励みたいと思います(( _ _ ))