紅葉の涸沢・北穂高・大キレット・槍ヶ岳


- GPS
- 60:40
- 距離
- 39.9km
- 登り
- 2,498m
- 下り
- 2,486m
コースタイム
5:40 沢渡バスターミナル
6:13 上高地バスターミナル
6:20 河童橋
7:37 穂高神社奥宮 8:10
8:26 明神館
9:20 徳沢ロッヂ 昼食
10:28 新村橋
14:55 屏風のコル
16:16 涸沢ヒュッテ着
2日目
5:30 涸沢小屋
9:20 北穂分岐
9:36 北穂高山頂 昼食 10:15
12:05 A沢のコル
14:50 南岳小屋 15:10
19:00 槍ヶ岳山荘
3日目
6:19 槍ヶ岳穂先前
6:55 槍ヶ岳山頂
8:50 ヒュッテ大槍 昼食
11:56 槍沢大曲り
16:15 徳沢ロッヂ
18:20 上高地バスターミナル
天候 | 3日間とも晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス タクシー 自家用車
沢渡バスターミナルまで歩いて行かなければなりませんが、徒歩5分程度です。 沢渡バスターミナルから上高地までは料金が決められていて、バス往復¥2000、タクシー1台¥4000。バス始発より先に支度できた場合は、駐車場でタクシーの運ちゃんが¥800でいいよ、どう?なんて交渉がありました。帰りがバスの場合片道¥1200ですからお得さはないですが、早く行動できるのはいいかも。 下山時のバスはこの時期17時までで、私達はそれに間に合わなかったので、行きもタクシー使えば良かったな。タクシーも最終が9,10月は19時まで(18:45発最終)だそうで、それ過ぎたら歩いて沢渡まで下るか、上高地の宿に宿泊になります。 滑落者の1/4が頭へのダメージで亡くなってるそうで、小屋ではヘルメットレンタル¥1000でできます。返却はバスターミナルでいいそうです。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
沢渡バスターミナルはメチャクチャ綺麗です。もちろん水洗ウォシュレットトイレ。観光インフォメーションの前に登山届・ポストあります。ここ2ヶ月間の上高地での事故状況が掲示してあります。2ヶ月で10人死亡って多いですよね。 下山後の温泉は沢渡温泉が最寄です。¥700でした。 |
予約できる山小屋 |
横尾山荘
|
写真
感想
夏休み、どこに行きたいか?私は紅葉の涸沢、ダンナは槍ヶ岳ということで今回のコースを組んでみました。食事のレベルアップを図りたかったので、いつものジェットボイルの他に鍋セットも持って行ったのが間違い。というかすべて自炊を考えてたのが間違い!荷物が重くてペースが落ちました。行動時間が長くなる予定の時は歩きながらゼリーでもいいくらいですね。
北穂高小屋を過ぎて、大キレットと岩山がこんなに時間がかかるとは思いませんでした。南岳小屋の時点で15時。本当は槍ヶ岳山荘に15:30の予定だったのです。でも逆側から来た方も同じ時間かかってたので、特に私達が遅いわけでもないと思うのですが・・。本の参考コースタイムって本当に当てになりませんね。命に関わるわ!
現状を考えて南岳山荘で1泊するべきだったんでしょうが、その後の現金の持ち合わせを考え、予定どおり槍ヶ岳山荘まで暗闇の中進みました。岩山の稜線だったので最後まで光が届き、息は白くとも雪が降る程ではなかったので幸いでしたが、闇の先にある槍ヶ岳山荘の灯が高さが変わってくのを見てああまだまだなんだなと途方にくれました。先行きが見えないって不安ですねー。ヘタしたら遭難ですもんね。
槍ヶ岳山荘に着いたのが19時頃でした。大キレット含む13時間の山行で、夕飯も食べられない程疲れきってました。
槍の穂先が山荘の目の前で、早朝サクッと登れたことは良かったですね。冷たい風が強く吹き上げてくるので鼻紙が欲しいくらいでしたが、ガスのない360度見渡せる景色は素晴らしかったです。今まで「槍が見える」なんて言ってた所に居る感動!
「山小屋の感想」
涸沢ヒュッテ
建て増しだらけな山荘。トイレの数が多いのはいいが、狭くて蓋付きのボットンなので臭い。ここで着替えや体を拭くのは抵抗があり、結局小屋着に着替えなかった。乾燥室、ストーブが多いので換気が悪くなることはなかったが密閉率が悪いので乾きは鈍いかも。印象だけど、スタッフが我がもの顔な気がした。何より布団がダニの巣だったのが強烈!両脚で6〜7箇所かきむしって体液が出た。客層のマナーが悪く、0時、3時以降も夜明け前の出発で中年達が普通の声で喋り、支度の音でうるさかった。ダンナ曰く「今までで一番最悪な小屋だった」
北穂高小屋
着くなり「お疲れ様です」と”笑顔”の対応。(涸沢は事務的だった)あちらから話しかけて来てくれて気さくで親しみやすいイメージ。バッジが3/8種類しか在庫がなく残念。
南岳山荘
客数少なく暗いイメージ。出発時、小屋の親父が出てきてこちらの言い分を聞かず、この夕刻にまだ先に進むことを一方的に怒られた。あちらの言い方次第では無理せずこの山荘に泊まっただろうけど、言い方がきつく、ムカついたので意地でも先に行ってやると思ってしまった。
槍ヶ岳山荘
トイレが初めてなタイプ。ボットンだけど用足しの後、扉出たとこのボタンを押す。槍ヶ岳は外国人登山客も多いので理解不能の人も多いだろうな。
煎餅布団に綿の掛け布団なので、入りたては凄く冷たい。毛布がないのでダウンを着て寝なきゃ寒い。でも同室の人達が静かだったのでよく寝れた。
自炊室は出入口から数えると3階に当たるのかな?屋外だったとこを増築しました的なメチャメチャ寒い場所。作ってそこで食べるのだが、ストーブがあってもそれ以上に風が入り込むので震えが止まらない。食事付きの人はF1に当たる食堂なのでとっても暖かそうだった。山バッジは8種類位?あった。HPで紹介してたTシャツは完売だった。シルエットで特定できる山なんて富士山か槍ヶ岳だろうに。残念。
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