ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 5727947
全員に公開
ハイキング
槍・穂高・乗鞍

新穂高温泉から(ほぼ)周回笠ヶ岳〜槍ヶ岳〜北穂高岳〜西穂高岳〜焼岳

2023年07月15日(土) 〜 2023年07月18日(火)
情報量の目安: S
都道府県 長野県 岐阜県
 - 拍手
体力度
10
2〜3泊以上が適当
GPS
48:35
距離
52.9km
登り
5,702m
下り
5,846m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
11:04
休憩
1:15
合計
12:19
距離 21.4km 登り 2,561m 下り 1,108m
5:57
2
6:04
6:05
10
6:32
13
6:46
11
6:57
7:16
206
10:42
67
11:49
11:52
0
11:52
12:09
7
12:16
12:31
10
12:42
25
13:07
13:08
20
13:28
13:29
9
13:38
13:47
7
13:54
13:55
22
14:16
14:17
36
14:53
14:54
0
15:53
37
16:29
28
16:57
17:02
16
17:19
17:23
0
17:26
17:27
6
17:32
17:33
11
17:43
11
17:55
24
18:19
3
18:22
2日目
山行
11:51
休憩
1:44
合計
13:35
距離 12.1km 登り 1,568m 下り 1,068m
4:42
36
5:18
39
5:57
5:58
37
6:34
76
7:50
63
8:54
9:19
9
9:28
9:29
18
9:47
46
10:33
10:34
44
11:18
23
11:41
6
11:47
12:39
140
14:59
15:14
131
17:25
25
17:50
18:01
18
3日目
山行
9:49
休憩
4:26
合計
14:15
距離 6.6km 登り 925m 下り 1,655m
5:12
122
宿泊地
7:14
7:35
12
7:47
7:54
40
8:34
8:53
36
9:29
9:49
10
9:59
10:17
7
10:25
11:27
98
13:05
13:20
19
13:39
14:04
19
14:23
14:37
19
14:57
15:11
40
15:50
15:59
25
16:24
16:25
10
16:35
17:00
31
17:53
18:01
27
18:28
18:35
40
19:15
19:16
15
19:31
4日目
山行
7:42
休憩
0:41
合計
8:23
距離 12.8km 登り 653m 下り 2,051m
5:17
9
5:38
5:39
59
6:38
28
7:07
7:13
60
8:13
4
8:18
8:19
5
8:23
8:29
10
8:39
8:40
39
9:19
9:43
36
10:19
29
10:48
104
12:32
65
13:37
13:41
1
13:42
ゴール地点
天候 7\15〜16霧&突風、7/17快晴、7\18晴時々曇り
過去天気図(気象庁) 2023年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス
往路:毎日あるぺん号で新穂高温泉、復路:国立公園口から平湯温泉経由で高速バスでバスタ新宿へ
コース状況/
危険箇所等
全行程、特に崩落箇所などもありませんでした
その他周辺情報 ひがくの湯と登山者食堂は、登山者のオアシス。バス停もあるし、ここで飛騨牛定食とコロッケ、と、うまい棒を食べるのがいつものパターン。ここがあるから新穂高温泉を選んでしまいます
新穂高センターの橋から見た川の様子。クリヤ谷コースから変更してよかったと安堵
2023年07月15日 06:04撮影 by  SH-M24, SHARP
7/15 6:04
新穂高センターの橋から見た川の様子。クリヤ谷コースから変更してよかったと安堵
ガスまみれの笠新道の中、ちょっとだけ見えた切れ目。当初は双六小屋の予約が取れなかったため笠ヶ岳山荘に泊まる予定でしたが、道行く人に聞くとキャンセルが出ているのでは、と教えてもらい、電波の届くところを探してWebサイトを見るとTELとなっていたので電話して無事予約ゲット
2023年07月15日 08:57撮影 by  SH-M24, SHARP
7/15 8:57
ガスまみれの笠新道の中、ちょっとだけ見えた切れ目。当初は双六小屋の予約が取れなかったため笠ヶ岳山荘に泊まる予定でしたが、道行く人に聞くとキャンセルが出ているのでは、と教えてもらい、電波の届くところを探してWebサイトを見るとTELとなっていたので電話して無事予約ゲット
笹新道を登りきった分岐にザックをデポし、寄り道して抜戸岳へ。予定していなかったデポの準備に時間がかかってしまいました。強風が凄い
2023年07月15日 12:27撮影 by  SH-M24, SHARP
1
7/15 12:27
笹新道を登りきった分岐にザックをデポし、寄り道して抜戸岳へ。予定していなかったデポの準備に時間がかかってしまいました。強風が凄い
空身で笠ヶ岳山荘に到着。テン場で拾った落とし物を届けて先へ。山頂にはいつもは小屋で休んでから行くので山頂までの道がいつになくキツかったです
2023年07月15日 13:28撮影 by  SH-M24, SHARP
1
7/15 13:28
空身で笠ヶ岳山荘に到着。テン場で拾った落とし物を届けて先へ。山頂にはいつもは小屋で休んでから行くので山頂までの道がいつになくキツかったです
雷鳥さん発見!!この日は霧が濃かったこともあり、ヒナを含めると20羽くらいみかけました。こちらが心配になるほど皆さん警戒心皆無
2023年07月15日 15:39撮影 by  SH-M24, SHARP
1
7/15 15:39
雷鳥さん発見!!この日は霧が濃かったこともあり、ヒナを含めると20羽くらいみかけました。こちらが心配になるほど皆さん警戒心皆無
2023年07月15日 17:31撮影 by  SH-M24, SHARP
7/15 17:31
強風でザックが振られそうになり、何度か風の弱いところに避難。小屋に到着が遅くなる旨連絡し、ようやく双六小屋到着。テン場も風が強く、轟音で結局一睡もできませんでした
2023年07月15日 18:17撮影 by  SH-M24, SHARP
1
7/15 18:17
強風でザックが振られそうになり、何度か風の弱いところに避難。小屋に到着が遅くなる旨連絡し、ようやく双六小屋到着。テン場も風が強く、轟音で結局一睡もできませんでした
二日目も突風が凄くて我慢の行程。天気予報では晴れのはずだったのになぁ…と思いつつ先へ
2023年07月16日 10:32撮影 by  SH-M24, SHARP
1
7/16 10:32
二日目も突風が凄くて我慢の行程。天気予報では晴れのはずだったのになぁ…と思いつつ先へ
雷鳥さんがいる(はず)
2023年07月16日 11:40撮影 by  SH-M24, SHARP
7/16 11:40
雷鳥さんがいる(はず)
槍ヶ岳山荘に到着すると、停滞するか否かで皆さん迷っているようで、小屋は超満員。南岳から来た方の話を聞いた後しばらくして風が弱まってきたので、とりあえず南岳に行き、そこでも風が強そうなら槍平に下りようと決めて先へ。写真は南岳小屋の大キレット案内図
2023年07月16日 12:32撮影 by  SH-M24, SHARP
1
7/16 12:32
槍ヶ岳山荘に到着すると、停滞するか否かで皆さん迷っているようで、小屋は超満員。南岳から来た方の話を聞いた後しばらくして風が弱まってきたので、とりあえず南岳に行き、そこでも風が強そうなら槍平に下りようと決めて先へ。写真は南岳小屋の大キレット案内図
風は時々弱くなるようになり、ガスの切れ目も時折出てくるようになりました。それでは、と言うことで道中知り合った方と一緒に大キレットへ
2023年07月16日 14:24撮影 by  SH-M24, SHARP
1
7/16 14:24
風は時々弱くなるようになり、ガスの切れ目も時折出てくるようになりました。それでは、と言うことで道中知り合った方と一緒に大キレットへ
反対側から来られた方にコースの状況などを教えてもらいつつ、長谷川ピーク到着
2023年07月16日 14:46撮影 by  SH-M24, SHARP
1
7/16 14:46
反対側から来られた方にコースの状況などを教えてもらいつつ、長谷川ピーク到着
雷鳥さんの親鳥とヒナたち。ヒナが5羽くらいいたと記憶していますが、静止画だと最早間違え探し状態
2023年07月16日 15:13撮影 by  SH-M24, SHARP
1
7/16 15:13
雷鳥さんの親鳥とヒナたち。ヒナが5羽くらいいたと記憶していますが、静止画だと最早間違え探し状態
また別の場所で。登山道を生活道路にする雷鳥さん
2023年07月16日 15:13撮影 by  SH-M24, SHARP
1
7/16 15:13
また別の場所で。登山道を生活道路にする雷鳥さん
2023年07月16日 15:31撮影 by  SH-M24, SHARP
7/16 15:31
またまた登場
2023年07月16日 17:23撮影 by  SH-M24, SHARP
1
7/16 17:23
またまた登場
つがいですね。背中を向けている雷鳥さんの左手の岩影にもう一羽
2023年07月16日 17:23撮影 by  SH-M24, SHARP
1
7/16 17:23
つがいですね。背中を向けている雷鳥さんの左手の岩影にもう一羽
北穂高岳到着。テン場まで10分くらいとのことでしたが、かなりかかりました。迷ったかと思いました。
2023年07月16日 17:51撮影 by  SH-M24, SHARP
1
7/16 17:51
北穂高岳到着。テン場まで10分くらいとのことでしたが、かなりかかりました。迷ったかと思いました。
翌朝。穂高岳山頂から。涸沢岳への難ルートが怖くて日の出後の出発としましたが、もっと早く出ればよかったと後悔
2023年07月17日 05:48撮影 by  SH-M24, SHARP
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7/17 5:48
翌朝。穂高岳山頂から。涸沢岳への難ルートが怖くて日の出後の出発としましたが、もっと早く出ればよかったと後悔
奥壁バンド開始
2023年07月17日 06:15撮影 by  SH-M24, SHARP
1
7/17 6:15
奥壁バンド開始
これから通るルート。中央に赤い服の登山者の方が見え、苦難を思い軽く絶望
2023年07月17日 06:32撮影 by  SH-M24, SHARP
1
7/17 6:32
これから通るルート。中央に赤い服の登山者の方が見え、苦難を思い軽く絶望
それでも景色が苦労を吹き飛ばしてくれます
2023年07月17日 07:27撮影 by  SH-M24, SHARP
1
7/17 7:27
それでも景色が苦労を吹き飛ばしてくれます
2023年07月17日 07:27撮影 by  SH-M24, SHARP
1
7/17 7:27
ようやく小屋が見えてきました。小屋の方が屋根にお布団を干しています
2023年07月17日 07:43撮影 by  SH-M24, SHARP
1
7/17 7:43
ようやく小屋が見えてきました。小屋の方が屋根にお布団を干しています
穂高岳山荘到着。
2023年07月17日 07:48撮影 by  SH-M24, SHARP
7/17 7:48
穂高岳山荘到着。
山荘のテラスから
2023年07月17日 07:48撮影 by  SH-M24, SHARP
7/17 7:48
山荘のテラスから
同じくテラスから来た道を振り返ります
2023年07月17日 07:48撮影 by  SH-M24, SHARP
1
7/17 7:48
同じくテラスから来た道を振り返ります
山頂からみた槍
2023年07月17日 08:39撮影 by  SH-M24, SHARP
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7/17 8:39
山頂からみた槍
山頂碑。お約束の撮影タイムですが、この先の渋滞を考えると先を急ぐべきだったかもです
2023年07月17日 08:39撮影 by  SH-M24, SHARP
1
7/17 8:39
山頂碑。お約束の撮影タイムですが、この先の渋滞を考えると先を急ぐべきだったかもです
これから行くジャンダルム。西穂高岳から来たことはありますが、こちらからは初めて
2023年07月17日 08:39撮影 by  SH-M24, SHARP
2
7/17 8:39
これから行くジャンダルム。西穂高岳から来たことはありますが、こちらからは初めて
2023年07月17日 08:40撮影 by  SH-M24, SHARP
7/17 8:40
馬の背通過後。混んでました。たぶん、穂高岳山荘からピストンしてジャンダルムに挑戦し、小屋に戻る方のピークタイムだったのかと思います
2023年07月17日 09:23撮影 by  SH-M24, SHARP
2
7/17 9:23
馬の背通過後。混んでました。たぶん、穂高岳山荘からピストンしてジャンダルムに挑戦し、小屋に戻る方のピークタイムだったのかと思います
いよいよ最後の登りにとりかかります
2023年07月17日 10:15撮影 by  SH-M24, SHARP
2
7/17 10:15
いよいよ最後の登りにとりかかります
ついにジャンダルム到着。周りは絶景。天使との久しぶりの再開
2023年07月17日 10:39撮影 by  SH-M24, SHARP
1
7/17 10:39
ついにジャンダルム到着。周りは絶景。天使との久しぶりの再開
これから行く西穂高岳方面。
2023年07月17日 10:39撮影 by  SH-M24, SHARP
7/17 10:39
これから行く西穂高岳方面。
2023年07月17日 10:39撮影 by  SH-M24, SHARP
7/17 10:39
2023年07月17日 10:40撮影 by  SH-M24, SHARP
1
7/17 10:40
2023年07月17日 10:42撮影 by  SH-M24, SHARP
7/17 10:42
2023年07月17日 10:48撮影 by  SH-M24, SHARP
2
7/17 10:48
2023年07月17日 11:08撮影 by  SH-M24, SHARP
1
7/17 11:08
色々とあって逆層スラブ到着。下りきった後の写真です
2023年07月17日 14:22撮影 by  SH-M24, SHARP
7/17 14:22
色々とあって逆層スラブ到着。下りきった後の写真です
西穂高岳到着
2023年07月17日 16:35撮影 by  SH-M24, SHARP
1
7/17 16:35
西穂高岳到着
翌朝。最後の目標である焼岳へ
2023年07月18日 06:27撮影 by  SH-M24, SHARP
7/18 6:27
翌朝。最後の目標である焼岳へ
一般登山道のありがたみを感じつつ、朝露に足を濡らしながら前へ。レインパンツを履いていったほうがいいでしょう
2023年07月18日 06:27撮影 by  SH-M24, SHARP
1
7/18 6:27
一般登山道のありがたみを感じつつ、朝露に足を濡らしながら前へ。レインパンツを履いていったほうがいいでしょう
笠ヶ岳が顔を見せました。あそこから登ってきたんだなぁ、と思いながら先へ
2023年07月18日 07:08撮影 by  SH-M24, SHARP
1
7/18 7:08
笠ヶ岳が顔を見せました。あそこから登ってきたんだなぁ、と思いながら先へ
焼岳小屋と焼岳が見えてきました
2023年07月18日 08:11撮影 by  SH-M24, SHARP
1
7/18 8:11
焼岳小屋と焼岳が見えてきました
いよいよ焼岳へ。ザックをデポしていざ頂上へ
2023年07月18日 08:24撮影 by  SH-M24, SHARP
1
7/18 8:24
いよいよ焼岳へ。ザックをデポしていざ頂上へ
ようやく終わりが見てえ来ました
2023年07月18日 08:50撮影 by  SH-M24, SHARP
2
7/18 8:50
ようやく終わりが見てえ来ました
ついに到着
2023年07月18日 09:33撮影 by  SH-M24, SHARP
1
7/18 9:33
ついに到着
いままで来た道を振り返ります
2023年07月18日 09:33撮影 by  SH-M24, SHARP
2
7/18 9:33
いままで来た道を振り返ります
2023年07月18日 09:33撮影 by  SH-M24, SHARP
1
7/18 9:33
2023年07月18日 09:34撮影 by  SH-M24, SHARP
7/18 9:34
2023年07月18日 09:34撮影 by  SH-M24, SHARP
7/18 9:34
2023年07月18日 09:34撮影 by  SH-M24, SHARP
7/18 9:34
ぐるっと一周
2023年07月18日 09:34撮影 by  SH-M24, SHARP
7/18 9:34
ぐるっと一周
焼岳山頂から下りて来ました。稜線ともついにここでお別れです
2023年07月18日 10:10撮影 by  SH-M24, SHARP
7/18 10:10
焼岳山頂から下りて来ました。稜線ともついにここでお別れです
復旧した中尾高原口へのルートの様子。しっかり笹が払われています。感謝
2023年07月18日 10:36撮影 by  SH-M24, SHARP
1
7/18 10:36
復旧した中尾高原口へのルートの様子。しっかり笹が払われています。感謝
白水の滝。落差45だそうです。
ちなみに登山口付近の沢を最後に山頂まで水場はありません。
2023年07月18日 11:53撮影 by  SH-M24, SHARP
7/18 11:53
白水の滝。落差45だそうです。
ちなみに登山口付近の沢を最後に山頂まで水場はありません。
ようやく、ようやく下山
この後、久しぶり歩く舗装路にかかる足裏の衝撃に苦悶
2023年07月18日 12:25撮影 by  SH-M24, SHARP
7/18 12:25
ようやく、ようやく下山
この後、久しぶり歩く舗装路にかかる足裏の衝撃に苦悶
焼岳登山口バス停。しはらくバスもこないようなので、待合室でヘルメットをしまったり温泉グッズを出したりと、人間生活に溶け込む準備。
が、ここを中尾高原口と勘違いしていたことに気付き慌てて移動。人間生活に溶け込むにはまだハードルが高かったか…
2023年07月18日 12:47撮影 by  SH-M24, SHARP
1
7/18 12:47
焼岳登山口バス停。しはらくバスもこないようなので、待合室でヘルメットをしまったり温泉グッズを出したりと、人間生活に溶け込む準備。
が、ここを中尾高原口と勘違いしていたことに気付き慌てて移動。人間生活に溶け込むにはまだハードルが高かったか…
改めましてゴールの中尾高原
2023年07月18日 13:41撮影 by  SH-M24, SHARP
1
7/18 13:41
改めましてゴールの中尾高原
長かった縦走もこれにて終着。このあと、ひがくの湯と登山者食堂まで歩き、そこから国立公園口、平湯温泉経由で新宿へ
2023年07月18日 13:41撮影 by  SH-M24, SHARP
1
7/18 13:41
長かった縦走もこれにて終着。このあと、ひがくの湯と登山者食堂まで歩き、そこから国立公園口、平湯温泉経由で新宿へ
撮影機器:

感想

以前からやってみたかった、中尾高原口からの周回ルート。コロナが流行る前に逆方向からチャレンジしましたが、ジャンダルム通過後にまさかの職場から呼出し電話があり、急遽穂高岳山荘から下山し、焦って浮石を踏み流血しながら新穂高温泉に戻って徹夜で運転し、翌朝出勤したという思い出深い?コースです。
今回は当初、中尾高原口スタートでクリヤ谷から入って焼岳から中尾高原口まで周回する予定でしたが、途中の増水っぷりを見て断念。笠新道に変更しました。
双六小屋は予約できなかったので諦めていましたが、当日お会い方から教えていただき無事当日予約ゲット。ただ、稜線の突風が凄絶で、テン場でもいつとばされるかヒヤヒヤし通しで結局眠れず。
翌朝も突風変わらず、むしろ強くなっている感もあり、西鎌尾根では突風をやり過ごしながら登りました。槍ヶ岳山荘では停滞や晴れ間待ちの山頂チャレンジ組で満員。情報収集に加わらせてもらい、南岳から来た方からお話を伺い、南岳でダメならそのままエスケープして下りようと南岳に行き、道中で大キレットを通過された方や南岳小屋にいた方話を伺い行けそうと思い、なんとか北穂高岳小屋に到着。
翌朝、北穂から涸沢岳への難路が怖くて日の出後に出発しましたが、ジャンダルム前の渋滞時間と重なってかなり遅くなってしまいました。ヤマレコのタイムでは3日目の休憩時間が「4:26」となってしまい、もっと早く出るか前日に先まで行くべきだったかと思います。
馬の背やロバの耳あたりのすれ違いはかなり緊張しましたが、ジャンダルムからの景色は最高の一言に尽きます。
その後、西穂高岳を目指しましたが、スタートの遅延が祟り、焦ってルートを何回か間違え、更には鎖場でドリンクホルダーから未開封の飲料がすっぽ抜け、バランスを崩して落ちそうになり、前回の浮石事件を思いだし安全を優先することに。いつもより慎重に行くことにしました。
西穂高岳から小屋まで、こんなに長かったっけ、と思いながら歩き、ようやく辿り着きました。
最終日は、一般登山道のありがたみを噛み締めながら焼岳へ。山頂でこれまで辿ってきたルートを見て感慨に浸った後、中尾高原口へ下山しました。
増水のため完全な周回ルートにはなりませんでしたが、目的は達成できたかと思っています。
全行程で崩落等はありませんでした。復旧した中尾高原口も、ヤマレコのルート作成では通行止めとなっていましたが、道は整備されており、笹も刈られており問題なく通行できます。
なお、笠新道と焼岳付近を除き、雷鳥パラダイスでした。秩父平から双六にかけてが特に多かったですね。ジャンダルムの取りつきにも4羽くらいのヒナを連れた雷鳥が全く逃げるでもなくのほほんとしてました。元気に育ちますように。

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コメント

karappoさん、初めてまして😌コメント失礼します。笠ケ岳で、少しお話しさせて頂いたものです。山行記録を見てびっくり😲あのあとあんな凄い工程を行っていたのですね。しかもテント泊ですか?凄いです!
無事に山行をお得られて良かったです😊
2023/7/18 22:49
shiholinさん、あたたかいコメントありがとうございます😊
強風の中、おつかれさまでした
エスケープルートを考えながら歩いていたので、お会いした時はこの風だと大キレットは難しいから、岩場が濡れているようなら南岳で下りることになりそうかな😖…と正直思っていました。
shiholinさんをはじめ、行き交う方々にコースや天候の情報を教えていただけたり、励ましていただいたからこそやり遂げることができたと思っています☺️ありがとうございました
今後ともよろしくお願いいたします
2023/7/19 22:27
karappoさんこんばんは!
こちらこそ😌お返事ありがとうございます😊
大好きな山でのちょっとしたお話しだったり、情報交換など…本当楽しいですね!

私もいつも色々な人に助けられています😆

こちらこそ、ありがとうございました?



2023/7/19 22:33
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この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [4日]
新穂高を起点に奥飛騨を一回り
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
5/5

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