雄大！山を旅する…裏銀座縦走

2024年08月03日(土) 〜 2024年08月06日(火)

• GPS: 30:41
• 距離: 61.0km
• 登り: 4,662m
• 下り: 4,405m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:22
• 休憩: 1:11
• 合計: 6:33

距離 8.3km 登り 1,645m 下り 382m

6:28 スタート地点
6:30 高瀬ダム濁沢登山口
6:41 6:42 高瀬ダム テント場
6:59 7:02 ブナ立尾根取付
7:32 7:41 権太落し
9:17 9:24 三角点
10:38 11:04 烏帽子小屋
11:25 前烏帽子岳
11:43 11:44 烏帽子岳山頂分岐
11:59 12:22 烏帽子岳
12:33 烏帽子岳山頂分岐
12:48 12:49 前烏帽子岳
13:01 烏帽子小屋

2日目

• 山行: 7:53
• 休憩: 1:37
• 合計: 9:30

距離 17.8km 登り 1,232m 下り 1,221m

4:03 烏帽子小屋
4:13 4:14 烏帽子ひょうたん池
5:19 5:29 三ツ岳
6:44 6:52 野口五郎小屋
7:06 7:22 野口五郎岳
7:49 真砂岳
7:53 7:54 真砂岳分岐
8:58 東沢乗越
9:37 9:54 水晶小屋
10:22 10:35 水晶岳
10:58 11:06 水晶小屋
11:32 11:34 ワリモ北分岐
11:54 11:57 ワリモ岳
12:29 12:47 鷲羽岳
13:33 三俣山荘

3日目

• 山行: 8:18
• 休憩: 1:34
• 合計: 9:52

距離 14.4km 登り 1,549m 下り 1,212m

3:53 三俣山荘
4:28 三俣峠
4:42 4:47 三俣蓮華岳
5:10 5:11 丸山
5:33 5:34 中道分岐
5:52 6:01 双六岳
6:38 6:39 双六岳中道分岐
6:42 双六岳巻道分岐
6:54 7:06 双六小屋
7:38 7:39 樅沢岳
8:25 硫黄乗越
9:10 9:18 左俣乗越
10:40 10:52 千丈乗越
11:50 12:00 槍ヶ岳山荘
12:07 12:40 槍ヶ岳
13:10 13:11 槍ヶ岳山荘
13:45 ヒュッテ大槍

4日目

• 山行: 5:07
• 休憩: 0:12
• 合計: 5:19

距離 20.6km 登り 236m 下り 1,590m

4:43 ヒュッテ大槍
4:59 5:04 播隆窟
5:06 5:07 坊主岩屋下
5:34 5:35 槍沢・天狗原分岐
5:58 槍沢大曲り
6:17 ババ平
6:37 槍沢ロッヂ
6:59 二ノ俣
7:04 7:05 一ノ俣
7:11 7:12 槍見河原
7:42 横尾
8:13 新村橋
8:22 8:23 徳澤園
8:54 徳本口
9:01 明神館
9:05 明神橋
9:38 9:39 岳沢湿原・岳沢登山口
9:46 9:47 日本山岳会上高地山岳研究所
9:56 河童橋
10:02 上高地バスターミナル
10:02 ゴール地点

天候

1日目　晴れ
2日目　ガス→晴れ→曇り
3日目　曇り時々ガス一瞬晴れ
4日目　(夜豪雨)曇り時々晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

JR信濃大町駅隣接の駐車場へ。土曜日の朝3時頃到着で半分程度の埋まり具合でした。3泊4日の駐車でしたが上限1,500円です。

【行き】
裏銀座登山バス(信濃大町駅→七倉温泉)1,500円
タクシー(七倉温泉→崩落箇所)250円/人　※4人乗り合わせ
タクシー(崩落箇所→高瀬ダム)325円/人　※4人乗り合わせ
【帰り】
アルピコ交通(上高地→新島々経由→松本駅)3,260円
大糸線(松本→信濃大町)680円

コース状況／危険箇所等

登山道はしっかりしています。左俣乗越から千丈乗越の間ではザレ場、鎖場があり少し慎重に歩きました。

その他周辺情報

1日目の信濃大町駅隣接の駐車場に入るまでは、道の駅安曇野松川で仮眠。

登山後は、しゃくなげの湯（大人600円）で汗を流し、安曇野インター近くの小木曽製粉で山賊丼とそばを食べて帰りました。
また安曇野インターチェンジ付近には、西友とウェルシアが24時間営業しています。

写真

8/3 4:44

5時15分の登山バスを待ちます。最初は一人ぼっちでしたがその後6人だったかな？で出発しました。

8/3 6:27

七倉山荘前で登山バスからタクシーに乗り換え。道路横の崩落箇所で一度降車、ヘルメットを被って歩いた後、別のタクシーに乗り換え高瀬ダムに到着。

8/3 6:36

橋を渡ります。結構浅くなっていますね。

8/3 6:43

もう一つ橋。この前後は砂浜のような景色です。

8/3 6:50

登山口にやってきました。カウントダウン開始！
12...

8/3 7:38

権太落し。9...

8/3 7:48

ちょいちょい山肌が見えてきました。

8/3 8:26

中休み。6...

8/3 9:19

三角点。4...

8/3 10:41

下りが始まるとまもなく烏帽子小屋です。
樹林帯の中で日陰だったのでまだよかったですが、とにかく暑かった(*_*)

8/3 10:43

烏帽子小屋到着！

8/3 10:44

少し休憩して烏帽子岳に向かいます。

8/3 11:01

烏帽子小屋前のイワギキョウ。奥には赤牛岳。

終わりかけのものも多かったですが、まだフレッシュなコマクサも残ってくれていました(*^^*)

8/3 11:26

前烏帽子？ニセ烏帽子？を過ぎると…この景色！

8/3 11:44

もう少し！

8/3 12:04

鎖を使ってトラバースすると山頂標識が見えました。

8/3 12:05

烏帽子岳＼(^o^)／

8/3 12:06

振り返ると明日歩く稜線がよく見えます。

8/3 12:12

赤牛方面。後ろに控えるのは薬師かな？

8/3 12:12

水晶と鷲羽も見えていますね。

8/3 12:46

小屋に向かって戻りかけると雲が湧いてきました。

8/3 12:48

烏帽子小屋の稜線にも。

8/3 17:23

夜ご飯。お腹が空きすぎて写真を撮る前に食べてしまった^^;

8/3 18:55

夕方はガスがちでしたが、日の入り直前にガスが晴れいい景色を見ることができました(^^)

8/4 3:58

2日目。昼からは天気が崩れる見込みでしたので、4時前にガスの中、出発します。

8/4 4:39

真っ白の中を進んできましたが、この辺りで晴れてきてこの後は素晴らしい景色になりました(^^)

コマクサ(*^^*)
向こう側には槍ヶ岳。

8/4 4:56

三ツ岳に向かう途中で日の出

8/4 4:58

槍ヶ岳や大天井に朝日が当たり始めました(^^)

8/4 5:19

野口五郎に向かう稜線には滝雲。
左に槍、右には鷲羽と水晶(^^)

チングルマ(*^^*)

チングルマの花と綿毛の中間ですね(*^^*)

こちらは綿毛の群生(*^^*)

8/4 5:55

野口五郎と水晶と。

8/4 6:38

もうすぐ野口五郎小屋です

8/4 6:40

水晶を見ながら歩きます。

8/4 6:42

出発してから約3時間。やっと野口五郎小屋に着きました。小休止の後、野口五郎に向かいます。

8/4 7:10

野口五郎の山頂＼(^o^)／
この青空！そして、笠、鷲羽、水晶の絶景！

8/4 7:09

振り返ると赤牛と薬師！

8/4 7:12

こちらは槍穂高と大天井！

8/4 7:12

水晶に鷲羽に笠に(^^)
このスケール感！スゴすぎる！
写真を撮りまくりました^^;

8/4 7:26

さー、水晶に向かいます。目の前には槍に、笠に、鷲羽に…奥には乗鞍かな？スゴすぎる！

8/4 7:35

水晶と水晶小屋を見ながら進みます。

8/4 7:42

野口五郎から少し下ってきました。

8/4 7:51

そして、まだまだ続く水晶への稜線。

8/4 9:17

水晶小屋が段々と大きくなってきました。

8/4 9:45

水晶小屋に到着。野口五郎から途中まではなだらかな下り。途中からはなかなかな登りでした^^;

8/4 9:55

小屋の裏から水晶に向かってピストンします。

8/4 10:23

途中のはしご手前でストックをデポし山頂＼(^o^)／

8/4 10:25

雲ノ平山荘遠望。山荘を遠くから見るだけでも幸せな気分になりました(^^)

8/4 10:57

水晶小屋まで戻ってきました。野口五郎から歩いてきた稜線がよく見えます。

8/4 11:11

それでは鷲羽へ。

8/4 11:24

ここからも雲ノ平山荘遠望。

8/4 11:54

ワリモ岳通過。

8/4 12:04

さー、今日の最後の登りです。
鷲羽に取り付きました。

8/4 12:40

鷲羽山頂＼(^o^)／

8/4 12:53

鷲羽池と槍。槍はガスったり晴れたりしていました。

8/4 13:23

本日のお宿、三俣山荘をズーム。鷲羽の下りはザレザレで神経使いました(^^;)

8/4 13:41

三俣山荘到着！

8/4 13:57

チラチラ見える槍と目の前な鷲羽をアテに飲みます！

8/4 14:25

私の部屋の寝床からの景色。贅沢すぎます(^^)

8/4 16:55

夜ご飯のジビエシチューおいしかったー！

8/5 3:50

3日目。今日も午後から崩れる予報なので早めに出発。

8/5 4:42

三俣蓮華山頂は真っ白。

8/5 5:33

双六に向かっていると、明るくなってきた！

8/5 5:36

晴れたー！

8/5 5:42

スゴイ！

8/5 5:52

双六山頂！
向こうには黒部五郎が(*^^*)

8/5 5:51

そして...コレ！見たかったやつ！代表写真に決まり！！

8/5 5:52

黒部五郎と薬師！

8/5 5:52

笠ヶ岳も！

8/5 5:53

あれ？早くも少しガスってきました。

8/5 6:09

双六台地に降りると真っ白。心の目で槍を見ます。

8/5 6:41

振り返ると晴れているんですけどね。

8/5 6:44

双六小屋が見えてきました。…けど、樅沢岳に向かってまた登りかえすのかと思うとゲンナリします(T_T)

8/5 7:05

双六小屋で小休止した後、出発。

8/5 7:41

樅沢岳山頂。向こうには鷲羽と三俣蓮華。三俣山荘も見えていました。

8/5 7:49

今日の目指す槍の頂が見え隠れしています。

8/5 7:50

頑張って歩きます。少しずつ近づいている”ような”感じがします。

8/5 8:16

硫黄乗越。

8/5 9:03

左俣乗越が見えてきました。

8/5 9:16

左俣乗越から槍を見ます。

8/5 9:36

今回の山行で初めて雷鳥に会いました(^^)3羽いました。

綿毛群生(*^^*)

8/5 9:58

左俣乗越を過ぎると気を遣う箇所が何ヶ所かありました。

8/5 10:05

危険箇所を振り返り。

8/5 10:09

右側の岩を巻いて進むのですが、進んでからの下りもどこを下ればいいのか分かりにくかったです^^;

8/5 10:21

ちょいちょい鎖場も出てきます。

8/5 10:26

西鎌尾根の全貌が見えました。その先に槍。

8/5 10:40

千丈乗越到着。

8/5 10:48

槍をズーム。さー、もうひと踏ん張り！
西鎌尾根を進みます。

8/5 11:43

途中で振り返って西鎌尾根。

8/5 11:45

途中から槍は見えなくなりましたが、ようやく先っちょが見えました。槍の穂先に立っている人も見えました。

8/5 11:46

歩いてきた達成感ともう登らなくていい安心感が交錯します^^;

8/5 11:49

着いた！

8/5 11:53

喉がシュワシュワを欲しています。
本当はビールを飲みたかったけど、まだ槍の穂先に登らなくてはならないのでこれで我慢^^;

8/5 12:17

登ってきました。はしごをあと二つ(^^)

8/5 12:25

登頂！去年に引き続き2回目です。
また真っ白になり、合成写真みたいになりました(笑)

8/5 12:25

山頂から見る槍ヶ岳山荘

8/5 12:51

下山して槍ヶ岳山荘前でゆっくりしています。
今日のお宿のヒュッテ大槍を望みます。

8/5 12:52

青空も一瞬見えました(^^)

8/5 12:58

飲みながらゆっくり(^^)

8/5 13:35

さてヒュッテ大槍に向かいます。

8/5 13:56

お腹ペコペコ。ランチの受付終了直前でしたので、大急ぎでミニチャーシュー丼と生ビール(ハーフ&ハーフ)を注文しました(^^)

8/5 18:01

夜ご飯はワインとタンドリーチキンとパスタなど。ハーフ&ハーフも頼んで(笑)最高においしかった！

8/6 4:40

最終日の4日目。昨晩に1回、明け方に1回大雨が降りました。この時間には雨も上がっていよいよ下山。今日で長い山旅が終わります。

8/6 4:55

少しだけ朝焼け。

8/6 6:56

新しく登山道を作っていただいています。ありがたい限りです。

8/6 7:13

ここはこの木の右側の岩の上を渡りました。

8/6 9:40

一気に下って上高地。いい景色(^^)

8/6 14:29

上高地バスターミナルを10時40分出発。松本電鉄、JRを乗り継ぎ、信濃大町駅に到着したのが14時30分。4時間かけての車回収となりました。

8/6 16:11

4日ぶりのお風呂「しゃくなげの湯」で極楽を知りました(^^)
その後、小木曽製粉所で少し早い夜ご飯とし、22時30分に兵庫県の自宅に到着。
長い山旅が本当に終わりました(^^)v

8/7 20:09

自分へのお土産(笑)

撮影機器：

SO-53B Sony

感想

ポカちゃん

昨年、表銀座縦走をしたときに見た裏銀座の姿に痺れ、1年間温めてきた計画を実行しました。

1日目。登山バスの行列を恐れて早めに駅のバス停に着くも、私一人で心細くなった信濃大町駅。急登と暑さでバテたブナ立尾根。烏帽子小屋から見た幻想的な日の入り。
2日目。霧の中、天気を心配しながら進む。その後快晴。野口五郎岳から見えた360°の大パノラマ。野口五郎岳から水晶岳までの長い行程と最後の登り。三俣山荘から見る雄大な鷲羽岳。
3日目。双六岳手前からガスが晴れ、山頂から見えた雄大な黒部五郎岳、薬師岳。そして天空の滑走路越しの槍ヶ岳。双六岳から長かった槍ヶ岳。
4日目。下山を心配した夜中と明け方の大雨。帰りのバスの時間が心配で一気に下山した上高地までの道のり。
どれもいい思い出です。

4日間心配していた天気にも恵まれ、圧倒的で雄大なスケールの大自然の中を歩くことのできた最高の山旅となりました(*^^*)