折立~黒部五郎岳~槍ヶ岳~上高地


- GPS
- 33:33
- 距離
- 53.5km
- 登り
- 3,609m
- 下り
- 3,458m
コースタイム
- 山行
- 4:29
- 休憩
- 0:22
- 合計
- 4:51
- 山行
- 7:32
- 休憩
- 0:15
- 合計
- 7:47
- 山行
- 4:57
- 休憩
- 0:14
- 合計
- 5:11
- 山行
- 7:05
- 休憩
- 1:04
- 合計
- 8:09
- 山行
- 7:12
- 休憩
- 1:36
- 合計
- 8:48
天候 | 7/15雨 7/16晴れのち曇り一時小雨強風 7/17雨強風 7/18晴れ 7/19晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
富山駅~折立 バス5000円 上高地~松本駅(新島々でバスから電車に乗り換え)3710円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
雪渓歩きは少なく傾斜もないため念の為持って行った軽アイゼン不要でした。 |
その他周辺情報 | 下山後の温泉は上高地温泉ホテルを利用 1000円 |
予約できる山小屋 |
横尾山荘
|
写真
感想
ルートを繋ぎたくて、ずっと温めていた折立から上高地の計画。7月は晴れの日が続いたので、もしかしたら戻り梅雨が来るのではと心配していたら案の定雨予報…。どうしようか迷った挙句、今回のハイライトの西鎌尾根の日が晴れ予報だったので行くことにしました。
前泊はずっと泊まりたかったいるかホステルさんへ。何年か前に雲ノ平山荘で出会ったアーティスト若木くるみさんも参加されてたので。内装がとってもアートに溢れてて、猫ちゃんたちもかわいくて、ほんとすてきな場所でした。オーナーさんより折立のクマさん情報をいただき、翌朝折立までバスで移動。
着くなり雨に降られ、トイレの中でレインウェアを着て出発。(トイレは2つあって、登山口のよりも駐車場側のほうが広くてきれいでした。)
雨でも雷の心配がないので、ゆっくり写真を撮りながら初の折立からの道を満喫。途中出会った方にどちらから?と聞いたら同じ地元でびっくり。どちらの登山口から?と聞いたつもりでしたが、そんな出会いも。
太郎平小屋に着いたら、昔ヤマレコ繋がりの娘さん(当時小学生)に再会、すてきなお姉さんになられてて、一緒に写真を撮ってもらいました。同時にわたしもお姉さんになったな~と実感(笑)。
夕方にはすっかり雨もあがり、サンセットを眺められました。
2日目、小屋を出発してすぐ、後ろからお姉さんが走って置き忘れた膝サポーターを持ってきてくれて助かりました。強風、時々突風に煽られながら、山々を眺めながら黒部五郎岳へ。流れの速いガスに見え隠れする五郎さんに向かうも、小雨が降り出し、山頂に着く頃にはガスガスで眺望ゼロ。
仕方なく下りて、黒部五郎小舎に着くと山頂が見えました。
ここまで来ると奥地な感じで、出会った方のコアな山バナが楽しすぎて、疲れも吹き飛びます。
3日目。夜中は風雨が強かったけれど、朝には小雨の中レインウェアを着て出発。いきなりの急登にレインウェアを脱ぎたくもなるけど、脱ぐと寒くて脱げず。そのうち本降りとなり、ゆっくり休憩すると寒くなるので、立ち止まるのは写真撮影のみで、三俣蓮華岳経由で双六岳へ。天空の滑走路は暴風小雨視界不良の異世界でした。また来月山トモさんと来る予定なので楽しみは取っておきます。
双六小屋に着いてソロの女性とお話していたら、黒部五郎岳手前で出会った海外の女性と再開して3人でトーク。この旅のあとのお勧めの山はないかと聞かれ、スマホの翻訳機能を活用して説明したりしました。世の中便利になったものです。もしやわたしも自力で海外に行ける?とふと思ってしまったり。
4日目。今回の山旅のハイライト、西鎌尾根。
3日間天候が悪かったため、いきなり大きな槍ヶ岳とそこに続く尾根を目の当たりにすることに。槍が近づくにつれニヤニヤと登りの息切れ、トラバースや鎖場、足元の緊張が交互にやってきます。
槍ヶ岳には一度登ったからもう通過でいいかな、と思っていたけど、体調も良いし、時間もあるし、天候も良いため槍ヶ岳山荘でヘルメットを借りて、槍ヶ岳に登ることに。平日のため渋滞はしてないのもよかったです。登ってみたらガスガスで、晴れ待ちしてみましたが、結局断念して下山。下りはやはり怖いので、もう二度と登らない、と誓いながら。
殺生ヒュッテは槍ヶ岳山荘とは違い、静かで穏やかな時が流れていました。ここから眺める槍もまた素晴らしかったです。
5日目。山小屋で出会った方に教えてもらって4時に起きて、ヒュッテ大槍分岐まで15分ほど上がり、ご来光を眺めました。素晴らしい景色に、雨の中歩いてきたご褒美をもらった気分でした。
いよいよ下山。膝が持つか心配しながらもなんとか持ち堪え、足首を捻ることもありましたが捻挫に至らず、上高地までよくがんばりました。
温泉にも入り、スッキリ。
3連休のためバス待ちの行列を心配していましたが、スムーズに乗り込むことができました。
充実の山旅に感謝!
と思いつつ、下山後の口渇、飲むと下肢が浮腫むの、なんとかならないかな~。現在ここ。
元に戻るまでに1週間ほどかかります。
あと、7時間の下りっぱなしでできた足の水疱が4ヶ所。徳沢でソフトクリーム食べてる間に靴脱いでリセットするべきだったと反省。
19日わたしが下山した日の夕方、槍ヶ岳で滑落してお亡くなりになった方がいたとニュースで知りました。ご冥福をお祈りいたします。
コメント
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折立から上高地✨夢のような縦走をしていたのですね。私は17日が大雨予報だったので翌日の仕事上、
一泊三日で下山してしまったので羨ましい限りです。
双六でニアミス会えなくて残念‼︎
そう、17日はずっと雨でした。やばいくらいの大雨と強風は夜中のうちに済ませてくれてたのでよかったです。
双六のテン泊だった方が、ペグ飛ばされた!と言って小屋泊されてましたよ。だからと言って、一泊三日なんて凄すぎます❤️
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