岳沢-前穂-奥穂-北穂-大キレット-槍ヶ岳
長野県
岐阜県
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体力度について
- GPS
- 29:44
- 距離
- 36.0km
- 登り
- 3,169m
- 下り
- 3,152m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 2:32
- 休憩
- 0:27
- 合計
- 2:59
- 山行
- 5:13
- 休憩
- 1:27
- 合計
- 6:40
- 山行
- 1:59
- 休憩
- 1:11
- 合計
- 3:10
- 山行
- 5:59
- 休憩
- 1:51
- 合計
- 7:50
- 山行
- 7:23
- 休憩
- 1:26
- 合計
- 8:49
| 天候 | 午前：晴れ、午後：雨 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年07月の天気図 |
| アクセス |
あかんだな駐車場 1日600円 観光の方も朝早くお越しになるため朝4時で満車 クレジットカード利用可能 バス往復2800円 |
| その他周辺情報 | 【 岳沢小屋 】 🏕️テント1人2000円 🍽️ランチ営業あり 🛜山小屋Wi-Fi完備600円/24H （テント場は不通） 📶docomo 4G アンテナ1本ぐらい 【 穂高岳山荘 】 🏕️テント1人2000円 🍽️ランチ営業あり 🛜山小屋Wi-Fi完備600円/24H （テント場は不通） 📶docomo 4G アンテナ1本 LINEならかろうじて可能 【 北穂高小屋 】 🛖14000円2食1人 🍽️ランチ営業あり 🛜山小屋Wi-Fi完備600円/24H （テラス前のみ小屋内不通） 📶docomo 4G アンテナ1本 【 殺生ヒュッテ 】 🏕️テント1人2000円 🍽️ランチ営業あり 📶docomo 4G アンテナ３本 ウェザーニュースの雨雲レーダーは表示可 |
| 予約できる山小屋 |
横尾山荘
|
写真
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山小屋WiFi使えるのでネットしたり、レモネード頂いたり
明日に備えてのんびり過ごす。
時間もあるので様々な方と談話したり、コーヒーもいただきます
ご苦労さまです。
装備
| 個人装備 |
防水スタッフバック M
山岳保険
山岳ラジオ
iphone
ニット帽（薄い）
ハット帽子（日焼対策）
サングラス
老眼鏡
夏用 手袋
インナー手袋（毛糸赤）
時計(高度計）
?ドライ下着（長袖）
?アンダータイツ
登山靴（ローカット軽量
靴下
フリース
ダウン
ジャケット
パンツ
ゲータｰ
身体拭きタオル
ｷﾞｬｯﾂﾋﾞｰ
ドライTシャツ
ドライパンツ
アンダータイツ
７０Lザック
折りたたむストック
インナー手袋（予備含む<br />ヘルメット
柿のたね
栄養バー類
どらやき・菓子パン
ショット
アミノバイタル
ポカリ粉末
はし＋スプーン
ハンカチ
テッシュ
ビニール袋
サイフ＋保険証
JAFカード
モンベルクラブカード
テレホンカード
１００円コイン
ヘッドランプ(電池空）
単４電池【ヘッドランプ
GPS
単３バッテリー【GPS】
iPhone ケーブル
大型バッテリー
カメラ<br />レンズクリーナ
睡眠薬
日焼け止め
歯ブラシ
耳栓
バンドエイド(中判）
バンドエイド(大判）
バンドエイド(特大判）
風薬(1日分）
バファリン(10錠）
冷シップ（6枚）
エアーマット
Thermarest Zライト S
ピロー
椅子
おしりマット
シュラフ（夏季）
ご飯もの（ドライ）
カレーなど（ドライ）<br />麺類
かップ
キッチンペーパ
ごみふくろ
水（600mL)ｘ４食（3日）
コーヒー粉末
グランドシート
ランタン
アルミマット(１mm厚)大
テント（１人用）
風邪薬
胃腸薬
コンロ
コンロ台
ライター
予備ガス
防水マッチ
ナベ
コップ
トイレットペーパー
給水ボトル４L
|
|---|
感想
2017年以来 ８年ぶりの槍ヶ岳で８度目となる。
登山に興味を持ち始め書店に並んだ雑誌を眺めるようになった2012年5月は槍ヶ岳の特集だった。
富士山も登ったことない私にとってこれほど美しい場所があるものなのかと感動した。
槍を目指し大キレットを通過することがひとつの夢であった。難易度の高いコースは体力が劣る前に登っておきたい！
今年のどこかで実行しようと計画を練った。行程時間は標準時間の1.2倍
自分の実力や体力を考えると一般より多い５日間が妥当であると判断。とくに疲労した状態で大キレットに入るのは危険。
大キレットスタート位置の北穂小屋にはテント泊でなく小屋に宿泊し疲れを軽減する計画とした。
ザックの重量は体重に合わせて上限15kg
カメラや三脚は持っていかないことにした。
１日目
10年ぶりの上高地、車窓から眺める大正池や河童橋、美しい風景久々に訪れると感動も大きい。
この日は11時には岳沢小屋に到着する。
幕営後は夕暮れまで暑くて暑くて耐えれなかった。
沢沿いの最上段の木陰に幕営したものの甘かった。午後から陽が高くなると結局直射日光を浴びる。テント内も暑い、木陰を探したり小屋前の影があるところをウロウロ。
早く夕暮れになってくれと願いながら１日が長かった！日傘やっぱりいるのかなーと反省。
テント場は14時にもなると来訪者が張る場所がない！とてんやわんやしてました。
２日目
岳沢から前穂高、奥穂高、穂高山荘を目指す。予定時間7時間（休憩込み8時間30分）
岳沢4:45出発、涼しくて快適だ！
身体も軽く気持ちよく重太郎新道の標高を慎重に稼いでいく。紀美子平は7時半だったが稜線に出ると陽が射してきた。
紀美子平にザックをデホして前穂へ
前穂高山頂では目指す槍ヶ岳が遥か彼方に見えた！紀美子平に戻りザックを背負ってみるとその重さに気持ちかなりテンション下がる。
吊尾根ではずっと直射日光を浴び続けバテ気味。鞍部からの登りでは断然ペースが落ちる。
それでも9年前に雨と濃霧の吊尾根を経験したことを振り返ると左手には上高地や連なる西穂の峰々、右手は緑一帯の涸沢に赤いヒュッテが美しく見える。
奥穂高山頂に着くと撮影待ちの長蛇の列、こんなの初めて笑、15分ぼと待ちました。
上から穂高山荘のテント場が見えたので、幕営したい東面に狙いを定めながらハシゴを下った。
テン場は暑かったのですが、雲で陰る時間が早く、それまで小屋の影に入ったりして快適に過ごすことができた！
テン場では右隣りにご夫婦、左手には
一日で上高地から槍、キレット、北穂、涸沢岳と来た超人の方だった。
ご夫婦の方は同じく岳沢から上がってきたとのこと。色々お話し下さりお付き合いありがとうございました😊
この日も15:00以降になってもテン場を訪れる方が多く場所がないとあたふたされている様子でした。
夕食は小屋でいただきました。
翌日の天気予報は午後から雨☂️
３日目
涸沢岳から北穂高南峰、北穂高北峰、北穂高小屋を目指す。この日は
予定3時間半（休憩込み4時間半）
小屋泊の予定
4:50穂高岳山荘出発
日の出を眺めながら涸沢岳を登る。
涸沢岳標識のある3110mから北に三角点のある3103mから信州側のクサリを降下しないといけないのだか、見落とし一瞬尾根沿いを進んでしまった。
信州側のクサリの降下を起点に最低鞍部までの間かもっともハードだった。
次にクサリを掴みながら水平移動する場所、結構距離が長い。
8:00北穂高山荘到着
ゆっくり慎重に行動して休憩込みで3時間だった。
むかしヨメと北穂から涸沢岳を歩いた記憶とは全く違っていて。改めて大変な場所だったのかと認識。
暑さの影響は無く。緊張もありつつ楽しく快適に行動出来た。
小屋の受付は11時開始
それまでテラスでレモネード頂いたり、有料の山小屋WiFiが利用出来たののでネット見たり会話したり過ごした。
午後14時過ぎにはバチバチと音が鳴るほどの大雨、17時まで続く。
11時ごろ長谷川ピークあたりで体調不良で行動出来なくなった方が遭対協の方々に救助されたようで15時20分ごろ雨の中テラス直下に隊員の姿が現れた。1人がロープを掛け安全確保をしながら残りの隊員が交代で要救助者を背負い慎重に一歩一歩行動する姿に感動する。
17時ぐらいは雨の中、キレット方面から上がってくる方が見えた。小屋直下の急登ではペースが上がらないようだ。テラスから皆さんが見守りがんばれ～とエールを送った！
夕食後は雨も上がり綺麗なサンセットタイムとなった！
４日目
北穂高小屋から大キレット、南岳、中岳、大喰岳、槍ヶ岳、殺生ヒュッテテント場へ
11時から雨予報、予報通りだったら殺生ヒュッテは諦めて、槍ヶ岳山荘で先に幕営かなと予定変更も想定してみる。
休憩込みで9時間半の計画
南岳小屋には9:50到着予定
早くて9:00だろうと想定。
早朝から遭対協の方と会話することができた。くれぐれも地面を陽が照らし初めてから行動するように、午後は雨なので時間をより意識するようにとご指導を頂く。
昨夜は12時に目が覚めてからドキドキして寝れなくなってしまった。昨日キレットから来られた方々が、難しかった、怖かった、下りだったらもっと怖いだろうなどの会話を聞かされた影響もあり、より緊張が高まったためでもあった。
4:41出発
地面は雨の影響も無くドライだった。
小屋直下を降下していく。皆さんからご指摘通り滑りやすいので後ろ向きになりクライムダウンで丁寧かつ慎重に下る。
昨夕に話相手になって下さった方が
上から手を振る姿が見える。
感謝の敬意を心の中で感じありがとうございましたとこちらも手を振り返す。
ペンキマークの見落としがないよう、一旦立ち止まって周囲を見渡し指差し呼称で確認した。
小屋から飛騨泣きまでの標高差が大きい
登りは相当しんどいだろうと感じる。
飛騨泣き区間は一瞬だった！
長谷川ピークも一瞬で終わる。涸沢岳～北穂の区間の方が大変だと思ったのが正直な感想。長谷川ピークを終えると少し広くなり緊張感も和らぐ、キレットで小休止
南岳小屋が見えた時は今までの景色と全く違って穏やかな稜線の先に槍ヶ岳が見えてめちゃくちゃ感動した！やったーという達成感も大きかった。
南岳小屋到着8:00
非常にゆっくり歩いてきたにも関わらず早めの到着。時間に余裕が出来る。
ここで予定通りラーメン補給する。
ずっと穏やかな稜線に続く先には槍ヶ岳が見える！一番の目標である槍を眺めながら憧れの稜線歩き、充実感万歳。４日目にして靴擦れも全く無く快適にペースも上がる。しかし目の前に巨大な中岳の聳え立つ姿を目の前にした時、愕然とする、
えー登るの～って独り言を言いながら頑張った！
大喰岳ではご夫婦に撮影をお願いする。すると『シャツ裏返しじゃないの』とご指摘あり、その通りだった笑
飛騨乗越で目の前に黒い雨雲が現れる。ここで天気予報がチェックする。どうやら雨の振り始めは遅れて14:00に変わっていた。予定通り槍ヶ岳を登頂して殺生ヒュッテまで向かうことが出来た！
テン場では高校生の登山部のテントに囲まれる。15:00から雨、16時には強くなった。
夜はイベントがあって、リピート山中さんという方のライブに参加する。
歌詞も良かったし貴重な経験であったと改めて感動する。
そしてその後にどうやら腰を痛めたようであることが判明。湿布をお尻と腰に貼って寝る。
最終日
出発準備に手間取る。天気予報は12時から雨
久々の槍沢の風景に何度も振り返る。やっぱり美しい。何度も見惚れる。
途中の水場で給水。とても冷たいので一口飲むと生き返る！
出発して樹林帯の日陰に入るまで相当暑かった！また早々と足裏が痛くなる😓親指が靴擦れしてるようだ。歩くペースが急に落ちる。太ももも痛くなる。槍沢ヒュッテで親指に絆創膏を貼り徳沢まで頑張る。
徳沢で食事。その後はお楽しみのソフトクリーム、上高地まで残りの2時間を頑張った。
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