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www.yamareco.com/modules/diary/15102-detail-49763
を拝見し、同じ地域に住んでいながら、私は白いタンポポなど見たことがなかった(と記憶する)ので、場所は荒川の土手のごく限られたところとのことなどnori3様にお聞きして、この珍しい花を天気のいい今日、見に行ってきた。
で、その前の話なのだが、その日記を拝見した後、うちの庭を歩いていたら隅っこに白いタンポポが咲いているのを発見したのだった。
とほほ。「灯台もと暗し」とはこのことか・・・。
ただ、nori3様が見たものと同じ種類かどうかは全く不明。そこで、やはり荒川土手のタンポポは見てみないわけにはいかなかった。
お聞きしておいたポイントに車を停め、河川敷に下りてみたが、タンポポはあらかた綿毛になっていて、咲いているのなど見あたらない。
あちらこちらを探索して見つからないので、もうみんな散ってしまったのだろうと諦めかけたところでなんと二株だけ咲いている白いタンポポを見つけた。
観察してみるが、うちの庭の奴とよく似ているがちょっと違うような気もする。花を見分ける時には花弁の裏側、ガクの方も大切なのでそちらも眺めてみたがさほどの特徴もない。
ただ、やはり普通見かけるセイヨウタンポポより一回り大きい感じがするのだった。
結局、私にはこの花の名前を確定するほどの知識もなく、写真だけを撮って帰ってきたのだった。
いや、花は難しい・・・。
タンポポを探した土手にはすでに「ヤグルマギク」が咲き出し、その青い花のどれにもオレンジ色の「ベニシジミ」という蝶が留まっていたのが印象的だった。
写真左)私の家の白タンポポ
写真中)荒川土手の白タンポポ
写真右)ヤグルマギクとベニシジミ
無事に場所が分かり良かったです。
私の写真はam10:00頃で花が完全に開いていなかった。
それになかなか行けなくて、、、
早速ありがとうございますm(_ _)m
今回の情報発信元、あぶちゃんさんのブログのたんぽぽ
花の真ん中あたりが違う種類みたいに見えますが
いかがでしょう?
それにしてもご自宅に白いタンポポとは驚きです
荒川のと同一種でしょうか、、、
pasocomさまのお庭は特別保護区にして
追跡のご観察ぜひお願いいたします。
そういえばヤツガタケタンポポという固有種もあるようですね。
昨年一生懸命探したけど見つかりませんでした。
復習の勉強しておかなくちゃ
ネットで得た「付け焼き刃」の知識ですが・・・
1)タンポポの「花」のような箇所は、実は「花」の集合したもの。「花」はその形から「舌状花」といい。集合体は「頭状花序(頭花)」というらしい。
ま、これは聞いたことあるような(^^)。
2)「頭花」の裏側、「ガク」に見える箇所は「総苞」という。(ただし調べた限り、ガクと総苞の違いは私には理解できていない。)。
タンポポの場合、総苞は二重になっていて「総苞外片」と「総苞内片」と呼ぶ。
3)タンポポの総苞の先端部は尖っており、これを「角状突起」という。
4)WIKIPEDIA「シロバナタンポポ」によれば、これは「カンサイタンポポとケイリンシロタンポポが交雑して出来た種である事が確認されている。」のだそうな。
5)「カンサイタンポポ」は黄色い花。
一方「ケイリンシロタンポポ」は白い花を持つ。
ケイリンシロタンポポは、九州の北部を中心に分布しており、島根県や岡山県など中国地方の一部でも確認されている。
6)WIKIPEDIA、その他サイトによれば、日本には他に白い花を持つタンポポは「キビシロタンポポ」「オクウスギタンポポ」「ツクシシロタンポポ」がある。
・キビシロタンポポ=岡山県と広島県東部しか分布していない。
・オクウスギタンポポ=東北地方(特に宮城県)に多く分布。「総苞」の形がシロバナタンポポとは全く違う。
「ぴちっとして丸っこく卵の底側のように見える。総苞外片は太く短めで先端をややつまんだ卵形〜広卵形(水滴形)。」とのこと。
http://pectdata.blog33.fc2.com/blog-entry-10.html
7)総苞全体の長さに対する総苞外片の長さは種によって異なり、シロバナタンポポでは約1/2、ケイリンシロタンポポは2/3、ツクシシロタンポポは約3/4である。
ただし「シロバナタンポポの総苞外片の長さや角状突起の大きさは、同一クローンでありながら、地域や開花時期によってかなりバリエーションがあり、単純に総苞外片の長さと角状突起の大きさだけでケイリンシロタンポポと見分けるのは難しい」とのこと。
http://taraxacum.sblo.jp/article/41743658.html
8)シロバナタンポポの総苞外片の先端(角状突起)は鳥の頭のようなかたちをしている。
http://www.fukuoka-edu.ac.jp/~fukuhara/keitai/tanpopo.html
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荒川土手のタンポポについては、分布範囲からして「キビシロタンポポ」である可能性は低い。
また「オクウスギタンポポ」とは総苞の形が違う。
近いのは、やはり片親である「ケイリンシロタンポポ」だが、これを見分けるのは相当難しそう。
ただ、総苞外片の比率は1/2に近く、「鳥の頭のような角状突起」もあるので、「シロバナタンポポ」と判断してもいいような気がする。
というところです。
下の写真は私が昨日撮影しておいた荒川土手のタンポポの総苞側写真です。
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ヤツガタケタンポポは私もこの夏こそ確認したいと思っているものです。下記サイトによれば、やはり総苞の様子で見分けるよう。
http://home.r07.itscom.net/miyazaki/garden/yatsu-special.html#yatu-tanpo
「八ヶ岳や南アルプスの標高が高いところで7−8月ごろタンポポを見かけたらまずこれだと思えばいい。」とのことですが、昨年、私が9/4に行者小屋前で見たのがこれかもしれません。ただもちろんそのころ総苞を見てみるなど思いもよらずで・・・・。
写真バッチリ
裏側には鳥の頭のようですね。
わたしもシロバナタンポポに間違いないように思います。
私の方はあれからいろいろなことがあり
ヤマレコにはとても手が回りませんでした。
気になっていた、つぼみ状のものも
リンクしていただいたシロバナタンポポの
3枚目の写真と同じです。
いろいろ調べていただき
ありがとうございました。m(_ _)m
スッキリしました
今日になってネットで調べ始めて、どうも「総苞」というのが見分けポイントになるらしいと。
日記に書いたように「花を見分ける時には花弁の裏側、ガクの方も大切」がバッチリ。写真も撮ってあったのが幸いでした。
花の中心部にある「つぼみ状のもの」はあったりなかったりで意外と見分けのカギにはならないようでした。
それにしても、今回調べて行き当たったサイト「大日本たんぽぽ党」(^^)。いやあ、ディープでした。
「9酵素14遺伝子座のアイソザイムを調べた結果、採集したシロバナタンポポには2つのクローンが存在することがわかり、従来のシロバナタンポポと異なるクローンは2n=32の4倍体だったそうです。」
とりあえず、まったく理解できていません。
高校時代も「生物」はあまり得意じゃなかった・・・。
むずかしいです。
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