米山から下山して時間があったので海を散策することにする。
…線路の下のちいさなトンネルをくぐると
そこは漁村。昼下がりの漁村はひっそり静まり返っている。
軒下にハリセンボンを吊るした家があった。
何に使うのだろうか…?
すぐに海に出る。
岩は私の遊び場。磯も私の遊び場。
夢中で魚を捕まえていると、
あっという間に潮が満ちて
岩を飛び移れなくなってしまう。
時々列車が通る。車窓からの夕日も格別だ。
震災後久々に訪れた柏崎は
自衛隊9万人、ガス復旧作業者6万人、
多くの人々が去ってしまった寂しい町だった
海は本当にひっそりとしていた。
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