ぜんまいは、春の山菜であるが、
アクが強く、そのままでは食べられない。
春過ぎ。山で採ってきたぜんまいは、
ワタを外して(葉っぱになる部分に綿を被っている )
下茹でして、軒先の茣蓙(ゴザ)の上、太陽の元でじっくりと干される。
干しながら、1日に何度も何度も揉んで柔らかく仕上げる。
口に入るまでに、
とても手間のかかるごっつお(ご馳走)だ
今日はぜんまいの煮物を作る。
新潟で手に入れた干しぜんまいを水で戻す。
それを火にかけて沸騰手前で火を止める。
そのまま一晩置いて戻しは完了。
干しぜんまいは、とてもいい香りがする。
海の物とも、山の物とも言い表せない、
お日様の香りがする。
戻したぜんまいは、食べやすい長さに切り、
今日は人参とたけのことさつま揚げとしらたきと一緒に煮含めた。
ぜんまいは油との相性が非常によく、
炒め煮にしたり、油揚げともすごく合う。
田舎のおばあちゃん(おじいちゃん?)が一生懸命揉んだぜんまい。
それを思いながら食べるとまた一段と美味しく感じる。
調理に手間のかかるいわゆるスローフード。
家の中でゆっくり過ごすこの時期こそ作り時。
さて、次は『干しかすべ』(エイ)を煮よう。
私にとって『かすべ』は年末のごっつおなのだ。
私も実家でよく食べていました。山菜大好きです。
干しぜんまい(に限らずだけど)、口に入るまで手がかかっているんですね。
若いのに色々料理するんですね。私は昔から苦手。余り食べることに興味持てなくて手間のかかるもの作らない。でもこのところ、煮物をよく作るようになったかな?干しぜんまいも知ってますよ。でもわたしの母は作らなかったからはじめ知らなかった それでもウン十年主婦してきたから。面倒がらず作らないといけないね。
私は、両親共働きで、
母はほとんど家にいなかったため、
今思い出すのは全ておばあちゃんの味です。
(煮物や山菜大好きです。)
キノコ狩りや山菜採りや釣りに
連れて行ってくれたのはおじいちゃん。
祖父が亡くなり、祖母が認知症となった今、
両親に聞いても、キノコも山菜もさっぱり分からず
もっと色々学んでおけばよかったな。と後悔されます。
梅雨前に山で笹を取り、よもぎを採り、
もう一度、笹だんごをおばあちゃんと一緒に作りたいな…。
叶わぬ夢です。
仙人はゼンマイ採りの名人ですよ。3年前のものも食べています。此方は、4月の終りからとり始めて5月の中頃まで採ります。生えるところが分かるのでその季節になると体が勝手に山へ向かうのですよ・・・山菜採りが登山の準備体操みたいなものです。
白神仙人さま>
ぜんまいが採れるっていいですよね。
私は、ウドも大好きです
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