放送大学でバイオサイエンスの勉強をしてますが、その中にインシュリンの話が出てきました。糖尿病患者、特に重い�況薪�尿病や�儀薪�尿病の患者では必須の薬ですが、従来はブタの膵臓から抽出して製造されていましたが、供給も不安定で増大する糖尿病患者に対する供給が不足する事態も起きていました。
また、ブタインシュリンとヒトインシュリンは構造が1箇所違っており、アレルギーなどの強い副作用にも悩まされていました。インシュリンの化学構造はアミノ酸21個からなるA鎖とアミノ酸30個からなるB鎖が2箇所でS−S(ジスルフィド)結合したペプチド(タンパク質)で、このB鎖の30番目のアミノ酸がブタではアラニン、ヒトではトレオニンとなっています。
現在ではインシュリンは遺伝子組み換え技術により、ヒトインシュリンが大腸菌により安定的に製造され、副作用問題も解決しています。このヒトインシュリンは遺伝子組み換え技術によってオランダのノボルディスク社によって開発された、世界でのバイオ薬品第1号だそうです。また、このヒトインシュリンに飽和脂肪酸(ミリスチン酸)を付加して体内での持続時間を長くしたインシュリンも開発販売されています。持続型では薬品名ランタス、速効型ではノボラピッドなどです。
インシュリンの必要な人でも糖質制限をしてインシュリンの量を出来るだけ少なくすることにより、血糖値の乱高下を防ぐことが出来ますし、糖質制限がしっかり出来れば、インシュリンや薬は不要になる人が殆どです。インシュリンは有用な薬ですし、人類の英知の産物でもありますが、薬は使わずに済むのが一番です。
wakaさん、こんにちは。
興味深い話でした。
インシュリンは筋肉の回復にも影響すると聞きましたので糖尿の方は大変ですね。
ところで、糖尿病になると短気になるというのは本当でしょうか。
職場に最近血糖値を指摘された方がいるのですが、どうも最近ちょっとしたことで切れてしまうことが多くなり、周りの方も困惑しています。
よく食べるパワフルな方で、深夜までよくご一緒するため、ちょっと心配しています。
MATSUさん、こんばんは。
筋肉の回復とインシュリンは関係ないと思います。
ちょっとしたことで切れてしまうのは、糖尿病と無関係とは言えません。高血糖により血管が痛みますが、それにより脳血管の痛みにより、精神的に切れやすくなる可能性はあります。しかし、元々の性格の影響の方が大きいと思います。
糖尿病放置の人はアルツハイマーになる人も多い様です。
うむ、、もう私は統合失調症、アルツハイマーの入り口に佇んでいるのかもしれません。くわばらくわばら。さらにがむばります。
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